【news】『漫画 君たちはどう生きるか』100万人の生きるヒントになった、感動のベストセラー
歴史的名著『君たちはどう生きるか』。漫画版は世代を超えて読まれ、100万部突破
80年の時を超えても色あせないメッセージ
1937年の出版以来、80年以上にわたり多くの人に読み継がれてきた吉野源三郎さんの小説『君たちはどう生きるか』。いじめや貧困、格差、教養など、人が生きるうえで必ずや対峙しなくてはならない大きなテーマを子どもと大人の目線で丁寧にえがく名著が漫画版になり、今大ヒットしていますよね。昔も今も変わらないテーマに、主人公のコペル君と叔父さんは真摯に向き合う姿に、一緒に考え、自分の原点を思い出す人も多いのではないでしょうか。
発売当初から原作本を知っている世代からの支持をうけ売行き好調だったという『漫画 君たちはどう生きるか』。もともと読んだことのあった祖父母や親世代が「自分の子や孫にぜひ読んでほしい」「友達にもすすめたい」とプレゼントの需要も多いのだそうです。
まだの方はぜひ手に取ってみてくださいね。
漫画版 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』
出版社からの内容紹介
人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。
出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著が、初のマンガ化!
1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が数多く示されています。
そんな時代を超えた名著が、原作の良さをそのままに、マンガの形で、今に蘇りました。
初めて読む人はもちろん、何度か読んだことのある人も一度手にとって人生を見つめ直すきっかけにしてほしい一冊です。
絵本ナビスタッフも読んでみた!
年末年始のお休み中にひとりで読んでいたら、漫画ということで小学生の娘も関心を持ち、一緒に読むことができました。
漫画にすることで、垣根を低くし、子どもも自ら手に取れるようになったことで、原作でも漫画でも変わらない普遍的なメッセージがより多くの人たちに届くようになったのは、本当に素晴らしいと感じました。
実際、小学生のときに父親から手渡された原作は、当時の私にはとても難解で、眠くなりながらなんとか活字を追って「読んだ」ことにしてしまった記憶がある私。今回の漫画版でこの本と再会できました。
さらに、娘と一緒に読むことで、少しわかりやすく話をしたり、どう思うか?などを語りあえたことで、ひとりで読むよりも深く考えるきっかけになりました。娘自身はわかったようなわからないような表情のことも多かったですが、少しずつお友達関係も複雑になってくるこの時期に一緒に読めたことはきっと娘にもパワーになるのでは、と感じました。
まだ小学校低学年の娘ひとりでも漫画部分だけでも読みかえせるよう、漫画部分だけルビを振ってみました。何度も読み返したい、素晴らしい1冊でした。
新装版の小説も人気!漫画の次にこの1冊!
出版社からの内容紹介
池上彰さんも子供時代に感動!
日本を代表する歴史的名著が、マンガ化と同時に読みやすい新装版で刊行!
「ヒューマニズムに根差した良い本は、時代を超えて人々の心をつかむのです」
(ジャーナリスト/池上彰さん)
1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
今回前書きを書いてくださった池上さんも、小学生時代に、父親から渡された当初は読もうとしなかったのですが、気がつくと夢中になって
どんどん読み進んでいたと言います。
人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、数多くの生き方の指針となる言葉が示されています。
活字も大きくなった読みやすい新装版で、ぜひ、色褪せない名作の面白さを堪能してください。
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |