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おはなし会で何読む?どう読む?おすすめ絵本

【おはなし会でおすすめ】片手で持てる!参加型の大型絵本

 

おはなし会が決まったら、欠かせないのが絵本の選書。楽しくもあり、一苦労でもある作業です。
この記事では、絵本ナビスタッフ・セトグチが実際におはなし会で読んだ絵本の情報を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

みんなで楽しめて、サイズ感もちょうど良い大型絵本

会場作りやプログラム作りを左右する、聞き手の参加人数。参加者がストレスなく楽しめる環境を準備したいものですが、イベントによっては参加人数が当日にならないとわからないことも。
そこで力を貸してくれるのが大型絵本。しっかり絵が見えて、かつ片手で持てる、1冊持っていると心強い参加型絵本はこちら!

何の野菜が隠れてるかな?当てっこしたら、みんなで「すっぽーん!」と収穫しちゃおう!

tupera tuperaのおおきなしかけ絵本 やさいさん

にんじんやじゃがいもなど、子どもの大好きなやさいがユーモアたっぷりにグラフィカルなイラストで暖かく描かれる。ダイナミックな楽しいしかけで次のページをめくるのが楽しみな、やさいが次々に現れるファーストブック。

tupera tuperaの鉄板ファーストブック『やさいさん』の大型絵本。かくれんぼしている野菜を当てっこしたり、みんなで「すっぽーん!」と抜いたり、楽しく遊べる参加型絵本です。
野菜の正体がわかりやすいのもあれば難しいのもあり、そのバランスの良さも参加者の当てっこ欲を掻き立てます。

読み始める前に「すっぽーん!」と声を出す練習をするのもおすすめ。読み手のかけ声「せーの」があると、タイミングが合わせやすいです。野菜の大きさに合わせて、「すっぽーん!」の声の大きさを変えても楽しいですよ。

 

読み手にとってうれしいのが、片手で持てる重さ、サイズであるということ。大型絵本は読み聞かせスタンドがないと、一人で読むのが難しいほどに重いものがほとんどです。いつも通りに慣れている持ち方で読めたり持ち運べたりできるのはうれしいポイントですよね。

「おむすびひろば」として参加したイベント「YokohamaNatureWeek」で読んでみました!片手で持てる重さなので、とても読みやすかったです。

おはなし会での参考情報

セトグチが実施したおはなし会の情報をご紹介します。目安として、ご参考にしてみてくださいね。

 

  • 読み時間・・・5分~。参加者とのコミュニケーションの取り方で異なります。時間が足りないときは、読むページを減らすこともあります。事前に読むページを決めておいて、読まないページはマスキングテープで止めておくと安心です。
  • 参加者の対象・・・0歳~小学校低学年向けに選ぶことが多いです。まだ当てっこができない年齢でも、「すっぽーん!」で高い高いして楽しんでいた親子がいました。幅広い年齢のお子様が楽しめるのもうれしいポイントですね。
  • プログラムの組み合わせ・・・盛り上げる一冊として、プログラムの前半に読むことが多いです。リフレッシュタイムとして中盤に読んだり、時間調整として締めに読むのもいいかもしれません。

合わせておすすめ!おはなし会で重宝する参加型の大型絵本

※下記の大型絵本は、片手で持つのは難しい重さ・サイズです。

瀬戸口あゆみ(絵本ナビスタッフ)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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