「小さな絵本館 × こどもえほんだなプロジェクト」東京都板橋区との連携事業にて寄贈第1号が実現。

絵本ナビは、絵本を必要としている東京都板橋区内の子どもの居場所と、それを支援したい人々を結びつけ寄贈を実現する「小さな絵本館 × こどもえほんだなプロジェクト」を展開中です。この板橋区との連携事業にて寄贈第1号が誕生しましたのでご報告いたします。

本プロジェクトは、たくさんの絵本と絵本棚を設置したい板橋区内の子どもの居場所（施設・店舗）と、それを支援してくださる企業・団体・個人様を募り、絵本棚と絵本の寄贈を実現するものです。子どもを取り巻く環境に左右されず、多くの絵本に出会える機会を作り出していく事を目的に、国内有数の「絵本のまち」である板橋区と、日本最大級の絵本情報サイト「絵本ナビ」を運営する株式会社絵本ナビが、2024年10月より連携事業として行っています。

寄贈される絵本は、板橋区で製本されている絵本や、「いたばし国際絵本翻訳大賞」の受賞絵本、親交の深いイタリアボローニャ市にちなんだ「ボローニャ国際絵本原画展」入選作家が絵を描いた絵本等とするなど、板橋区ならではの観点で絵本ナビがセレクト。この点も本取り組みの大きな特徴です。

また本プロジェクトは、実現されることにより下記のSDGsの目標達成に貢献するものとなっており、板橋区や支援者側のSDGs推進に役立てられています。

寄贈先施設・寄贈者については下記の通りです。

2024年11月19日（火）には、ミライアカデミー板橋校にて、板橋区・絵本ナビ・栗山造園も同席で寄贈された「こどもえほんだな」のお披露目会が行われ、寄贈に込めた想いや感謝の気持ちなど、それぞれの立場からコメントが交わされました。

「こどもえほんだな」が設置された様子などは、今後絵本ナビが運営する「絵本ナビスタイル」で紹介予定です。

＜ミライアカデミー板橋校　校長三木 裕氏より＞

生徒さんも保護者の方も手に取って楽しんでおり、寄贈いただき嬉しく思っています。絵本とは五感に訴えるものであり、日常的にあることで子どもたちに良い影響を与え、化学変化が起こることは間違いないと思っています。

＜栗山造園株式会社　代表取締役石井洋美氏より＞

絵本の世界に入り込むことで夢も好奇心も膨らむもの。ひとり親、共働きなど…どんな状況であっても子どもが絵本と触れ合える環境づくりは必要だと思っていました。今回このような形で関わることができ嬉しいです。

＜絵本ナビ株式会社　CEO金柿より＞

板橋区内、行く先々にさりげなく絵本がある街に。これは全国の中でも非常に際立った取り組みです。今後、街中に絵本棚を設置する活動が全国へ広がっていった際に、それは板橋区から始まった、と知られるようになると思います。

絵本ナビでは、設置を希望する板橋区内の子どもの居場所、そして寄贈を希望する企業・団体・個人を募集しています。審査を行い、マッチングが成立後、絵本と絵本棚が子どもの居場所に設置され、寄贈者にはリターンが提供されます。募集にまつわる周知は絵本ナビと板橋区の双方で行い、応募へのアクションを活性化させます。

寄贈1号目誕生を弾みに、今後も本プロジェクトを板橋区とともに進めて参ります。

「小さな絵本館 × こどもえほんだなプロジェクト」詳細

https://style.ehonnavi.net/sdgs/2024/09/09_001.html