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幼年童話を徹底分析! ひとり読みにおすすめなのは?親が読んであげるのにおすすめなのは?

 

長めの絵本も自分で読めるようになってきて、そろそろ読みものにチャレンジしてみたい!そう考え始めた親子におすすめなのが、幼年童話。絵本から読みもの(童話)への橋渡しをスムーズにしてくれる心強い存在です。しかし、ひとことで幼年童話といっても、文字の大きさやページのボリューム、お話の内容はさまざま。よく調べて考えて選ばないと、簡単すぎた!または難しくてまだ全然読めない!と失敗することも多いかもしれません。 
                                    

そこで今回は、長さや文字の大きさや本の体裁がさまざまな幼年童話を徹底分析!
はじめてのひとり読みにはどんな作品がおすすめ?
親が子どもに読んであげるにはどんな作品がいいの?
という疑問にこたえるべく、難しさのレベル別や、読んであげたい年齢別に細かく分類してご紹介したいと思います。さらに人気作品のランキングもありますよ。

 

幼年童話には、長く読み継がれている名作がたくさんあり、親御さんが子どもの頃に読んで好きだったお話があったり、お子さんと読みながら大人も一緒に感動してしまうような作品が揃っています。お子さんが1人でお話を読み始めるまでの限られた大切なこの時期、1人で読みたいと自然に本に手が伸びるまでは、ぜひ何歳まででもたっぷり読んであげてほしいと思います。

まずはじめは、幼年童話の基本情報から。

「幼年童話ってなあに?」

本格的な童話や物語を自分で読むようになるまでの移行期の、子どもがひとりで読んで理解できる本、または親に読んでもらって理解できる内容の本です。

内容は?

読む子どもたちと同じぐらいの年齢(4歳~小学校低学年)の子どもたちがお話の中心だったり、動物を主人公にしたお話がたくさんあります。また、おなべやフライパン、スプーンなど、「もの」が喋ったり、動いたりするお話が多いのもこの時期の読みものの1つの特徴だと思われます。

対象年齢は?

個人差はありますが、だいたい4、5歳から小学校3年生ぐらいまでの子どもたちが対象です。
 

本の体裁は?

サイズは絵本よりも小さく読みものよりも大きなB5変型サイズか、A5の読みものの形をとっているものがほとんどです。
お話の文は横書きと縦書きの両方があります。
 

絵と字のバランスは?

本格的な童話・物語よりも字が大きく、さし絵もたくさん入っているのが特徴です。

絵がお話の理解を助けてくれたり、盛り上げてくれたり、本における絵の役割が大きいジャンルです。

子どものはじめてのひとり読みにおすすめの幼年童話

それでは、早速、易しく読める本から順に幼年童話を紹介していきたいと思います。

難易度レベル1 絵本の延長で読める一番易しい幼年童話

まず、レベル1で紹介するのは、

・1ページあたりの文章量が少ない

・文章は絵本と同じ横書き

・楽しいさし絵がたくさん入っている

・本の形や大きさは、絵本よりも少し小さかったり、読みもののサイズ(A5)になっている

作品です。絵本の延長で易しく読める作品です。

けれども、皆さんのレビューを見ていると、子どもに読んであげた!という声もたくさんあったので、ひとり読みに易しいということと合わせて、もちろん最初は読んで聞かせてあげることもおすすめしたいと思います。

『もりはおもしろランド1 もりのゆうびんきょく』

今でも鮮明に覚えています。
このお話は、私が小学生の頃に読んだお話で、
シリーズの中で最初に読んだ一冊でした。
この時からの大ファンで、話の内容は今でも
しっかり覚えていました。
はりねずみさんのキャラクターも、森の中に
いろんな仲間がいることも。
どれもこれもこの絵本の魅力です。
いつか孫にも読んであげたいと思います。
(ジョージ大好きさん 30代・ママ 男の子5歳)

『どろんここぶた』

どろんこ こぶた

子どもそのもの
幼年童話に分類される本ですが、1ページあたりの絵と文章の割合が絵本とほぼ同じで、読みやすい1冊です。4歳の娘に読みましたがとても楽しんでいて、もう少し小さな子でも大丈夫そうだな、と感じました。
こぶたくんが、まさに子どもそのものといった感じで、とてもかわいらしいのです。
大好きなどろんこに沈んでいく時の満足そうな表情、どろんこを掃除されてしまった時の怒りの表情、セメントにはまってしまった時の不安そうな表情、そしておばさんの胸に飛び込んだ時の嬉しそうな表情。
親の立場からは、我が子を見るような微笑ましい気持ちで、そして子どもの立場からは、自分の姿に重ねて共感を覚えながら読める素晴らしい本だと思います。
(オバーサンさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子1歳)

『みどりいろのたね』

地面の下で
とにかく、絵が面白くて、物語の面白さを更に引き立てています。味のあるというか愛嬌ある表情のキャラクターたちが可愛らしいです。
息子は読みながらクスクスと笑を堪えていましたし、私も最後まで面白くてあっという間に読んでしまいました。
(lunaさん 20代・ママ 男の子6歳)

難易度レベル2 文字量が少し増えて、読みものの体裁になった幼年童話

次に、レベル2で紹介するのは、

・レベル1で紹介した本よりも、文章量が増えるが、文字の大きさが大きいので読みやすい

・ほとんどのページにさし絵がついている

・文章が縦書きになっている

作品です。

このあたりからいよいよ縦書きの文章になり、読みものの入り口のスタートです。

『ふらいぱんじいさん』

ふらいぱんじいさん

とってもおすすめの幼年童話!
幼年童話デビューしたての5歳の娘と読みました。

フライパンのおじいさんが主人公のお話ですが、
おじいさんとは思えないくらい、なんだか可愛らしいキャラで、
読んでいる途中でもこのフライパンがおじいさんだったということを
つい忘れてしまうくらいです。

旅の途中でいろいろなキャラと出会い、
放浪途中にいろいろな出来事があり、
そして落ち着いたところは・・・?

