0歳の子と読みたい絵本ベストセレクションよりこの3冊をご紹介(4)
コミュニケーションのはじまりです
赤ちゃんは絵本が大好き!言葉はまだ身につけていなくても、目や耳でめいっぱい楽しんでいるはずです。
心地の良いリズムの言葉や、変化のある色や形で描かれた絵本を、ママやパパが語りかけるように繰り返し
読んであげてくださいね。
ふうちゃんがひとりで、いいおかおをしていたら、「いいおかお、みせて」ってねこがきたんですよ。いぬがきて、ぞうさんがきて、みーんなでいいおかおしていたら、おかあさんが、おや、みんないいおかおねっていってくれて・・・。
『いないいないばあ』と同じコンビ、松谷みよ子さんが文を書き瀬川康男さんが絵を描いたあかちゃんのための本です。まつげをそろえておめめをつぶる、すましたような表情がたまらない。いいおかお、いいおかお・・・やさしい響きが印象に残ります。最後は、「ああ おいしいおいしい おいしいはどーこ」。顔いっぱいに「おいしい」お顔をしているふうちゃん、ねこ、いぬ、ぞうさん。幸福感がぎゅっとつまった絵本です。
6か月からのあかちゃんのための絵本シリーズ(全5冊)。身近なもの、人をとりあげて、あかちゃんの興味をそそります。お母さんといっしょに楽しめる、文字のない知育絵本です。あかちゃんが触ったり、ひっくり返したりして遊ぶことを充分考えて、角の丸い丈夫な装丁にしました。
まあるい形に目がふたつ。
鼻がひとつに、口もひとつ。
これだけであっという間に・・・「かお」の出来上がり!
口が大きく開いて「たのしい顔」、ヘの字になれば「かなしい顔」。
目がつりあがって「おこった顔」、眉毛もさがって「こまった顔」。
ふしぎ、ふしぎ!
パーツは一緒なのに、形がちょっと変わるだけで、こんなにも表情がくるくる変わっちゃう。
さて、甘いものを食べた時にはどんな顔になる?
いたずらする時には?
ママの顔はどんな顔?パパはどの顔に似ている?
あかちゃんは「かお」が大好き!
だから、ページをめくるたびに色んな「かお」が登場するこの絵本。楽しくて仕方がないはずです。
そのうちに大好きな「かお」のページができたり、まねっこしはじめたり。「ママ」なんて指さしをはじめたりして!
そんな様子の変化を見られるのも、絵本を読んであげる時の醍醐味ですよね。
作者はあの柳原良平さん(「アンクルトリス」と言えばピンとくる?)。小さい子どもたちに向けた絵本もたくさん手がけられているのです。だけど、色合いといい、軽妙な線といい、そのセンスの高さに大人もついつい顔がほころんでしまいます。
さあさあ、最後はみんなの「いいかお」を思いっきり見せてくださいね!
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