幼い頃読んでもらった中で、いちばんリアルに覚えている絵本 -『はじめてのおつかい』
絵本ナビに日々寄せられてくるのは、ユーザーからのたくさんの生の声。実際に絵本を読んだ時の子どもたちの反応やエピソードからは、ストーリーを超えた魅力まで伝えてくれます。
「どんな絵本を選んだらいいのかわからない」「購入するかどうか迷ってしまう」
そんな方のために、絵本ナビユーザーがおすすめする絵本をレビューとともにご紹介します!
絵本の世界に入る楽しみ
幼い頃、読んでもらった絵本の中で
いちばん印象に残って、リアルに覚えているのはこの絵本です。
なんでなんだろう、と考えて、
「きっと自分も絵本の中に入り込んで、みぃちゃんと一体化して体験した気持ちになったからなのかな」
と思いました。
恥ずかしくて、大きな声が出せない気持ち。
どきどきする不安と、焦り。
転んですりむいた膝の傷の痛み。
思い出すのは、そんな「自分の体験」としての記憶です。
なんだか、こどもが絵本の世界に入り込む魔法がかけられているみたいです。
大好きなこの絵本、わが子と一緒に読むのが楽しみです。
(まだ1歳なので、もう少し待たなくちゃ・・・)
(ひなぎぬさん 30代・ママ 女の子1歳)
しっかり大人が向きあって欲しい
みいちゃんの緊張や不安。
伝わってきます。
右手と右足が一緒に出てましたものね。
一人で何とかしなくちゃならないアクシデントに、読んでいてハラハラドキドキでした。
私は、お店屋さんに大きな声で呼びかけるシーンが好きです。
気づかなかった店のおばさんが、きちんと謝るところもよかった。
こんな小さな子だからこそ、しっかり大人が向きあって欲しい。
親じゃない人たちから、接して学ぶことも大切だと思います。
読後、表紙絵を見直すとみいちゃんの達成感と安堵感いっぱいの笑顔が、改めてよ~く伝わって来ました。
(アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子11歳)
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