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【ランキング】今週の絵本売上ランキングBEST10は?(2022/4/4~ 4/10)

今、絵本ナビで話題になっている絵本は? 売れている絵本は?絵本ナビの絵本売上BEST10のランキングを見れば絵本業界の動きが見えてくる!?1週間分のランキングを毎週発表していきます。気になった作品があればのぞいてみてくださいね。

 

今週は磯崎編集長によるテレビの紹介もあった話題の本が上位にランクイン。

今週の絵本売上ランキングBEST10は?【2022/4/4~ 4/10】

おかあさんといっしょ あつこお姉さん 卒業記念写真集 笑顔と元気をありがとう

おかあさんといっしょ あつこお姉さん 卒業記念写真集 笑顔と元気をありがとう

NHK・Eテレの国民的幼児番組「おかあさんといっしょ」のうたのお姉さん・小野あつこさんが今年度をもちまして、番組を卒業することになりました。在任期間は6年。長きにわたってうたのお姉さんを務めてきた、小野あつこさんの想いがぎっしり詰まった卒業記念ムックです。

へいわとせんそう

へいわとせんそう

「へいわ」と「せんそう」。

確かに違う、このふたつ。
平和の方がいいに決まってる。

…だけど。
「へいわのボク」と「せんそうのボク」ではなにが変わるんだろう。

詩人・谷川俊太郎と、一度見たら忘れられないモノクロームのドローイングが話題のイラストレーターNoritakeが取り組んだ、平和と戦争について考えるこの絵本。左右のページにはさまざまな人や物や場所の「へいわ」の状況と「せんそう」の状況が並び、ひとめでその違いが見えてくる。

例えば…
「へいわのボク」はいつも通り。いつもと同じに立っている。
「せんそうのボク」は座り込んでしまっている。

「へいわのワタシ」は勉強をしている。これもいつも通り。
「せんそうのワタシ」は何もしてない。

「へいわのチチ」はボクと遊んでくれて、「せんそうのチチ」は完全武装をして一人で闘っている。「へいわのハハ」は絵本を読んでくれるけど、「せんそうのハハ」は…。食卓を囲む「へいわのかぞく」、食卓には誰もいない「せんそうのかぞく」。手に持っているモノだって、木や海や街だって、明らかに全然違う。

それは、行き来が可能な世界ではない。
「せんそう」が終われば戻る世界でもない。
何かがなくなった、だけでは終わらない。

どこまでも深い「黒」と、少し光を放つような「白」の2色で構成されている場面に、シンプルだけど、これ以上ないくらいわかりやすい「ことば」。この絵本のどのページを見ても、まるでマークや記号のように、直接、目と頭に働きかけてくるのです。そして頭に残るのです。

でも、谷川さんは最後に大切な希望を見せてくれます。それは…。

(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

https://www.ehonnavi.net/ehon/123663/%E3%81%B8%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%A8%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%9D%E3%81%86/

せかいで いちばん つよい国

せかいで いちばん つよい国

むかし、大きな国がありました。その国の大統領は「せかいじゅうの 人びとを しあわせにするため」に、いろいろな国へ戦争をしにいきました。自分たちと同じように暮らせるのだからと、次々に征服をしていったのです。

とうとう、征服されていない国はたった一つになりました。とても小さなその国だけれど、残しておくのも気持ちがわるいものです。ところがおかしなことが起こります。その国には兵隊がいないどころか、なんだか歓迎をしてくれているようにすら感じるのです。彼らはお互いにおしゃべりをし、歌をならい、台所に立ち、やがて仕事を手伝うように……! 戦いにもならないこの征服を終え、大統領は満足した表情で言います。

「せかいをすくう せいぎのみかた! 大きな国は つよい国!」

だけど本当にそうでしょうか? 彼が自分の息子に歌ってあげたその歌は……。

勇ましくも、どこか明るくユーモラスに描かれたこの物語。この絵本には、どちらが悪いとも、戦争が良くないことだとも書いてはいません。けれど、その奥には強い者のゆがんだ論理への皮肉がたっぷり込められているようにも感じます。

「どこかおかしい。何かがちがう」

くり返し読みながら、少しずつ生まれてくる様々な気持ち。その声に耳を傾けながら、大人も子どもも考え続けるきっかけとなってくれる絵本なのではないでしょうか。

(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

https://www.ehonnavi.net/ehon/7805/%E3%81%9B%E3%81%8B%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%A4%E3%82%88%E3%81%84%E5%9B%BD/

4位 もこ もこもこ

もこ もこもこ

「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、みるまに大きくなってパチンとはじけた。詩人と異色の画家がおりなす不思議でおかしな絵本の世界。

5位 きんぎょがにげた

きんぎょがにげた

金魚が1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた?カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。ページをめくるたびに、にげたきんぎょが、どこかにかくれています。子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながら金魚を探して楽しめます。

 

6位 こいのぼりくんのさんぽ

こいのぼりくんのさんぽ

きょうは5日5日。こいのぼりくんが、おそらをさんぽしていると、ねこちゃんが「こいのぼりくーん、のせてー」「いいよー」。でも、ねこちゃんがあんまりはしゃぐので、こいのぼりくん、木のあいだにおっこちてしまいました!さるくんもやってきて「よいしょ、よいしょ」と助けだしますが…。身近な行事に興味を持ちはじめた幼児に、日本の伝統をやさしく伝えるシリーズ。端午の節句のお話。

7位 語りかけ絵本 さくら

語りかけ絵本 さくら

「語りかけもしたいし、絵本を読んであげたい」ママパパのそんな要望に応えた「語りかけ絵本」シリーズ最新刊!花びらが1枚、2枚、3枚‥‥‥。ふと見上げると、満開のさくら。さくらの可愛さとやさしい文章で、読んであげても読んでもらっても幸せな気分になれる赤ちゃんへの語りかけ絵本です。

8位 ぐりとぐら

ぐりとぐら

お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼きにしようか卵焼きにしようか考えたすえ、カステラを作ることにしました。でも、卵があまり大きくて運べません。そこでフライパンをもってきて、その場で料理することにしました。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます……。みんなの人気者ぐりとぐらは、この絵本で登場しました。

9位 いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

赤ちゃんが注目する黒を中心に、生後6か月未満でも見やすいコントラストの強い配色にデザインしたベイビーブック。赤ちゃんが生まれながらに反応する『顔』や、反応のいいとされる『しましま』と『ぐるぐる』がいっぱいのかわいくてカラフルな絵本。

10位 ようこそみんなの世界へ 世界中の子どもたち、ばんざい!

ようこそみんなの世界へ 世界中の子どもたち、ばんざい!

世界中の子どもたちは文化も伝統も違って、とってもおもしろい。本の中に出てくるのは103の国と地域! 世界中のいろんな国の子どもたちがどんな言葉を話して、どんなことをしているか、そして、自分とはどんなふうに違ってどんなところが同じなのかを知ることができます。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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