【育児書】きかんしゃトーマスの世界で学ぶ非認知能力を育む子育てブック発売
「きかんしゃトーマスでつなげる 非認知能力子育てブック」が発売!
男の子がいるご家庭なら必ず身近に存在する、子どもたちが愛してやまない「きかんしゃトーマス」。
その理由がこの育児書を読むとあきらかに!ただ単にキャラクターの魅力だけにはとどまらない、仲間同士の関係性や役割など実は社会に役立つしなやかに生きる力を学べる素晴らしいヒントがつまっているのです。
今回、そんな「きかんしゃトーマス」の教育的効果をテーマとした書籍、「きかんしゃトーマスでつなげる 非認知能力子育てブック」が東京書籍より2021年1月15日に発売されました。
子どもたちが大好きなトーマスで育てる学べる育児書
0~6歳までの子どもの非認知能力をきかんしゃトーマスの図鑑と物語で伸ばし、子育てパパ・ママは伸ばし方のコツを理解できるお役立ち本。
きかんしゃトーマスの図鑑と物語を親子で楽しみながら、子どもは心と非認知能力を育み、親は非認知能力への気づきと見極め方を習得できる。
本書の内容は、2019年5月の東京学芸大こども未来研究所の研究成果に基づいており、同研究所及び東京学芸大学の研究者による新規書き下ろしも収録。
『きかんしゃトーマスでつなげる 非認知能力子育てブック』みどころ
本書の内容は、東京学芸大こども未来研究所とSCPが2019年5月に発表した「きかんしゃトーマスの教育的効果」を検証する研究成果に基づき、きかんしゃトーマスの原作出版から75周年を機に「非認知能力」の観点から、長年にわたり世界中の子どもたちに愛されてきた、きかんしゃトーマスのお話とキャラクターを選定し、10の物語ページと74キャラの図鑑ページで主に構成されたものになっています。
実際に、きかんしゃトーマスに登場するきかんしゃや乗り物たちにはそれぞれ役割があります。社会で役立つ知恵がいっぱい詰まっているきかんしゃトーマスのお話を子どもに読み聞かせたり、図鑑ページを親子で楽しみながら、子どもたちの非認知能力と心を育むことができます。
また、非認知能力を具体的に育むポイントや気づき、見極め方を理解できるお役立ち本にもなっており、子どもたちへの理解がより深まると共に子育て世代には頼りになる育児書になりそうです。
また、日々、仕事に家事に働く大人たちに刺さるキャラたちの名言もみどころの一つなのだそうですよ。
書籍紹介「はじめに」より抜粋
この本は、『非認知能力』という、これからの教育を考えて行く上で大切だといわれている視点から検証した結果に基づいて生まれました。子どもたちのコミュニケーション能力や、思いやり、自制心、意欲、忍耐力などの非認知能力の向上に少しでも貢献できること、そして、子どもたちの一番身近な教育者である保護者の皆さまに「非認知能力ってこういうことか!」と具体的なイメージをもっていただき、普段の子育てに活かしていただけたら……という願いを込めています。
『きかんしゃトーマスでつなげる 非認知能力子育てブック』の内容
以下、CONTENTS(もくじ)より抜粋:
●そもそも、非認知能力とは
●きかんしゃトーマスと非認知能力の研究
●『きかんしゃトーマス』のぶたい ソドー島の地図
●機関車たちの役割
第一部:非認知能力につなげる きかんしゃトーマスのお話
第二部:非認知能力につなげる きかんしゃトーマスの図鑑
そのほか、「きかんしゃトーマスと非認知能力の関係を探る」対談、きかんしゃトーマス誕生秘話、緑色のトーマス?、大井川鐵道を走るトーマス、きかんしゃトーマスとSDGs、研究対象としての『きかんしゃトーマス』、トーマスからの卒業など、コラムも収録。
【非認知能力とは】
数、言葉、色の理解などが「認知能力」と呼ばれるのに対し、非認知能力は「認知能力ではない能力」を指し、物事に集中して取り組むことや難題に立ち向かうこと、主体性、自己肯定感を持つことなどがそれにあたる。
東京学芸大こども未来研究所とSCPは「きかんしゃトーマス」が非認知能力の育ちへどのような影響をもたらす可能性があるのかを検証することを目的に、共同で研究を実施。「きかんしゃトーマス」の世界観に触れることで「認知能力」と「非認知能力」のバランスの取れた土台形成が期待できるという研究結果を発表した。
『きかんしゃトーマスでつなげる 非認知能力子育てブック』
編: 東京学芸大こども未来研究所
発行:東京書籍
発売日:2021年1月15日(金)
定価:本体1,700円+税
版型:A5変型判
頁数:192ページ
きかんしゃトーマスについて
きかんしゃトーマスは2020年に原作出版75周年を迎えた、未就学児に大人気のキャラクターです。イギリスの牧師、ウィルバート・オードリーが描いた「汽車のえほん」シリーズに登場すると「きかんしゃトーマス」は人気キャラクターになり、その後、イギリスの映像プロデューサー、ブリット・オールクロフトにより1984年に映像化されました。現在世界の145以上の地域で55の言語で放送されています。日本でも、絵本出版から45年以上、テレビ放送から30年近くの歴史があり、現在はNHK Eテレで毎週日曜日に放送されています。また、玩具・絵本・アパレルといった商品に加えて、多様なイベント・テーマパーク・映画など、多数のタッチポイントで展開されています。
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