【新刊ニュース】『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』
ドイツ児童文学賞を日本で初めて受賞した読み物『
ひとりぼっちだったサメ次郎の世界が、 手紙を通して得た友だちとの交流で少しずつ広がっていく、 あたたかでゆかいなお話です。
『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』シリーズ5作目
対象年齢:小学校中学年から
<出版社からの内容紹介>
ある日たいくつなキリンが書いた手紙により地平線の向こうに新しい友だちができ、その輪が広がっていくというユニークなシリーズの5作目です。
顔がこわいのでみんな逃げてしまって友達ができない、サメのサメ次郎が手紙を書きました。気ままに旅をするウミガメのカメ次郎から話を聞いた「コンブ林のプカプカさんへ」です。その手紙はプカプカに届いたのでしょうか? 知らない誰かに手紙を書く、それはその人を知ろうとする気持ちにつながります。返事がくるまでの時間も、さまざま想像をふくらませて楽しい時間です。
「世界はひろいよ。あなたのこと、わかってくれる人、必ずいます。」
作者のはじめの言葉です。
1作目『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』は、 ドイツ児童文学賞を受賞し話題!
手紙のやりとりを通して、まだ見ぬ友だちの姿を想像する動物たちを描いたかわいらしいお話です。
<ベストレビュー>
思わず笑ってしまう
毎日を退屈に暮らす一頭のキリンが同じく退屈しているペリカン配達屋さんに一通の手紙を託します。宛先は、地平線で会った最初の動物へ。
ペリカンはアザラシ配達員に最初に出会い手紙を渡します。その手紙は、クジラ岬に住むペンギンの元へ届けられます。
そしてキリンとペンギンの文通が始まります。
お互いまだ見ぬ相手を想像しながらの手紙のやり取りや手紙の内容が楽しく、面白いです。
ページ数、文字数も多く、絵が少ないですがページが進むうちにのめり込んでしまいます。
( チーボーさん 30代・神奈川県横浜市 女8歳、女5歳 )
同シリーズはほかに『わたしはクジラ岬にすむクジラといいます』
巻を重ねるごとにクジラ海周辺のなかまは増えていて、 今回発売する『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』では、 これまで登場した動物たちが大集合しています。 もちろん、 1冊ずつ読んでも楽しめますね。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社 偕成社 販売部(プロモーション担当)
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