【夏フェア 絵本】夏といえば、スイカ! スイカといえば、夏!
暑い暑い夏。
汗をたくさんかきながら、かぶりつきたい果物といえば…
やっぱり「スイカ」ですよね。 美味しそう!
水分たっぷり、シャキシャキ食べれば大満足。
それは、絵本の中のキャラクターたちも同じ気持ちのようですよ。
小さな「あり」たちにとっては、とてつもなく大きくて…『ありとすいか』
ありとすいか
すきだから いっこまるごと かじりたい…『すいか!』
すいかカーで真夏のドライブ! 『モリくんのすいかカー』
モリくんのすいかカー
舞台は夏の海。海水浴に来たモリくんたちのところに、大きなすいかが!
さっそくみんなですいか割りを楽しみます。
ぱかーん!見事にまっぷたつに割れたすいか、中味を美味しく食べた後はやっぱりあれですね。モリくんと仲間たちは、食べ物を使ってくるまを作ってしまうのが大得意なのです。
しかも!今回はなんと水陸両用、船にもなっちゃうんです。
夏の暑い日差しの下、広い海の上にぷかぷか浮かぶすいかカー・・・なんて涼しげ、なんて気持ちが
良さそうなんでしょう。するとすいかカーの下にぶきみな黒い影がやってきて?
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
すいかが割れる、しかけが楽しい『ねこざかなのすいか』
すいかのプール
「さっく さっく さっく」「しゃぽん」
今年も真夏のお日さまをしっかり浴びて、すっかり熟してます。大きなすいかがぱかっと割れたら、さあ、すいかのプールのプールびらきです!
一番乗りはおじいさん。タネをすぽっと抜いて、自分だけの小さなプール。すると子どもたちも後から後からやってきます。さっくさっく足音立てたり、飛び込んでみたり、みんなでぴちゃぴちゃすれば、すいかジュースがたまります。すいかの皮ですべり台を上手に作るのはおじいさん。すぅーっ、どぶん。
……なんて素敵、すいかのプール。
真っ赤に熟した大きなスイカを目の前にした時、水分をたっぷり含んだその表面を眺めながら、「ああ今すぐここに飛び込みたい 」。一度でも想像を膨らませてしまったことのある方へ。この絵本にはまさにそんな夢が詰まっているのです。想像通りの音をたて、想像通りの気持ちよさ。そうそう、これこれ!
子どもたちの楽しい空想の世界を、愛らしく、でもとても具体的にいきいき描くこの絵本は韓国から。すいかへの憧れは共通のようです。思いっきり遊んだ一日はあっというまに終わります。でも大丈夫。来年もまたきっと……ね!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
その数はなんと…『30000このすいか』
30000このすいか
山の中の広い畑での~んびりと
おひさまの光をたっぷり浴びて育った見事な「すいか」たち。
その数はなんと30000個。まるまるとしていて美味しそうです。
ある日のこと。
カラスの噂話を耳にしたすいかは
驚愕の事実を知って気絶しそうになります。
「ねえ。みんな きいた?わたしたち たべられるんだって!」
それはたまったもんじゃないと、すいかたちは夜中に脱走を企てます。
静かな月夜です。
真夜中の山の道路をごろごろごろ ごろごろごろごろ。
30000個のすいかがごろごろごろ逃げているんです。
なんという迫力!なんという光景なんでしょう。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
すいかのたね
朝、昼、晩ごはんにすいか、デザートもすいか、すいかが大好きすぎるワニが、うっかり種を飲み込んでしまったからさあ大変!
特色印刷による、おもしろかわいい絵ととぼけたユーモアも楽しい、2014年「ドクター・スース賞」受賞作品。
Amazon(米)で900件、Goodreads(ソーシャル読書サービス)で800件のレビューが付く、超人気絵本の初邦訳です。
主人公の間の抜けたワニくんがとにかく愛らしいのです。
うれしげにスイカをかじる表情もかわいいのですが、種を飲み込んでしまった後の絶望の表情も最高。
子どもたちも大うけすること間違いなしの一冊です。
あわせてこちらの記事もオススメ!
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |