『おばけのしかえし』内田、山本コンビが贈る、こわくておもしろいおばけ絵本発売!
やられたらやり返す、倍返しだ!?おばけVS豪傑の迫力満点絵本
岩崎書店から、『おばけのしかえし』(作:内田麟太郎/絵:山本孝)が、2022年11月16日に発売されました。
本書は累計8万部を超える人気作『おばけのきもだめし』の待望の続編になります。前作は、本来驚かせる側のおばけ達が「きもだめし」で怖がるというユーモラスな作風で人気を博しました。
さるかに合戦、忠臣蔵、近年では半沢直樹。仕返し、仇討ち、敵討ちは古来より日本人に愛されてきたジャンルの物語です。
この絵本も、そんな「しかえし」がテーマとなっていますが、やり返すのは人間ではなくおばけ達です。可愛い子どものおばけたちが、人間をこわがりながらも、大切な仲間や家族を守るために勇気を振り絞って立ち向かいます。最後にスカッとするのがこのジャンルの魅力ですが、誰もが苦しんでいるコロナや戦争が続いている今だからこそ、本書のように仕返しはそこそこにして、皆が助け合える世の中にしていきたいものです。
言葉の魔術師、絵詞作家の内田麟太郎さんと迫力満点な世界を描く山本孝さん。二人の魅力が存分にいかされた「おばけのしかえし」 は前作とともに多くの方々を魅了すること間違いないです。
8年を経て、よりバージョンアップしたおばけたちをぜひ楽しんでください。
内容紹介
殿様におばけ退治をいいつけられた豪傑がやってきて、次々とおばけたちをやっつけます。おばけの子どもたちもこわくてふるえています。
大人気絵本『おばけのきもだめし』から8年たちますが、きもだめしに参加していた子どもたちが、今回も活躍します。おばけ退治にきた豪傑にたいして、やられっぱなしの大人たち。いったい豪傑にたちうちできるおばけはいるのでしょうか?
書籍紹介
『おばけのしかえし』
作:内田麟太郎
絵:山本孝
出版社:株式会社岩崎書店
ISBN:978-4-265-08186-8
体裁:A4変型判
定価:1,540円(本体1,400円+税)
発売日:2022年11月16日
著者プロフィール
作:内田麟太郎(うちだりんたろう)
1941年、福岡県大牟田市に生まれる。絵本に「さかさまライオン」「がたごとがたごと」「こわくないこわくない」(童心社)「うそつきのつき」「わにぼうのこいのぼり」(文溪堂)「ともだちや」(偕成社)「いろいろあってね」(くもん出版)「十二支のおはなし」(岩崎書店)読み物に「心妖怪シリーズ」(佼成出版社)「でっかいでっかい」(PHP)などがある。
絵:山本孝(やまもとたかし)
1972年、愛媛県松山市に生まれる。大阪デザイナー専門学校編集デザインコース絵本科卒。「あとさき塾」「メリーゴーランド絵本塾」で絵本を学ぶ。作品に『十二支のおはなし』『たぬきのおつきみ』『ふくはうちおにもうち』(岩崎書店)がある。
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