磯崎編集長出演! bayfm『田中美里 Sompo Japan presents Morning Cruisin’』 12/17放送で紹介されたクリスマス絵本は…?
「リボンをかけて。
心を込めて。
クリスマスのプレゼントに絵本はいかがですか?」
こんな素敵な声とフレーズで始まったのは、女優の田中美里さんがパーソナリティを務めるラジオ損保ジャパン日本興亜presents MORNING CRUISIN'(bayfm)。
「今日は恒例クリスマスの絵本特集。もうすっかりおなじみの絵本情報サイト絵本ナビの磯崎編集長による、
おすすめ絵本の紹介です。」
そうなのです。今回この番組によんでいただくのは7回目! 今年もまたクリスマスの絵本の特集に登場させていただきました。発売されたばかりの2022年新作クリスマス絵本や、冬にぴったりな絵本などをご紹介させていただきました。その内容は…
bayfm『損保ジャパン日本興亜presents Morning Cruisin’』の2022年クリスマス絵本特集で磯崎編集長が紹介したのは…?
こんなサンタさん、見たことない!?
「こんなにドタバタしていたら子どもたちはおきちゃうんじゃないかなって、ドキドキしてしまいますね」と田中美里さん。
ドタバタ・クリスマス
シルベスターさんのうちの屋根にやってきたのは、サンタクロース。今日はクリスマスの夜です。……あれ、ソリから落っこちて鼻をぶつけてる。大丈夫かな。
心配する間もなく、えんとつから転げ落ち、クリスマス・ツリーにぶつかって。ソファで休めばソファはつぶれ、立ち上がると今度はシャンデリアにぶつかって。どうやらこのサンタさん、とんでもなくおっちょこちょい。すでにシルベスターさんのおうちが大変なことに。
「うちへ かえりたくなったよ」
そんなこと言わないで、サンタさん。ふと後ろを見ると、小人のジェラルドが後始末に大忙し。「面白そうなドライブ」だからとソリに忍び込んでついてきたのだけれど、これじゃあ仕事だらけで楽しむどころじゃない。すると今度は大きなシロクマ!間違って袋に入ってきたみたい!? どうする、サンタさん。
こんな「ドタバタ」なクリスマスなんて見たことない! でもこのサンタさん、何をしてても愛嬌たっぷり。見ているだけで笑ってしまうのです。どうか、今年も無事にクリスマスの仕事を終えられますように。毎年のクリスマスが楽しみになる、ドタバタかわいいサンタのお話です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
絵本をひろげると街があらわれる!
2冊目は、新作クリスマスしかけ絵本のこちら。「子どもの頃にもらってたら、一生心に残る絵本になっていたかも!」と田中美里さん。
たのしいクリスマスどおり Christmas Street
絵本をひろげると街があらわれる!
街の中では、たのしいクリスマスを過ごすために動物たちが準備のまっさいちゅう。
Aa Angel ツリーの てっぺんに てんしを かざろう
Bb Bow ちょうちょむすび じょうずに できるかな?
Cc Carol みんなで うたおう クリスマスを いわう うた
動物たちといっしょにクリスマスをたのしみながら、
クリスマスの英単語に親しめます。
フラップをめくってあそべる、ABCでクリスマスをたのしむしかけ絵本。
やっぱりクリスマスは特別な日
3冊目は、小さな子から楽しめる、こんなかわいいクリスマスの絵本。
クリスマスのおとしもの
外は一面、雪景色。
「あれれ? あおい バケツが おちてるよ」
おさんぽ中に見つけたのは、誰かのおとしもの。
「はーい ぼくのだよ」
バケツの主はゆきだるまさん。
あれれ? 今度はきいろいわっか。おとしたのは、天使さん。
このちゃいろの木の実をおとしたのは?
みんなで飾りつけてあげると、きれいなクリスマスツリーになったよ。
……あれれ、このあかいぼうしは?
おとしものを見つけているうちに、あたりはすっかり暗くなって。でも今日はクリスマスの夜。最後のおとしもの、赤いぼうしの持ち主が、家まで送っていってくれます。なんて素敵な光景でしょう!
