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【ご招待券プレゼント】「花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼」@世田谷美術館

まだ記憶に新しいNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のモデルの大橋鎮子さんらとともに、後に「暮しの手帖」となる家庭雑誌を創刊し、30年にわたり編集長を務めた花森安治さん。

 

編集者であり、装丁家、イラストレーター、コピーライター、ジャーナリストでもあるその精力的な手仕事の数々を紹介する展示が、世田谷美術館で2017年2月11日から開催されます。

編集部の花森安治 1972年

「暮しの手帖」創刊編集長・花森安治の仕事展が2月11日から開催!

日本の暮しをかえたマルチ・アーティストの仕事とは?

この展覧会では、花森安治さんが戦後の日本社会に問いかけてきた「美しい暮し」をデザインや編集の仕事から紐解きます。

 

「衣食住」を基本におき、もののない時代に、花森さんは、工夫とアイデアを使って、より豊かな暮しを読者に提案してきました。電化製品が普及した高度成長期には、「日用品の商品テスト」を実施したり、公害問題や食品添加物に対しても社会への警告をペンをとり訴えました。

 

今では考えられませんが、30年間にわたり一切広告を入れずに発行100万部に迫るまでに雑誌「暮しの手帖」を成長させ、その表紙画から、カット、レイアウト、新聞広告、中吊り広告、取材や執筆はもとより、制作から宣伝まで、すべてを手掛けていたというのだから驚きです。

『暮しの手帖』1世紀1号 1948年9月
『暮しの手帖』1世紀74号 1964年5月
新聞広告2世紀7号
誌面「物をたいせつに」116号

花森さんが全身全霊をかけて打ち込んだ出版活動やその思想を、貴重な展示物と共に探るこの企画展、是非ご覧くださいね!

展示会情報

  • 展示名:「花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼」
  • 開催期間:2017年2月11日~4月9日
  • 休館日:毎週月曜日※3月20日は開館、翌21日は休館
  • 場所:世田谷美術館
  • URL:http://www.setagayaartmuseum.or.jp/index.html
掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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