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【5歳におすすめ】「ともだち」ってなんだろう…? そう感じた時に読む絵本

 

家族のこと、ともだちのこと、そして自分に関わる周りの人。それぞれに対して思うことが出来るようになってくる5歳の頃。同時に関係も複雑になっていくのかもしれませんよね。特にともだちとの関係性は大きく変化していきます。

 

「ともだちってなんだろう…?」

 

そんな風に思った時こそ絵本です。色々な物語を読みながら、自分にあてはめたり、誰かのことを想像したり。この頃の子どもたちにとっては、それも大切な経験のひとつです。

「ともだち」ってなんだろう…? そう感じた時に読む絵本

やさしいのか、いじわるなのか…? でもお互いを思い合う気持ちの伝わるお話5つ

ふたりはともだち

がまくんとかえるくんは、自然体でお互いを思い合っています。やさしいのか、いじわるなのか…?そんなふたりの友情を描いた5つのお話しです。ユーモラスで暖かいのんびりとしたやりとりは、子どもたちはもちろんですが、大人になった私たちへのメッセージかもしれませんね。

〈はるがきた〉
「春が来たよ」とがまくんを起こしに来たかえるくん。でも、がまくんはベッドから出てこようとしません。雪も解け、外はすっかり暖かい4月なのに……。かえるくんは11月からそのままのカレンダーをめくり始めました。

〈おはなし〉
夏のある日、病気で寝ているかえるくんに「ひとつお話しをして」と頼まれたがまくん。一生懸命お話しを考えますが思いつきません。ぶらぶらしても逆立ちしても思いつかず、とうとう頭を壁にぶつけはじめます。

〈なくしたボタン〉
遠くに出かけたがまくんとかえるくん。家に帰るとがまくんの上着のボタンが1つありません。ふたりが通ってきた道を戻って探しに行くと……。

〈すいえい〉
川で水泳をすることにしたがまくんとかえるくん。がまくんは水着を着ることにしますが「水着姿を絶対に見ないで」って言うんです。「おかしな格好に見えるから」って。かえるくんが目をつぶっている間に川に入ったがまくん。さて、川から出る時は……。

〈おてがみ〉
お手紙を今までもらったことのないがまくん。そのことを知ったかえるくんは、がまくんに内緒でお手紙を書きました。でも、配達を頼んだのがかたつむりくんだったので……。

大切な友達の存在
一番最後のお話『おてがみ』は、
小学校の教科書で読んだ記憶があります。
いつも友達のがまくんを思いやるかえるくんと、
わがままいっぱいで甘えるがまくん。
2人(二匹?)の個性がちょうど凹凸のようにぴったりとはまり合っていて、
だからこそ友達でいられるのだなあと思いました。

5歳の息子にも。2歳の時から保育園で仲良しの大親友がいます。
2人の性格は、がまくんとかえるくんのように正反対。
でも2人はいつも一緒。とっても幸せそうです。

その友達の存在を大切に想って欲しくて、
図書館から借りてきたこの一冊。
息子には伝わったかな…?
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子0歳)

仲直りがしたいのに、あの一言が出てきません。

ごめんねともだち

オオカミはキツネと初めての大げんか。仲直りがしたいのに、あの一言が出てきません。「ごめんね」って。心の中ならいえるのに。

 

じーんとします。
クラスの読み聞かせで読みました。
友達と言い合ったり、ついつい意地をはったり、思ってもいないことを言ってみたり、言ってしまったことを後悔したり。絵本のなかのきつねくんとおおかみくんを通して、子どもたちは、自分との共通点を見つけ、同じ気持ちになってるようでした。
けんかして仲直りするまでの心の葛藤のようなものが、小さな子たちのなかにもあるんだろうなあと感じます。
「ごめんね」の一言がなかなかいえないところ、とくに共感できますね。この絵本は、友達との付き合いのなかに必ずある、衝突から仲直りまでの気持ちを本当によくあらわしてくれています。
ぜひ、たくさんの子どもたちが読んで、お友達とけんかしてもまた仲良くなる関係をきずいてほしいなあと思います。
(けいご!さん 30代・ママ 女の子11歳、男の子7歳)

「ともだち」になるって、結構ややこしい!