この最後にはとってもほんわかさせられました。
終盤は、「おじいさん、もしかして・・・」と不吉な予感を
ぬぐいきれないところもありましたが、
そこは幼年童話。最後はきっちり、素晴らしいエンドで締めくくられています。

絵本ではないので絵は少なめですが、
時々カラーで差し込まれている挿絵がちょうどいいアクセント。
字もおおきく、娘が自分で手にとって読もうとするにはぴったり。
幼年童話として是非お勧めの一冊です!
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子5歳)

『スパゲッティがたべたいよう』

スパゲッティがたべたいよう

自分で絵本が読めるようになったら
このシリーズは私が小学校の一年生の頃、大好きだったシリーズです。
文字も大き目で、時折カラーのイラストのページがあるのが好きでした。
その中でも一番好きだったのがこのスパゲッティが食べたいようでした。

美味しいものがたくさん登場するうえに、とっても愛嬌溢れるおばけちゃん。
アッチがとにかくかわいいのです。こんなかわいいおばけなら友だちになりたいなと幼いながらに思ったのを思い出します。

絵本が自分で読めるようになったお子さんが、次にどんなシリーズが良いかなと迷ったときには、おすすめしたいシリーズです。
(Pocketさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)

『ペンギンたんけんたい』

ペンギンたんけんたい

えんやらどっこい
子供の一人読みを促すために途中まで読み聞かせして、後半半分は子供に読ませました。
まず、えんやらどっこいの掛け声が楽しくて、えんで一歩、やらで一歩の説明を読んだら、実際に歩いて体感していました。
入水する時の掛け声も面白かったですし、全体的にとにかく楽しくて、表紙を見た時点では読む気が全くなかった息子が、面白さに気づいてからは後半スラスラ読んでいきました。
字が大きくて読みやすいので、一人読み初期のお子さんは無理なく読めると思います。
(lunaさん 20代・ママ 男の子6歳)

難易度レベル3 シリーズで読みたい幼年童話

少しずつ縦書きの読みものを読むのに慣れてきたら、シリーズで読んでみるのがおすすめです。1巻目で登場人物やお話の設定などがだいたい分かれば、2巻以降はよりスラスラ楽に読み進められるはず! 1巻からではなく、好きな巻から読んでも大丈夫なシリーズもたくさんあります。まずは、お気に入りの主人公やキャラクターを見つけてみて下さいね。

『 ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)』

ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)

推理の楽しさ
読み聞かせにもいいですが、こういう推理本は
小学校低学年なら自分で読む初めての本にぴったりだとおもいます。
息子がまさにそれで、今までは読んで読んでと
もってきたのに、この本に限っては自分から読み始めました。
読み始めると、こちらが話しかけても聞こえないほど、
集中して、なんと、2冊一気に読んでいました。
こどもがどの程度、正確に読めているかなんてわかりませんが、
間違いなく、自分で読む楽しさを発見できたようです。
少し、いえ、かなり寂しいです。
このシリーズは6巻まであるようなので、
また全部読んでみたいと言っていましたよ。
(ラズベリーテッドさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子4歳、男の子2歳)

『チュウチュウ通りのゆかいななかまたち 1番地 ゴインキョとチーズどろぼう』

チュウチュウ通りのゆかいななかまたち 1番地 ゴインキョとチーズどろぼう

絵本の次の段階に何を読んだら良いか迷ったら、まずこちらの「チュウチュウ通りのなかまたち」シリーズ(全10巻)をおすすめします。

舞台は、ネコイラン町のチュウチュウ通り。1番地から10番地まで、それぞれ個性的なハツカネズミが住んでいます。1巻目は1番地に住むおじいさんネズミ:ゴインキョのお話、2巻目は2番地に住む古道具屋さん:クツカタッポのお話……10巻目は10番地に住む郵便屋さん:スタンプのお話と、10匹のハツカネズミを主人公にした楽しい事件のお話が10続きます。

1巻目のゴインキョは、お宝をどっさり持っているおじいさんネズミ。ネズミのお宝といったら……?!そう、それは金色にかがやくチーズ!ゴインキョは、そのチーズを眺めたり、においをかいだりするのが大好きで、でもひとりじめせずに友だちにごちそうすることも好きで、ゴインキョ家のチーズ・パーティは、チュウチュウ通りで有名でした。
しかしある日、ゴインキョの元に「きんきゅう」と書かれた、どろぼうへの警告の手紙が舞い込みます。宝物のチーズがあぶない?(続きはこちら>>>)

『きつねの子(1) きいろいばけつ』

きつねの子(1) きいろいばけつ

きつね君大好き。
毎日音読の宿題があるうちの息子。
字が大きくて、1年生でも読みやすい本・・・と探していて、この本にたどり着きました。

私も小学生のころ読んだお話。改めて息子が読んでいるのを聞いてると、息子がきつね君になったみたいで温かい気持ちになりました。

大人としては、「もっと早くもらってしまえば・・・」なんて思いますが、息子は「持ち主が取りにきたんだね。よかったね」とあっさり顔。
ん~。もしかしたらきつね君も息子に似てるのかなぁ。

この本を読んでからきつね君ファンになった息子はもりやまさんの「きつね君シリーズ」を毎日のように読んで聞かせてくれています。
(しゅんえいちゃんママさん 30代・ママ 男の子6歳 男の子3歳)

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