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月別児童書ランキングBEST10

【ランキング】2019年10月の児童書売上ランキングBEST10は?


今、絵本ナビで売れている児童書は? 話題になっているのはどんな本? なかなか見えづらい児童書の売れ傾向ですが、少しでも児童書の旬をお伝えできるよう、1ケ月分のランキングを毎月発表していきます。

 

さて10月は、やはりロングセラー作品が上位にあがってきておりますが、今話題の子ども向けの法律本もランクインしたようですよ。今回は、ギフトシーズンに向けてベスト10入りした作品と合わせて、全巻セットなどのセット商品もご紹介していきたいと思います。小学生への贈り物の参考にもお役立て下さい。

2019年10月の児童書売上ランキングBEST10【2019/10/1~10/31】

9月に引き続き第1位に輝いたのは……揃えて持ちたいムーミンセット!

ムーミン童話集限定スペシャルBOX(全9巻セット)

ムーミンバレーパーク開園記念!累計5万部を売り上げた怪物セットが開園記念で緊急復活!!
今回のカバーは、スウェーデン語版オリジナルカバーに使われていた、トーベ・ヤンソンのカラー絵をデザインした限定版です。さらにBOXにも、ヤンソンのカラー絵を、ぐるっと一周贅沢に使用。プレゼントに、コレクションに最適なBOXセットです。
ムーミン童話を、美しいカラー絵とともに、お楽しみください。

おいもほりの時期に読みたい幼年童話

おおきなおおきな おいも

みどころ

いよいよ明日はいもほり遠足。あおぞらようちえんの子ども達は、それはそれは楽しみにしています。ところが…当日は雨。いもほり遠足は一週間延期です。先生は仕方ありませんねって言うけれど。

「つまんない つまんない」

でも大丈夫。おいもは7つ寝ると、いっぱい大きくなって土の中で待っててくれるんですって! そのおいも、どのくらい大きくなっていると思う? 子ども達は想像しているうちに紙に描いてみたくなりましたよ。大きな大きな紙を用意して、それでも足りないからのりで貼り合わせてもっと大きくして。絵具を筆で「ごし ごし しゅっ しゅっ」「ぴちゃ ぴちゃ しゃっしゃっ」…もっと紙を足して。もっともっと。

ああーーーすごい!!
絵の具で描いたおいもの大きいこと、大きいこと。
先生もびっくり仰天。

「こーんな大きなおいも、どうやって掘り出すの?」

(続きはコチラ>>>
 

心が温まる優しい幼年童話の傑作

ふたりはともだち

仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。

第4位 『ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)』

ネートと一緒にナゾを解こう!

みどころ

9歳のネートは探偵です。
今日もネートの元に1本の電話が入りました。
仲良しの女の子アニーから、なくなった絵を探してほしいとの依頼です。

すぐにアニーのところへ駆けつけるネート。
まず、アニーの話をじっくり聞き、部屋の中をくまなく調べます。
次に、その絵を見た他の人たちー仲良しのロザモンド、弟のハリー、犬のファングについて丁寧に調査していきます。
はたしてネートは、アニーのなくなった絵を発見することができたのでしょうか。

一見、すぐに解けそうと思わせておきながら、意外になかなか解けないナゾの面白さと、ネートのツボを押さえた探偵ぶりに子どもも(大人も!)たちまち心を掴まれてしまいます。
また9歳という年齢でありながら、どんなナゾが来ても常に落ち着き、周りから頼りにされているネート。子どもたちは、自分と同じぐらいの年齢の子の活躍とカッコよさにたちまち憧れてしまうのではないでしょうか。一方でパンケーキが大好物で、気が付けばいつもパンケーキを食べているところには親しみを感じてしまいますね。
(続きはコチラ>>>

第5位 『こども六法』

ランキング初登場! 子どもの日常に関わる法律を解説した話題の1冊

こども六法

いじめや虐待は犯罪です。
人を殴ったり蹴ったり、お金や持ち物を奪ったり、SNSにひどい悪口を書き込んだりすれば、大人であれば警察に捕まって罰を受けます。
それは法律という社会のルールによって決められていることです。

けれど、子どもは法律を知りません。
誰か大人が気づいて助けてくれるまで、たった一人で犯罪被害に苦しんでいます。
もし法律という強い味方がいることを知っていたら、もっと多くの子どもが勇気を出して助けを求めることができ、救われるかもしれません。

