絵本関連の資格一覧 ~絵本専門士など~
絵本関連の資格
絵本関連の仕事をしている方や絵本の読み聞かせをよくする方、または保育士・幼稚園教諭の方の中には「絵本」の資格について気になる方がいるかと思います。ここでは、絵本関連の資格についてご紹介します。
「絵本」の資格といっても、絵本専門士、絵本講師、絵本よみきかせマイスターなど色々な種類があります。どの資格も、試験を受けるだけではなく講座の受講が前提になっています。
絵本専門士
絵本専門士とは、絵本に関する高度な知識、技能及び感性を備えた絵本の専門家です。 2012年に創設された資格で、絵本専門士養成講座を受講し、修了課題において絵本専門士として必要な資質・能力を満たしていると評価され、認定された場合に「絵本専門士」として認定されます。
募集要項
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
定員:70名
<応募資格>
絵本専門士養成講座は、絵本に関する専門家を養成することを目的とするため、絵本に関する一定の知識及び実践経験を有されている方(下記4つのうち、いずれか)を対象としています。受講資格を満たし、受講者選考を通った方が絵本専門士養成講座を受講することができます。
●子供や絵本に関連する資格を有する者
●絵本に関わる実務について、原則として3年以上の経験を有する者
●絵本に関わる活動に携わり、原則として3年以上の経験を有する者
●絵本学や児童文学、美術について研究実績を有する者
詳細は公式サイトにてご確認ください。
JPIC読書アドバイザー
一般財団法人出版文化産業振興財団により、読書を通した国民の生涯学習推進・読書活動の推進のため、平成5年より「JPIC読書アドバイザー養成講座」が始まりました。
「読書アドバイザー」をひと言でいうならば、本と読者をつなぐ仕事であり、それを担う人びとです。読書についてアドバイスするだけでなく、本と読書に関するさまざまなことに助言・提言をおこない、読書環境の向上につとめます。また、アドバイザー自身もつねに本や読書について関心を持ち、読書を続けます。
募集要項
- 募集対象:「読書」「読書推進活動」に興味があり、全8回のスクーリングに出席可能な方。
- 募集人員 : 定員100名
詳細は公式サイトにてご確認ください。
JPIC読み聞かせサポーター
JPIC読書アドバイザー同様、一般財団法人出版文化産業振興財団により1999年から運営されている講習会です。「これから読みきかせをはじめたい」「基本を振り返りたい」等、絵本の読みきかせに関心のある全ての方を対象に、絵本の持ち方等の基礎が学べます。人気の絵本作家による創作エピソードや、幼児教育や読書体験をテーマに、子どもの成長についての特別講演もおこないます。
※こちらは、資格ではなく講習会になります。
絵本講師
絵本講師講座とは「子育てをするにあたり、いかに絵本の読み聞かせが必要かを学び、それを語り伝えることができる人材」を育成するための講座です。NPO法人「絵本で子育て」センター®、及びほるぷフォーラムにて2004年に創設されました。
受講生の募集のお知らせは、毎期12月から公式サイト上で告知されます。
募集内容
- 募集対象:絵本で子育てをする活動の普及、読書推進に興味のあるかた。満18歳以上の方。
- 募集会場:大阪・東京
- 募集人員:大阪50名・東京50名
詳細は公式サイトにてご確認ください。
絵本よみきかせマイスター
一般社団法人JAPAN絵本読み聞かせ協会による「絵本よみきかせマイスター®資格認定講座」を受講することで得ることができる資格です。
募集要項
- 場所:オンライン
- 定員:22名
- 受講資格:読み聞かせボランティアをするための技術習得と自分の個性と魅力を知り、自分の人生そのものの可能性を発見し開くプログラムに興味のある方。
詳細は公式サイトにてご確認ください。
絵本セラピスト
絵本セラピストとは、絵本セラピスト協会という民間団体(代表 岡田達信さん)が認定する民間資格です。
公式サイトでは、下記のように紹介されていいます。
絵本セラピー®とは、絵本の力を借りて、ありのままの自分で交流できる安心安全な「場」を作る「技術」です。その技術を最大限に活用して、年齢・性別・立場・価値観・文化などの違う人たちをつなぐのが絵本セラピスト®です。
養成講座は「絵本で世界平和」を目指す仲間を増やすための活動です。
絵本セラピスト®︎になるには
絵本セラピスト®︎養成講座は3つの要素で構成されています。
(1) 絵本セラピー®︎基礎講座 4日間
(2)オンラインフォロー講座とオンラインサロン
(3)絵本セラピスト®︎認定試験
詳細は公式サイトにてご確認ください。
児童図書相談士
児童図書相談士とは、絵本・児童文学研究センターが認定する民間資格です。
詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイトでは、下記のように紹介されていいます。
現代の複雑な社会において、子どもたちの心をいかにケアするかは大きな課題である。そのためのひとつの窓口として書籍文化はかかせない。しかし、現今の出版洪水の状況下では良書の選択そのものが困難である。子どもの年齢や家庭環境をも考慮しつつ、良書選択のアドバイスが必要とされる。そのアドバイスの基準として企画されたのが「児童図書相談士」検定です。
受験資格
1 絵本・児童文学研究センター会員 | A 絵本・児童文学研究センター基礎講座全54回(必修) B 絵本・児童文学研究センター特別講座(心理学系)(必修) |
2 一般(賛助会員含む) | A かつて絵本・児童文学研究センター会員で上記ABを履修しているもの。
詳細は公式サイトにてご確認ください。 |
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