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絵本ナビニュース2017 

【news】11月8日はいい歯の日!『お口の育て方』子どものきれいな歯並びを応援する絵本

0歳~3歳のお口の習慣で決まります!!

本日、11月8日は、「いい歯の日」ということで、育ち盛りのお子さんを持つママとしては気になる本をご紹介します!

 

虫歯はもちろんなのですが、お子さんの歯並びも気になりますよね。

これまで6000人以上の子どものお口を見てきた歯科医師によると、歯が生えそろう前の毎日の生活が、矯正治療が必要な子を作り出してしまっている現実があるのだそうです。これまで子どもの歯の矯正については、一種の社会的ステイタスのようなところがありました。ただ、本来であれば、矯正治療の必要がないのであれば、それにこしたことはないし、もし、必要があったとしても、できるだけ軽く済むせたいですよね。

 

お口には、子ども一人一人が持って生まれた条件がもちろんありますが、愛知県東海市で小児歯科のクリニックの院長を務める竹内敬輔医師によると、

 

一般的に3歳までの子どものお口は、よい噛み合わせ、きれいな歯並びに育っていける柔軟性・可能性を持っているそう。

 

「それを応援するのが、毎日のお家での小さな習慣の積み重ねです。
ほんの一例ですが、乳児は、歯がないので母乳やミルクを飲むが、授乳のときの抱っこの仕方や吸わせる角度などが正しいあごの発達や、顔立ち、また、口呼吸になることでアレルギーなど、体質にまで影響します」

こういうと、不安を覚える人もいるかもしれませんが、竹内医師が勧めるひとつひとつの習慣はとてもシンプルなことばかり。
たとえば、離乳食をあげるときのスプーンの角度や、食事を急がせないこと、ストローの使い方など、ちょっと気を付けていればすぐに実践できることです。

歯が生えそろう前のお口の習慣が、じつは後々とても大事だという事実は、まだそれほど認知されていないというのです!
竹内医師は、クリニックでのカウンセリングで、「そんなこと、教わらなかった」「もっと早く知っていれば……」という親御さんたちの言葉を何度も聞いてきました。
大事なのは、塾よりなにより「口育(こういく)」ではないか?そんな思いで、一冊の本を書いたのだそうです。それが、絵本スタイルの「お口の育て方」(光文社刊)という、乳幼児をお世話するすべての人に読んでいただきたい一冊。

プレママや、歯が生える前の赤ちゃん、小さなお子さんをお持ちのママには是非一度よんでいただきたい絵本です。

お口の育て方

将来の「歯並び」「顔だち」「成績」「歯科治療費」は、0歳~3歳のお口の習慣で決まります!

目次
はじめに
1 哺乳
2 離乳食
3 前歯が生えそろってきたら
4 卒乳
5 赤ちゃん型嚥下からの卒業
6 幼児食
7 噛むことと、脳

COLUMN
今ならまだおうちで改善できることも
子どものお口の黄色信号
おわりに

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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