「小さな絵本館×こどもえほんだなプロジェクト」寄贈レポート|株式会社フォーラム・ジェイ様
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絵本を必要としている東京都板橋区内の子どもの居場所と、それを支援したい人々を結びつけ寄贈を実現する「小さな絵本館×こどもえほんだなプロジェクト」。多くの子どもたちに絵本を読みわたす機会を作り出しています。SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」等への貢献にもつながるこの取り組みについて、実現した寄贈をご紹介していきます!
今回は、株式会社フォーラム・ジェイの協賛により多種多様な10施設に「こどもえほんだな」セットが贈られました。
>>プロジェクトの詳細はこちら
株式会社フォーラム・ジェイ → 子ども食堂や児童発達支援事業所など10施設へ
●寄贈者様
株式会社フォーラム・ジェイ(東京都板橋区高島平9-8-2-205)
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●寄贈先の子どもの居場所
カフェみるくの木(東京都板橋区本町32-2-1F)
CanDay下赤塚教室(板橋区赤塚新町1-22-2セカンドプロスパービル2階)
CanDay赤塚教室(板橋区赤塚新町2-11-3ドエル・ブローニュ1A)
板橋区歯科衛生センター(東京都板橋区常盤台3-3-3)
舟渡保育園(東京都板橋区舟渡2-19-8)
やの内科・小児科クリニック(東京都板橋区赤塚新町3-19-5)
地域のみなぱ食堂(やよいカフェ&Bar)(東京都板橋区弥生町58-1)
グローバルキッズ成増園(東京都板橋区成増2-8-10)
ドリームキッズ板橋保育園(東京都板橋区板橋1-8-11ナイスアーバン板橋1階)
成増厚生病院 外来待合室(東京都板橋区三園1-19-1)

絵本は子どもたちの心を育て、夢や想像力を広げる「未来への種」
今回支援者として寄贈されたフォーラム・ジェイの代表取締役 永塚保夫さんにお話を伺いました。
ーー今回、本プロジェクトに協賛された理由を教えてください。
創立20周年を迎えた節目に、未来を担う子どもたちへの感謝と社会貢献の想いを込め、本棚寄贈プロジェクトに協賛しました。本を通して学びや夢を育む環境づくりを支援し、地域と共に歩む企業であり続けたいと考えています。
ーーこれまでSDGsへの取り組みとして実施されてきたことは?
当社はこれまで、地域清掃や防災支援を通じて「住み続けられるまちづくり(目標11)」を推進し、廃棄物削減やリサイクル強化で「つくる責任つかう責任(目標12)」を実践。さらに多様なパートナーと協働し「パートナーシップで目標を達成(目標17)」にも取り組んでいます。
ーーでは今回の寄贈で、「質の高い教育をみんなに(目標4)」への取り組みが加わったのですね。
寄贈先の各施設からは色々な声が届きましたが、どう思われましたか?また、今回をきっかけに、寄贈という行為や絵本について、捉え方に変化はありましたか?
施設から届いたコメントや笑顔あふれる子どもたちの写真を見て、本棚が新たな学びや発見の場となっていることを実感し、大変うれしく思いました。
子どもたちの瞳の輝きが、未来への希望を象徴しており、協賛の意義を改めて感じました。
今回の寄贈を通じて、絵本は単なる読み物ではなく、子どもたちの心を育て、夢や想像力を広げる大切な「未来への種」であると実感しました。寄贈は物を届けるだけでなく、子どもたちの成長や笑顔を支える大きな力になると捉えるようになりました。
ーーこれからどのように「こどもえほんだな」を活用してもらいたいか、また寄贈先の方々に伝えたいことがありましたら。
これからも「こどもえほんだな」を通じて、子どもたちが自由に絵
「未来への種」で子どもたちが大きく成長してくれることを弊プロジェクトも願っています。お話を聞かせていただきありがとうございました。
各施設からの声(抜粋)
カフェみるくの木
絵本が入った箱を開けるとまるでおとぎの国のような世界が飛び出して来ました。その中の一冊に亡き母がよく読んでくれた「ひとまねこざる」があり、当時の記憶がよみがえり、とても嬉しく感激しました。絵本は、いつまでも心のかたすみに残っているものだと実感。店内がとても明るくなり、お子さんが真っ先に絵本に飛びついてきました。今後は絵本の読み聞かせ会やワークショップ等を検討したいです。(店主 小栁 幸枝さん)
CanDay下赤塚教室

読み聞かせの本を自分たちで決めてもらっています。好きな絵本ができた子も。保護者の方からは図書館に行く時間がないのでここで一緒に絵本が見れるので嬉しいという感想が多数聞かれます。たくさん絵本に触れてほしいという思いがあったので、本棚が届き新しい本が増えたことをとても喜んでいます。(代表取締役 神立雅裕さん)
CanDay赤塚教室

