【news】算数力アップ!イギリスで「最もわかりやすい」と評判の図鑑が日本上陸
あなたの苦手な教科は?・・・算数。
そう答えてしまう子には思わず「うん、わかる。わかるよ」とうなずいてしまいます。
算数脳、って生まれながらにして備わっているものなのじゃないのかしら・・・。
近年、小学生向けの「算数」に特化した本や図鑑が数多く刊行されています。
算数に苦手意識を持っている子でも、とっかかりやすく、わかりやすく学べる、心強い本がいっぱいですが、
今回新刊ととして登場した本は、理数系教育先進国のイギリスで「最もわかりやすい」というお墨付きがついた一冊らしいのです。
イギリスで評判『算数の図鑑』が日本上陸!
誠文堂新光社から2017年9月13日に刊行された『算数の図鑑』。
理数系教育先進国のイギリスで「最もわかりやすい」と評判になり、算数の基礎をカラフルに図解したビジュアル図鑑を、雑誌『子供の科学』編集部が日本向けに翻訳しました。
数の概念から、計算の工夫、図形から統計の基本までバッチリ身につきます。
子供の科学ビジュアル図鑑 算数の図鑑
その魅力は、STEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)教育に力を入れるイギリスらしく、直感的に理解させやすい図解。
数の概念的な解説から、すばやく暗算するための計算の工夫、図形はもちろん、日本の小学校では少ししか学ばない統計学の基礎や代数の入門編的な内容にまで踏み込み込んでいますが、全項目カラフルな図解でわかりやすく仕上げられています。
創刊93年の『子供の科学』編集部が、現役の小学校教員を監修に迎え、用語を日本の教育現場にそろえるなど、さらに読みやすくなるような工夫を。
理系先進国である欧米の小学生の「世界基準」とも呼べる基礎知識を身につけることができます。
日本の参考書のような学年別のくくりにとらわれず、領域ごとに構成されているので、好奇心の流れを止めることなく、夢中になりながら自然に深い理解へとたどり着くような設計になっているのも、苦手意識を興味・関心へ導いていくきっかけになります。
習熟度別の算数の授業を受けいているお子さんにもピッタリ。
日本の教科書の説明とは一味違った角度からの解説もあり、正解までのアプローチが複数あることの面白さを堪能することもできそうです。
また小学校6年間で習う算数の範囲+αの内容までわかりやすく学べるので、中学入試を考えているお子さんも存分に活用できますね。
【著者プロフィール】
キャロル・ヴォーダマン
ケンブリッジ大学修士、工学専攻。キャメロン政権時代は数学教育に関するアドヴァイザーでもあり、子供や親たちに算数の教育普及活動を続けている。英国の科学番組の司会のほか、オンライン数学スクールも運営している。著書に『親子で学ぶ数学図鑑』、『10才からはじめるプログラミング図鑑』(ともに創元社)など多数。
苦手、難しくて理解できない・・・
そんな意識を持ってしまったお子さんには、一度教科書や参考書を離れて、ぜひこうした図鑑や知育ツールに触れさせてあげてみてください。
特に数や数式の世界に抵抗感を持ってしまった子に、カラフルでわかりやすいビジュアル図解は、気分も変わり、好奇心を刺激しそうです。
親子で図鑑を開く時間も、お子さんにとってはやる気アップにつながるはず。
学習でのコミュニケーションも、ぜひ深めてみてくださいね。
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |