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子育てに悩む親たちへ-故・佐々木正美先生のラストメッセージ-

『この子はこの子のままでいいと思える本』発売

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=149190

株式会社主婦の友社から『この子はこの子のままでいいと思える本』(佐々木正美著)が、2020年7月2日に発売されました。

児童精神科医として40年以上、多くの子と親に接してきた佐々木正美先生が逝去されて早3年。そのメッセージはいまなお、多くのママたちを励ましつづけています。

子どもを幸せにするのなんて
とても簡単なことですよ。
親が笑顔なら
それだけで子どもは幸せなのです。
自分が親を幸せにしたと思って
自信たっぷりに育っていくのです。

これは、佐々木先生がよくおっしゃっていた言葉です。「早くしなさい」「いいかげんにして」「ダメ!」と言いそうになったとき、ぐっと心を落ち着けて、どうか笑ってみてください。親が笑顔だと、子どもって、たまらなくいい顔をするものです。

本書は、雑誌『Como』(現在は休刊)に連載された膨大な相談から、佐々木先生の思いが深いものを厳選し、6つのテーマにまとめました。

(1)「お母さん」が重い
(2)しつけって難しい
(3)親子バトルから抜け出したい
(4)子どもを伸ばす親になるには?
(5)思春期になる前に
(6)父親の役割ってなんですか?

一つ一つの相談文に、ていねいに答える構成なので読みやすい。子育てに悩む心にストンと落ちてきます。

激しくしかるほど“しかられる子”になります(3章より)

「しかりたくてしかっている親はいないでしょう。親は『子どもがしかられるような行動をやめてくれたら、わたしもしからずにすむ』と考えます。子どもに先に変わってもらおうと、そう思っているのです。

でも、変わるのは親のほうです。順番は、必ず大人からです。子どもよりも大人のほうが、先に変わることができるからです」

会話が減る思春期はイエス・ノーで答えられる質問を(5章より)

「息子さんは11才ですから、もう思春期の入り口にさしかかっています。この年ごろの子は、親との会話がめんどうになるものです。

それでも会話はあったほうがいいと思いますので、質問を工夫しましょう。『今日、学校どうだった?』などという難易度の高い質問ではなく、イエスかノーかで答えられる質問にするのです」

「この子はこの子のままでいい」

佐々木先生は言いました。「期待は一見すると、愛情のような形をしています。事実、親は子どもを愛しているから期待するのです。他人の子どもに期待したりはしません。でも、その期待を子どもが受けとったとき、子どもにとってそれは愛情には感じられないことのほうが多いのです。ありのままの自分を拒絶されたと感じるのです。『いまのあなたじゃダメなのだ』というメッセージになるからです」

「この子はこの子のままでいい」。近道も王道もない子育てで、悩んだときには何度でも読み返したい一冊です。

この子はこの子のままでいいと思える本

故・佐々木正美先生がいちばん伝えたかったこと。子どもの心がわかる、子育てに悩むすべての親に届けたい一冊。


「いい子だから、かわいがるのではありません。かわいがられるから、いい子になるのです」。人間関係が失われ、孤独な親が増えたこの時代に、幸せな親子を増やしていきたい……。2017年に逝去された、児童精神科医・佐々木正美先生がいちばん伝えたかったことを、お母さんたちの悩み相談に答えながら届けます。■内容 1章:「お母さん」が重い、2章:しつけって難しい、3章:親子バトルから抜け出したい、4章:子どもを伸ばす親になるには?、5章:思春期になる前に、6章:父親の役割ってなんですか?

書籍紹介

書名:この子はこの子のままでいいと思える本
著者:佐々木正美
定価:本体1300円+税
発売日:2020年7月2日
ソフトカバーA5判224ページ

著者プロフィール

佐々木正美

1935年前橋市生まれ。
1966年、新潟大学医学部を卒業後、ブリティッシュ・コロンビア大学に留学し、児童精神医学の臨床訓練を受ける。帰国後、国立秩父学園を経て、小児療育センター(横浜市)に20年勤める。この間、東京大学精神科、東京女子医科大学小児科、お茶の水女子大学児童学科で講師を勤める。著書に『0歳からはじまる子育てノート』(日本評論社)、『自閉症療育ハンドバック』(学研)、『子どもへのまなざし』『続 子どもへのまなざし』『完 子どもへのまなざし』(福音館書店)など多数。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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