えがしらみちこさんが水彩画で描くクリスマス絵本。登場するのは、さりげない日常の時間。けれど、やっぱりクリスマスは特別な日。大好きな景色がぎゅっと詰まって、何度読んでも嬉しくなっちゃいます。
メリークリスマス、いい夢みてね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
あたたかく過ごすためのアイデアも満載!
4冊目は、クリスマス絵本ではないけれど、絵本ナビスタッフの中でも大人気の冬にぴったりなこんな絵本。
さむがりやのスティーナ
帽子にマフラー、スカートの下にはモコモコのレギンス、それから膝まで届く長くつした。これがいつもの恰好。スティーナはさむがりやなのです。夏でもアイスは食べないし、プールにだって入らない。冬になれば、もう絶対に外には出ません。
スティーナが一番安心できる場所は、白くて大きい羽根ぶとんの中。ずっとそこで過ごせるようにスティーナが発明したのは、「ふたつとびら れいぞうこ」「つまさき ゆたんぽ」「よせあつめマット」「あったか タオルヒーター」……ほかにもたくさん。外で遊んでいる子どものことなんて、気にする時間もありません。でもそんなスティーナに、新しい扉を開く瞬間が訪れ……。
遠くアイスランドから、はるばるやってきたこの絵本。こんなさむがりな子が、アイスランドの厳しい冬を過ごせるのかしらと心配になってしまうのですが、これが意外となんだか楽しそう。積極的に自分の世界を追求していくスティーナの姿は、とても魅力的なのです。だからこそ、「あたたかくなる」ための新しい方法を、発見できたのかもしれませんよね。
あたたかく過ごすための「発明品」や手作り遊びのアイデアも満載。ちょっと素敵なこの冬の絵本は、子どもから大人まで楽しめるはず。これで寒い冬もこわくない!?
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
今回、田中美里さんが朗読された絵本は…?
最後にご紹介する絵本は、田中美里さんのしっとりと素敵な声の朗読で。読まれたのは、雪の中でこぎつねがある家に迷い込んで特別な人に出あうまでの部分。続きが気になりますね……!
こぎつねのとくべつなクリスマス
遠い北の国で、雪の中を一人ぼっちで歩いているのはまっ白なこぎつね。お腹がぺこぺこなので、今夜のごはんを見つけなくてはならないのです。するとこぎつねは、雪の下に小さなあかりを見つけます。すいよせられるように掘っていくと…
「おや? ひっかかってしまったのかい?」
こぎつねを助けてくれたのは、まるまる太ったおじいさん。優しくだっこしてくれたので、こぎつねは怖がることなく、そのままごはんをいただき、一緒に眠りについたのです。
季節はめぐり、そのままおじいさんの家で過ごすこぎつねは、毎日忙しそうに働くその様子を見守っています。たくさんのおもちゃをつくったり、空から降ってくる手紙を整理したり、大きな袋におもちゃをつめていったり。何をしているのでしょう。やがて夜空にオーロラがあらわれるようになった頃、8頭のトナカイがやってきて……。
「おまえも いっしょにくるかい?」
小さなこぎつねに訪れた特別な夜、忘れられないクリスマス。その美しい出来事を、優しく丁寧に描き出したこの物語。『山はしっている』(鈴木出版)でも印象的だったリチャード・ジョーンズによる、愛らしくもきらびやかな絵によって、うっとりとしたその喜びが伝わってきます。サンタクロースの懐の深さやあたたかさが存分に味わえる、クリスマスの絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
番組のサイト内でも、この日に登場した絵本を詳しくご紹介してくださっています!こちらも、ぜひのぞいてみてくださいね。
絵本ナビのクリスマス2022
番組内でもしっかりとご紹介してくださった「絵本ナビのクリスマス2022」。今年もおすすめ絵本やグッズ、ギフトにおすすめのセットなどクリスマスのプレゼントにおすすめの商品をたくさんおすすめしています。こちらもチェックしてみてくださいね。
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