あのときすきになったよ

おもらしをよくするから しっこさん─
でも、一緒にすごすうち、心がだんだん見えてきて…。

「ともだち」になるって、結構ややこしくて、簡単じゃない。だからこそ、それぞれのともだち同士、出会った時のお話が生まれるのです。最後のまりかちゃんの行動、この時の気持ちは二人にとって宝物になるのでしょうね。

https://www.ehonnavi.net/ehon/5174/%E3%81%82%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%81%99%E3%81%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%88/

友達はそばにいるよ
子どもって、あの子が嫌いとかあの子が好きとか
たいした理由もなしに決めつけたりしますよね。
だからこそ、なんでもないひょんなことから
嫌いだと思ってた子と友達になれたりもするし、
知らないうちにその友情がどんどん深くなったりもする。
大人の知らないところで、子どもの心は成長していく。
そんな子ども目線のステキなお話です。
みんなみんないいところあるんだよ!
友達はすぐ隣にいるよ!
この本を通して、子どもたちにそう語りかけてあげたいです。
(YUKKEさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子3歳)

くやしい気持ち、簡単には終わらないよね…。

けんかのきもち

たいは、なかよしのこうたと、すごいけんかをした。けりをいれて、パンチした。さいごにこうどつかれて、しりもちをついた。くやしくて、泣きながら走ってうちにに帰った。こうたがあやまってくれたけど、まだけんかの気持ちは終わらない…。思いっきり気持ちをぶつけあえば、もっとともだちになれる。コミュニケーションの在り方を考えさせる絵本です。

こんなことって絶対あるよね
図書館で借りてきて読みました。
仲良しの友達とけんかした。
悔しくて涙が出た。
家に帰ってお母さんの膝の上でわんわん泣いた。
おともだちと喧嘩するってこと。
仲が良ければ仲がいいほど、喧嘩する機会もある。
喧嘩した時の悔しい気持ち、負けたくないという気持ち。
こんな気持ち男の子じゃなくても絶対ある。
我が家は娘二人ですが、5歳の長女は仲良しのお友達と
喧嘩して泣きそうになりながら帰ってきたこともあります。
この本を読んだ時も、すごく共感したようで、
続けて3回、読んで、のリクエストでした。
私自身も子どもの頃を思い出すと「こんなことあったなあ」。
懐かしいような、こそばゆいような思い出が…。
悔しくて、悔しくて……
でもけんかの気持ちって、ちゃんと終わるんだ、
そしたらまた仲良くなれるんだ。
絵本いっぱいに描かれる力強い絵にも圧倒されます。
(梅★ようこさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)

「ともだちって すばらしい」

ともだち

「ともだちって」
かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと
いっしょに かえりたくなるひと
「ともだちなら」
いやがることを するのは よそう
「ひとりでは」
もてない おもいものも ふたりでなら もてる
つまらないことも ふたりでやれば おもしろい

ともだちってなんだろう・・・例えば子どもたちがそんな風に思っていたとしたら、こんなにも具体的にわかりやすく教えてくれる答えはないですよね。
谷川俊太郎さんの詩に、和田誠さんのほのぼのとした絵が子ども達の心にぐっと近づいてきます。

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子どもにぴったり!!
お友達とけんかしたとき、悩んだとき…親がダラダラ言ってきかすより、これ一冊読んであげるだけで大丈夫。ともだちって、なんなのか、どういうものなのか…、どうすればともだちと仲良くなれるのか…こどもにとっての大きなヒント、答えがみつかります。3歳の下の子も問題を答えるように、一文読むごとに「それって、ちがうよねぇ!」「えらいね!いい子だね!」と、大好きな絵本です。6歳の小学校のお兄ちゃんは「あぁ、今日それやっちゃった・・」など、一日を振り返り、明日への課題?を見つけながら聞いています。親の長~いお説教や話より、よっぽど効果大です。
(ふうれんさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子3歳)

いちばんの仲良しだと思っていたのに…

ともだちって だれのこと?

いちばんの仲良しだと思っていたのに。
ちょっとしたことがきっかけで、なんでこんなにも不安になってしまうのでしょう。
あんなに自信満々だったのに、突然、相手の考えていることがわからなくなって、胸がざわざわして落ち着かない。そうなると、ますますいろいろなことを考えすぎて…。

この絵本のネズミもそう。
友だちのテンの家にあそびにいくと、テンは留守でした。
ドアの貼り紙には「ともだちのうちにいくのでいえをるすにします」と書いてありました。だから、ネズミはなんの疑いもなく、いちばんの友だちの自分の家にテンが遊びにくるのだと思いました。

走って家に帰って、テンを待ちます。
でも、テンは姿を現しません。
その時、ネズミははじめてテンのいう「ともだち」は自分じゃないのかもしれないと傷つきます。じゃあ、だれがテンのいう友だちなんだろう。森に住むほかの仲間たちのことを想像しながら、ますます不安になるネズミ。ネズミはいてもたってもいられなくなってテンを探しにいくのです。(続きはこちら>>>

成長すればするほど、ケンカも大きくなるのが子どもたち。まわりの大人はきちんと向き合ってあげなければいけませんよね。

磯崎 園子(絵本ナビ編集長)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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