【お知らせ】月刊「こどもの本」2021年12月号・磯崎編集長の連載「絵本と年齢をあれこれ考える⑧」公開中!
磯崎編集長連載「絵本と年齢をあれこれ考える」第8回公開中!
日本児童図書出版協会発行の月刊誌、月刊「こどもの本」。協会に参加している児童図書出版社43社の新刊情報や、児童書にまつわるエッセイや評論を楽しめます。
その月刊「こどもの本」で連載中なのが、磯崎編集長の連載コラム「絵本と年齢をあれこれ考える」。タイトル通り、年齢別に楽しむ絵本についてのあれこれを、毎月正面から向き合いながら語っています。今回2021年12月号が販売開始、web版も公開中です!
【最新号】 月刊「こどもの本」2021年12月号
定価(本体150円+税)
定期行動のお申込み>>>
・心にのこる一冊
・私の新刊
・なになになあに?〜おくはらゆめなりの哲学〜⑫
・なぜ?どうして?日本の性教育⑥
・新聞書評に紹介された本
・絵本と年齢をあれこれ考える⑧
・我が社の売れ筋 ヒットのひみつ㉘
・さがしています。こんな本
新刊案内161点
表紙のことば たけがみたえ
表紙デザイン 中島かほる
第8回のテーマは…自分の感情をもてあます(4歳と絵本・前編)
はっと目が覚めると、まわりには誰もいない。外は大雨。途端に不安になって大声で泣き出したけれど、やっぱり一人。しばらくすると、雨に降られた母が「ごめん、ごめん」と帰ってくる。なんのことはない、私が居眠りしている間に少し外に出ていただけの話である。断片的だけれど、はっきりと覚えているその光景。あるいは、幼稚園で調子に乗りすぎ、ひとり廊下に出され、園庭をぼーっと眺め続けていた時の景色。大人しくしていたら褒められ、嬉しくてそのままじっと正座を我慢していた時の座布団の感触。どれも4歳の頃の自分の記憶。すべてに共通しているのは、気持ちが高ぶっている瞬間だということ。「どうして一人にするの?」「怒られた理由がわからない」「褒められたいけど、つらい」。そんな風にまだ言葉にはなっていないけれど、その感情は3歳の時よりも明らかにずっと複雑で、だからこそ強く印象に残っているのである…(続きはこちら>>>)
他にも色々な絵本をご紹介しています。ぜひ読んでみてください!
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