母親の視線で見つめ描いた画集『ちひろの子どもたち ハッピータイム CHIHIRO’S CHILDREN Happy Time』発売
子どもを描く天才画家、いわさきちひろ
グラフィック社から、書籍『ちひろの子どもたち ハッピータイム CHIHIRO’S CHILDREN Happy Time』が、2024年11月に発売されます。
CHIHIRO’S CHILDREN Happy Time ちひろの子どもたち ハッピータイム
いまだに多くの支持を得る人気画家・いわさきちひろさん。1991年に刊行された黒柳徹子さんの『窓際のトットちゃん』に続き、この本の続編が2023年10月に刊行されました。もちろん装丁の絵はいわさきちひろさんです。1918年12月15日に生まれ、1974年8月8日に亡くなったいわさきちひろさん。今年で没後50周年の節目です。本書は人気の作品をはじめ、あまり知られていない雑誌や広告、教科書などの挿絵など、水彩画として有名ないわさきちひろさんの貴重な線画も入った貴重な一冊です。
世界の宝、まだ知らなかったいわさきちひろの子どもたち。
子どもを描き続けた天才画家・いわさきちひろさん。窓際のトットちゃんの書影でも、いまだに多くの世代に愛されています。母と子ども、友達と一緒に遊んでいる子ども、家の中で過ごす子どもなど、今まであまり見ることができなかった雑誌や広告、教科書などの挿絵、水彩画、線画を、没後50周年の節目に一冊にまとめた貴重な画集となります。
帯にはちひろ美術館館長を務める黒柳徹子さん。あとがきには同じ画家としても活躍されているお孫さんの松本春野さんの言葉を同じ女性として、画家としての視点で手記を収めています。
ページをめくるごとに“懐かしくほのぼのと幸せになれる”今までにないちひろの子どもたちをのぞいてみませんか?
目次
第一章 ママとわたし/第二章 みんないっしょ/第三章 わたしのじかん エッセイ(1)「野放しのタケシ」/エッセイ(2)「お母さんの絵」/エッセイ(3)「広告の絵」/エッセイ(4)「わたしのいきがい」/エッセイ(5)「絵になったリズム」/エッセイ(6)「いとこ」/エッセイ(7)「窓の下の子ども」/エッセイ(8)「ドロ臭さがなくてはいけないのではないか」/エッセイ(9)「ローランサンと思い出のドレス」
著者プロフィール
著者:いわさきちひろ
福井県に生まれ、東京で育つ。東京府立第六高等女学校卒業。藤原行成流の書を学び、岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。1947年前衛美術会創立に参加、日本美術会、日本童画会に入会。1949年、紙芝居『お母さんの話』を出版、翌年文部大臣賞受賞。1950年松本善明と結婚し、翌年長男猛を出産。1956年絵雑誌等に発表をした作品を対象に小学館児童出版文化賞受賞、同年初めての絵本『ひとりでできるよ』を描く。1961年『あいうえおのほん』でサンケイ児童出版文化賞、1971年『ことりのくるひ』(至光社)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞等を受賞し、今なお世代を超えたファンを持つ。
書籍紹介
『ちひろの子どもたち ハッピータイム CHIHIRO’S CHILDREN Happy Time』
著者:いわさきちひろ
発売日:2024年11月
仕様:A5判 並製 総160頁
定価:2,200円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3950-1
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