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もう読んだ? (ベストセラー編)

『ぐりとぐら』子どもたちが憧れつづけているのは…あのかすてら!

日本が誇るロングセラー絵本『ぐりとぐら』が子どもたちに愛され続けているのは…?

 

小さい頃、あまりたくさん絵本を読んだ記憶がない人でも、読んだけれどあまり覚えていない人でも、あの名場面を見れば思わずつぶやいてしまうのです。

 

「…おいしそう!!」

 

大きなフライパンにふんわりと焼きあがった黄色いかすてら。それを森の動物たちが少しずつちぎって食べているその光景は、お話を覚えていなくても懐かしく感じる人が多いはず。それほど、その絵本の中のかすてらの味は子どもたちの憧れとして記憶に刻み込まれているのです。

 

もうなんのお話かわかりますよね。
日本が誇るロングセラー絵本『ぐりとぐら』です。
赤と青のとんがり帽子とつなぎがトレードマークのあの子たちです。

 

子どもの頃に夢中になったこの絵本、大人になって改めて読んでみると、その素朴さに驚きます。そしてぐりとぐらを見れば、懐かしい友達に再会したような気持ちになります。その親しみやすさこそが、今もずっと子どもたちに愛され続けている本当の秘密なのかもしれませんね。

ぐりとぐら

ぐりとぐら

青と赤のとんがり帽子とつなぎがトレードマークの「ぐり」と「ぐら」。ふたりは野ねずみのふたごです。仲良しのふたりが、この世で一番好きなのは、お料理すること、食べること。今日も大きなかごを持って、森の奥へ出かけます。

どんぐりやくりを拾った後、道の真ん中に落ちていたのは…大きなたまご!さあ、何をつくろうか。目玉焼き?卵焼き? いやいや、食べきれないくらいのかすてらにしよう。あまりに大きすぎて運ぶのを諦めたふたりは、外でかすてら作りにとりかかります。

「ぼくらの なまえは ぐりとぐら
 このよで いちばん すきなのは
 おりょうりすること たべること
 ぐり ぐら ぐり ぐら」

いいにおいにつられて、森じゅうの動物たちが集まってきましたよ。
さあ、焼けたかな…?

焼きあがったかすてらの場面、その美味しそうなこと!!子どもの頃に読んでから何十年経っても、ママやパパの記憶に残るほどの名場面です。

お話をつくられた中川李枝子さんと、絵を描かれた山脇百合子さんが、「子どもたちにとびっきり上等でおいしいおやつをごちそうしよう」と考えられたお話なのだそう。1963年に「ぐりとぐら」が生まれて以来、その黄色いかすてらは、昔から今もずっと子どもたちの憧れですよね。

 

(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

http://www.ehonnavi.net/ehon/49/%E3%81%90%E3%82%8A%E3%81%A8%E3%81%90%E3%82%89/
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【ママとパパの声より】子どもたちへ受け継がれる絵本『ぐりとぐら』

ぐりぐらがいいの~
寝る前のひととき、
薄暗くなった部屋にある本棚から
2歳の息子はガサゴソと本を取り出し始めます。

「ぐりぐらがいいの~」

少し黄ばんだ、ぐりとぐらの本。
30年前私が読んだお下がりの本。

ぐりとぐらが、森の中でどんぐりや栗を拾ったり、
大きな卵をみつけたり、
その卵をどうやって運ぶか考えてみたり……
息子も、2匹が腕組みして考えていると、腕組みしたりして
ぐりとぐらのお話の中へぐいぐい引き込まれてしまいます。

最後に、ぐりとぐらのカステラが出来上がると、
カステラを一つつまんで、隣の部屋にいるパパまで
「どうじょ」と届けに行きます。
それから、ママに「どうじょ」。
最後に息子も「あま~い」といって食べるのです。

長い年月読み継がれ、優しい時間をくれる温かな絵本です。
(たいまるちゃんさん 30代・ママ 男の子1歳)

自分の子ども時代にもどれる絵本
この絵本は私自身が3歳の時にリアルタイムで母に読んでもらった絵本です。おおきなたまご、そしておおきなカステラ、たまごのカラで作った車。

 

読んでもらっているうちに、この絵本の中にすっぽりと入り込み、一緒になってカステラをわけてもらった気分になりました。それはそれは心躍る体験でした。
母の声とともに、鮮明に記憶しています。

 

その記憶があったので、家庭文庫活動を25年も続けてくることができました。

 

その後、4人の子どもたちにもそれぞれ読みました。男の子も女の子も「ぐりとぐら」は大好きでした。「ぼくらのなまえはぐりとぐら…このよでいちばんすきなのは おりょうりすること たべること」兄弟姉妹4人が声を揃えて唱えたものでした。

 

いずれ孫ができれば、やっぱり「「ぐりとぐら」は読んであげたいな。7冊全部すでに持っているけれど、まだ見ぬ未来の孫のために、今回また7冊セットを買っておきたいと思います。

 

「ぐりとぐら」は、私の心の中に大切な大切な種を蒔いてくれた大事な絵本です。
(若葉みどりさん 50代・ママ 男の子16歳)

今もずっと人気者!『ぐりとぐら』

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部

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