絵本ナビスタイル トップ  >  絵本・本・よみきかせ   >   絵本ナビニュース2026   >   『ふゆめのやくそく』植物観察家・鈴木純の「植物観察絵本」第3弾発売!
絵本ナビニュース2026

『ふゆめのやくそく』植物観察家・鈴木純の「植物観察絵本」第3弾発売!

冬の木々にひそむ、いろんな顔をした「ふゆめ」の正体とは?

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=357013

ブロンズ新社から、写真絵本『ふゆめのやくそく』(鈴木純 文・写真)が2026年10月8日(木)に発売されました。

ふゆめのやくそく

ふゆめのやくそく

植物観察絵本第3弾。植物観察家・鈴木純の、ふゆのとっておきのたのしみは「ふゆめ」。葉が落ち、ぐんと静かになった木々に近づくと…ほら、見えた!うれしそうにおどったり、ぼーっとしていたり、マントヒヒに見えたり…この顔にあいたいから、ぼくはいつも思ってる。はやく寒くならないかな!ってね。顔の上にもご注目。あたまのうろこをはがしてみると、中から花と葉っぱの赤ちゃんが。「冬」につく「芽」だったんだ。だから「ふゆめ」っていうんだね!

内容紹介

本書は、植物観察家・鈴木純さんが、冬の木々にひそむ「ふゆめ」の不思議を紹介する写真絵本です。秋が深まり、葉っぱが落ちた木々の枝をよく見ると、そこには、まるで顔のような不思議なかたちが。うれしそうな顔や眠そうな顔、キツネやコアラ、マントヒヒに見える顔まで、木の種類によってさまざまな表情に出会えます。

じつは、この顔の正体は、葉っぱが落ちたあとに残る「葉痕(ようこん)」。目と口に見える部分は、栄養や水分が通っていた管のなごりです。そして、その上についているのが、冬を越して春に芽吹く「ふゆめ」。小さな芽のなかには、これから育つ葉っぱや花、茎がぎゅっと詰まっています。

本書では、ふゆめの顔の面白さだけでなく、冬を越し、春に向かって成長する植物の姿も紹介します。オニグルミのふゆめを定点撮影した写真では、芽がほどけ、ぐんぐんと成長していく様子をダイナミックに捉えています。また、表紙を飾るのは、枝や芽が透明な氷に包まれた「雨氷(うひょう)」の写真。自然が生み出す美しい光景も見どころです。

植物の細部にとことん目を凝らし、思いがけない発見を楽しむ鈴木純さん。本書を読めば、いつも見ている木々にも新しい発見があるはずです。

なお本書は、2024年刊行の『シロツメクサはともだち』、2025年刊行の『たねはいのちのおわりとはじまり』に続く、「植物観察絵本」シリーズの第3弾です。

鈴木純さんより、読者のみなさんへメッセージ

冬に葉を落とした木を見て、枯れたかな? と思ったら枝先を見てください。絵本『ふゆめのやくそく』で見たような、いきいきとした冬芽がついていれば、その木は生きています。

書籍紹介

『ふゆめのやくそく』

文・写真:鈴木純 

発売日:2026年10月8日(木)

定価:1,760円(税込)

判型:257×205mm 上製

頁数:32ページ

著者プロフィール

文・写真:鈴木 純

植物観察家・植物生態写真家。1986年、東京都生まれ。

東京農業大学で180種の樹木を覚える授業を受け、葉っぱの一枚一枚に個性があることに衝撃を受ける。見なれた風景が一新したことから、(まさに地を這うような!)植物観察の日々が始まる。現在は誰でも気軽に楽しめる植物観察の魅力を伝えながら、まち専門の植物ガイドとして活動を続けている。

著書に『シロツメクサはともだち』『たねはいのちのおわりとはじまり』(ともにブロンズ新社)、『そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい』(雷鳥社)、「花をそだててじーっとかんさつ(全5巻)」(ほるぷ出版)、『冬芽ファイル帳』(小学館)、監修絵本に『はるなつあきふゆのたからさがし』(矢原由布子 著/アノニマ・スタジオ)、NHK「ダーウィンが来た!」の取材協力と番組出演など。東京農業大学非常勤講師。山梨県在住。二児の父。

鈴木純の「植物観察絵本」シリーズ

シロツメクサはともだち

シロツメクサはともだち

おどろきは、身近なところにある!植物観察家・鈴木純が、シロツメクサの美しさと不思議を紹介し、実態にせまる写真絵本。観察により気づきはおどろきを生み出す。この感動こそ、科学への第一歩です。知ることでどんどん好きになっていく、ともだちと話しているようにたのしめる1冊!

たねはいのちのおわりとはじまり

たねはいのちのおわりとはじまり

植物観察家・鈴木純の植物観察絵本 第2作目のテーマは「たね」。

いのちのはじまりである「たね」を、まるで観察会に参加しているような楽しさと驚きで紹介します。

「みんな、ちがう植物だけど はじまりは、たったひとつぶのたねだったということは みんな、おんなじ」

そんな視点をもとに、 “たねの移動や芽生え”にとどまらず、
「そもそもたねって何だろう?」という根本にまで迫ります。
ヒマワリを軸に「たねからたねへ」とめぐる力強い循環を描き、
美しい写真とやさしく語りかける言葉で展開。
ユーモアをまじえた語り口は親しみやすく、
終盤の「みんな、これからなにになるのかな?」という言葉は子どもたちへのエールのように響きます。
分解やクローズアップで見せる個性的なたねの美しさも必見。
ページをめくるたびに、身近な植物から新鮮な発見が広がります。

64種類のたねや芽ばえがいっぱい!
たねの世界の奥深さとおもしろさを味わえる、魅力いっぱいの一冊です。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
この記事の関連キーワード
Don`t copy text!