子どもたちが自由に絵本を選べるようになり、新しい絵本での読み聞かせも行っています。読み聞かせを通して、お友だちと同じイメージを持ち、ごっこ遊びとして楽しめると良いと思っています。教室ではこれまで絵本が少ない状況だったので、とても感謝しています。(代表取締役 神立雅裕さん)
板橋区歯科衛生センター
手にしたお子さんからは、ページをめくるごとに笑顔が見られました。お子さんが手にしている本以外にも「たくさんあるよ」と保護者様がお声をかけている様子が見られました。長く大事に活用させていただきたいと思います。様々なものが電子化され便利になる一方で、絵本をはじめ、あらゆる書籍を手に触れる機会が減少していることをよく耳にします。今後もこの活動で、多くの方が手に触れられる機会を作ってもらいたいです。(担当者さん)
舟渡保育園
絵本は子どもたちの心を豊かにし、想像力やことばの世界を広げてくれる大切な存在です。そんな絵本との出会いを、あたたかいご支援のおかげでより身近に、より豊かに感じることができています。「こどもえほんだな」は、子どもたちと絵本の出会いをあたたかくつないでくれる、素敵な取り組みだと感じています。絵本棚の前に集まり、自由に絵本を手に取る子どもたちの姿には、物語の世界に出会う喜びがあふれています。(園長 池田順道さん)
やの内科・小児科クリニック
予想していた以上に大きい本棚。クリニックで購入した絵本と入れ替えて設置しました。寄贈された絵本を活用した新たな取り組みはまだ行うことができていませんが、人員と時間が確保できれば読み聞かせ会を行いたいです。バラエティに富んだ絵本を寄贈いただきありがとうございました。子どもたちは待合室でとても楽しそうに読んでいます。(院長 矢野文彦さん)
地域のみなぱ食堂(やよいカフェ&Bar)

素敵な気遣いで安全対策が施された絵本棚と、たくさんの絵本に感激しました!スタッフが介入するつもりでいたが、自然と子ども同士で自然と読み聞かせが始まり、次の子ども食堂でこの本読んで!と、楽しい約束もできました。何より、子どもたちの笑顔がたくさん溢れる空間が増えたこと、お兄さん、お姉さんの読み聞かせが自然と生まれた時間、ありがとうが増えたことが、とても嬉しいです。寄贈いただき感謝です。(代表 大平紗織さん)
グローバルキッズ成増園

絵本に触れる機会が増え、もっともっと絵本好きな子どもたちが増えるのではないかと思っています。「絵本のまち板橋」についてもお話ししているので自分が住んでいる町が大好きになると思います。寄贈していただき本当にありがとうございました。子どもたちは最高の笑顔で本を選んでいます。自分で探して手に取って見つけることがとても楽しいようです。(園長 天満敦江さん)
ドリームキッズ板橋保育園

絵本棚から離れない子、担任に「読んで―」と次々と絵本を持ってくる子など、夢中になって絵本を楽しんでいる姿が見られました。主体的に絵本を選び、じっくり見入ることが増えました。 地域、企業様のお力添えで子どもたちのために絵本が寄贈されることで、沢山の方々に支えられているということを実感し、地域において質の高い教育を目指していることの理解に繋がっていくと思います。(園長 山口左知子さん)
成増厚生病院 児童・思春期外来待合室
児童・思春期外来には受診する子どもだけではなく、その兄弟も一緒に来ていることが多いです。受診する児童と同様に時間を持て余すなか、本棚の隣にあるTVだけでなく、本で楽しめるようになるとよいと思っています。子どもたち向けとして考えていましたので、あまり想定しておりませんでしたが、職員や大人の患者さんからの評判もよく、子どもの頃の思い出や、自分が子育てしていた頃の思い出を語る場所にもなっています。本離れが叫ばれるなか、身近なところに本があること、そのような環境を病院の外来に作ることができたことに感謝しかありません。(事務長 鈴木詩子さん)
嬉しい報告をありがとうございました♪
これからも本プロジェクトで実現した寄贈をご紹介していきます。
「こどもえほんだな」を設置したい板橋区内の子ども居場所、それを支援してくださる企業・団体・個人様をそれぞれ募集中です


本プロジェクトは、どんな環境下の子どもたちでも、たくさんの絵本に出会える機会を作り出していくことと、SDGsの目標達成への貢献として板橋区と絵本ナビが共同で行うプロジェクトです。
・こどもえほんだなを設置したい子どもの居場所(施設・店舗)
・支援したい方(企業・団体・個人様)※板橋区外からの参加も可能です。
それぞれのお立場での参加を募集中!
少しでも興味を持たれた方は、下記にて詳細をご覧ください。
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