そのためには、子ども、友だち、保護者、先生、誰でも読めて、法律とはどんなものかを知ることができる本が必要、そう考えて作ったのが本書です。
小学生でも読めるように漢字にはすべてルビをふり、法律のむずかしい用語もできるだけわかりやすくして、イラスト付きで解説しています。

大人でも知らないことがたくさんある法律の世界、ぜひ子どもと一緒に読んで、社会のルールについて話し合ってみてください。

第6位は2タイトルが同数で並びました。

第6位 『エルマーのぼうけん』

エルマーのぼうけん

動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます……。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。

9歳の男の子エルマーは、親しくなった野良ネコから、“どうぶつ島”で野蛮な動物たちのとりこになっている、かわいそうなりゅうの子どもの話を聞いて、助けにいくことにしました。家を抜け出して船に忍び込み、“どうぶつ島”についたエルマーは、トラやサイやライオンなど獰猛な動物たちにつかまりそうになりますが、そのたびに機転を利かせて危機を切り抜け、ついにりゅうの子を助け出しました。

第6位 『くまの子ウーフ』

くまの子ウーフ

みどころ

うーふーってうなるから、ウーフ。
遊ぶことや、食べることが大好き。
そして、なにより考えることが大好き!
そんなくまの子ウーフがこのお話の主人公です。

いったいどんなことを考えるかって?
それはそれはいろんなこと。例えば……

「魚にはどうして舌がないの?」とか「おっことさないもの なんだ?」とか。「ウーフは おしっこでできてるか??」なんて突拍子もない疑問から「いざというときって、どんなとき?」なんて大人でもドキッとしてしまうような内容まで。9つのお話の中でウーフは、あちこちに出かけながら、お友だちと会話しながら、喜んだり泣いたりケンカしながら、次々に生まれる「どうして?」に対して自分なりの「こたえ」を発見していくのです。

国語の教科書でもおなじみの「くまの子ウーフの童話集」。2019年の今年は、刊行からなんと50年! 作者の神沢利子さんは言います、「子どもは好奇心のかたまり」だと。だからこそ愛嬌たっぷりのウーフの言動は、世界への驚き、生きることのよろこびに溢れていて、たくさんの子どもたちの共感を得て愛され続けているのでしょうね。もちろん、井上洋介さんの描くなんとも大らかで魅力的なウーフの姿も人気の秘密です。

このシリーズは、ゆっくり好きな時間に好きな分量だけ、のんびり読み進めるのがおすすめです。その中で、新たな視点をもらったり、納得してみたり、風や空や草や花などウーフが感じる自然の気持ちよさも一緒に味わってみて下さいね。

『くまの子ウーフ』のグッズが新登場。絶賛好評発売中です♪

第8位も同数で3タイトルが並びました。

第8位 『はれときどきぶた』

はれときどきぶた

とにかく面白く、笑えるお話です。自分の日記をお母さんに読まれていることを知り、「あしたの日記」としてウソの日記を書きはじめた主人公の則安。けれども日記に書いたウソが本当に起こりはじめたから、さあ大変! 本が苦手な子でも無理なく読め、笑える1冊でありながらも、大人になってからも楽しいエピソードが心に残り続ける名作です。

第8位 『みどりいろのたね』

みどりいろのたね

まあちゃんたちのクラスでは、畑に種をまくことになりました。ところがまあちゃんは、種といっしょにメロンあめを一粒一緒にうめてしまいました。土の中では種とあめが大げんか!

第8位 『もりはおもしろランド 1 もりのゆうびんきょく』

もりはおもしろランド 1 もりのゆうびんきょく

森の郵便局のはりねずみさんは、お弁当のサンドイッチの間に、手紙の切れっぱしをみつけてびっくり。いったい誰の手紙だったのでしょう。

全巻(15巻)セットも人気です

もりはおもしろランド(全15巻)

ほのぼのと心暖まる小動物たちのお話

ハリネズミのゆうびんやさん、いたちのおかしやさん、ねずみのはいしゃさん、たぬきのおもちゃやさんなど、森の小動物たちがまきおこすゆかいな大さわぎを描いた傑作幼年童話。楽しい物語の中で助けあいや思いやりの心を育てます。

いかがでしたか?
クリスマスシーズンは、夏休みに引き続き、児童書ジャンルが大きく盛り上がる時期。小学生向け読み物の新刊もぞくぞくと刊行されています。最後に10月のおすすめ新刊をご紹介します。

秋山朋恵(絵本ナビ 児童書担当)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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