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おしゃべりOKの展覧会!『tupera tupera + 遠藤幹子 しつもんパーク in 彫刻の森美術館』開催

しつもんにこたえて つながる あそべる『tupera tupera + 遠藤幹子 しつもんパーク in 彫刻の森美術館』

彫刻の森美術館で、絵本を中心に多彩な活動を続けるユニットのtupera tupera(ツペラ ツペラ)さんと空間デザイナー、建築家の遠藤幹子さんが手掛ける『しつもんパーク』が、2023年4月28日(金)から2024年3月31日(日)まで開催されます。

開催趣旨

館内に設置されたtupera tupera 著「しつもんブック100(青山出版)」をベースにした100のしつもんに答えながら美術館をめぐる、“ 人と人”、“ 人と場所” がコミュニケーションでつながる、おしゃべりOKの参加型展覧会です。絵本の原画展示や子どもが楽しめる体験型アート作品も登場。また、絵本やグッズが充実したショップのほか、カフェではオリジナルドリンクなども展開。年齢を問わず屋内・屋外ともにエリア全体で楽しめる企画です。

概要

展覧会名:tupera tupera + 遠藤幹子 しつもんパークin 彫刻の森美術館

アーティスト:tupera tupera(ツペラ ツペラ)、遠藤幹子

会期:2023年4月28日(金)~ 2024年3月31日(日)

会場:彫刻の森美術館 (アートホール/ ポケっと。/ 丸太広場キトキ/ カフェ/ 屋外展示場)

開館時間:9:00〜17:00(⼊館は閉館の30分前まで)

料金:美術館入館料(下記ご参照ください)

休館⽇ :なし(年中無休)

主催:彫刻の森美術館(公益財団法⼈ 彫刻の森芸術⽂化財団)

協力:株式会社ネオテリック[青山出版]/ 株式会社クオラス/ ブックハウスカフェ/ 私立珈琲小学校

特設サイト:https://www.hakone-oam.or.jp/specials/2023/shitsumonpark/

●グラフィックデザイン:小熊千佳子

彫刻の森美術館について

四季折々の雄⼤な⾃然が楽しめる箱根。彫刻の森美術館は、その⾃然を⽣かして1969 年に開館した、国内で初めての野外美術館です。緑豊かな屋外展示場に、近・現代を代表する彫刻家の名作約120 点が常設展⽰されています。また、ピカソ館をはじめとする室内展⽰場や、⼦どもたちが体験できる作品、天然温泉の⾜湯もあり、⼼豊かな憩いのひとときを過ごすことができます。

彫刻の森美術館( THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM )

運営:公益財団法⼈ 彫刻の森芸術⽂化財団

所在地:〒250-0493 神奈川県⾜柄下郡箱根町二ノ平1121

Tel:0460-82-1161  

Fax:0460-82-1169

www.hakone-oam.or.jp

アクセス:詳細は当館ウェブサイトをご覧ください。

電車|小田原駅→小田急線箱根湯本駅→箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分

バス|小田原駅→小田急線箱根湯本駅→箱根登山、伊豆箱根バス「二の平入口」下車、徒歩5分/箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森」下車

入館料:大人 1,600円、大学・高校生 1,200円、中学・小学生 800円、未就学児 無料

 ※団体割引、障害者割引あり 

 ※学生の方は証明書をご提示ください

※毎週土曜日はファミリー優待日 (保護者1名につき中学・小学生5名まで無料)

彫刻の森美術館 施設紹介写真

「しつもんブック 100」(青山出版)について

しつもんブック100

しつもんブック100

かぞく、ゆうじん、はじめてあったひと、みんなにきいてみたい100のしつもん。おとなもこどももあそべる、コミュニケーションブック。

この本には、家族や友人、初めて会った人、みんなに聞いてみたい100の質問が書かれています。持ち歩いてたくさんの人に質問してみよう。すると、今まで知らなかった、相手の意外な一面が見えてきて、ビックリ!

SNS で遠くの人と簡単につながれる、デジタルの時代。そんな時代だからこそ、今、目の前にいる人と人とが、本というアナログなツールを通じて、より深くつながってほしいという想いから、この本は生まれました。古くて新しい、大人も子供も遊べる、スマホ型コミュニケーションブック。

「しつもんブック100」

著:tupera tupera

青山出版 A6判変形 上製本 128 ページ

定価:1,430円(本体 1,300円+税)

「英語版しつもんブック 100」英語版もショップにて販売します

展示・見どころ

「100のしつもん」で、相手と繋がる

館内に設置されている“しつもん”に答えながら、彫刻の森美術館のアート鑑賞を楽しめる企画です。

こどもだけでなく、年齢を問わずに楽しめます。

「しつもんブック 100」からの“しつもん”にプラスして、美術館オリジナルの“しつもん”も用意しました。“しつもん”を通して、他者の考え方や価値観の違いを知ることでお互いを理解することができます。

しつもんパネル ハート ⓒtupera tupera

ファミリーで楽しめる「遊びのコーナー」や「絵本のコーナー」を設置

メイン会場となるアートホールには、遠藤幹子さんが設計した体験型アート作品を展示。子供たちが遊びを通して、色彩の美しさや造形の面白さを発見することを目的としています。また、展示室内ではツペラツペラさんの国内で出版された絵本の数々を手に取ってご覧いただけます。子供も大人も楽しめる絵本の世界をこの空間で体感してください。

tupera tuperaの絵本原画を特別展示

アートホール内に本展のきっかけとなった『しつもんブック 100』のほか、近著『きゅうきゅうブーブー』『めがねがね』の絵本原画を展示します。ハサミを使って丁寧に切ったパーツを貼り合わせて制作された原画の質感や色彩を、出版された絵本とともにご鑑賞ください。

tupera tuperaさん来館イベントを開催予定

会期中、tupera tuperaさんも来館! トークやワークショップなどを開催する予定です。

 

※ 詳細は展覧会ウェブサイトやSNS でご確認ください。随時、イベントの最新情報を更新していきます。

特別カフェメニューや限定グッズも予定

ショップでは、tupera tupera さんの絵本やグッズを販売します。

カフェではオリジナルドリンクなども展開します。

 

※ 詳細は展覧会ウェブサイトやSNS でご確認ください。随時、イベントの最新情報を更新していきます。

アートホール

メイン会場となるアートホールには、「しつもん」のパネルを多数設置。tupera tupera の絵本原画コーナーや、絵本を手にとって閲覧できるコーナーがあります。さらに、遊びを通じて体験できるコーナーもあり、どなたでも楽しめる空間を提供します。

絵本原画コーナー(イメージ)
絵本閲覧コーナー

遊びを通じて体験できるコーナー(体験型アート作品)

※遊べるのは12 歳以下となります。

《シルエット どうぶつえん》

みんながよく知っている動物のかたちをしたふわふわ作品があるよ。すわったり組み合わせたりしてみてね。

(イメージ)

《ヤッホーやま》

しつもんパークの一番高いところにのぼってさけんでみてね。

(イメージ)

《ちからもちの き》

木についている石を持ち上げられるかな?ちからだめしにちょうせんしてね。

(イメージ)

《うみにおっこちないで!》

うみに落ちないように橋を渡りきれるかな?体のバランスを使ってね。

(イメージ)

《そらとぶ くも》

ふかふかした雲のうえにのって、不思議な体験をしてみよう。

(イメージ)

“しつもん”を館内各所に設置

“しつもん”のパネルは、美術館のさまざまな場所にもあります。“しつもん”に答えながら館内を巡ることができます。

英語での“しつもん”も順次展開する予定です。 

※詳細は展覧会ウェブサイトやSNSでご確認ください。

(イメージ)

アーティストプロフィール& メッセージ

tupera tupera(ツペラ ツペラ)

撮影:鍵岡龍門

tupera tupera(ツペラ ツペラ)

亀山達矢と中川敦子によるユニット。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、商品企画、テレビや舞台、空間のアートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。著書に「かおノート」(コクヨ)「やさいさん」(学研教育出版)「いろいろバス」(大日本図書)「うんこしりとり」(白泉社)など多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK E テレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。絵本「しろくまのパンツ」(ブロンズ新社)で第18 回日本絵本賞読者賞、Prix Du Livre Jeunesse Marseile 2014(マルセイユ子どもの本大賞2014)グランプリ、「パンダ銭湯」(絵本館)で第3 回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ、「わくせいキャベジ動物図鑑」(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年に第1 回やなせたかし文化賞大賞を受賞。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻 客員教授、大阪樟蔭女子大学 客員教授。

http://www.tupera-tupera.com/

しつもんは まほうのことば

しつもんをすると あたらしいなにかがうまれます

きみのとなりの たいせつなひと

はじめてであった しらないひと

このパークで たくさんのしつもんをしてみてください

しつもんをとおして ひととひととのかんけいが もっとふかまったり

きのあうひととの であいがあったら うれしいです

さあ おとなも こどもも しつもんパークをたのしもーん!

遠藤幹子(えんどう みきこ)

撮影:栗原 論

遠藤幹子(えんどう みきこ)

空間デザイナー、建築家。(一社)マザー・アーキテクチュア代表理事。「大人から子どもまで、みんなが創造力を育める場づくり」をテーマに、公共文化施設や保育・教育施設などの空間デザインを多数手がける。主な作品に、NHK E テレ「いないいないばあっ!」(2011年)、途上国の住民主体の建築計画「ザンビアのマタニティハウス」(2011年〜)、日本科学未来館「おやっ?こひろば」(2014年)、三重県立博物館「こども体験展示室」(2014年)ほか。主な受賞歴に、東京建築士会これからの建築家賞(2015年)ほか。

http://mother-architecture.org

みなさん こんにちは。しつもんパークへ ようこそ!

ここは tupera tupera の かわいいしつもんが ちりばめられた

たのしい たのしい こうえんです。

 

ちょうこくのもりの ひろい そらのしたで

おもいっきり あるいて さがして のぼって ねそべって

たのしんでもらえる くうかんを デザインしました。

 

これまで いくつのしつもんに こたえられたか?

そとにも まだまだ たくさんのあそびが まってるよ!

ふだん なかなか おもいきり あそぶことが

むずかしいかも しれないけれど、

きょうは ここで おともだちや ごかぞくと

めいいっぱい たのしんでくださいね。

 

そして みんなが あんしんして あそべるよう

ちゅういじこうも しっかり まもってくださいね。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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