【クリスマス】 物語の主役は…クリスマスツリー!?「2019年 新刊クリスマス絵本」(2)
クリスマスの物語の主役といえば…サンタさん? 子どもたち? プレゼント?
いえいえ、忘れていませんか?
「クリスマスツリー」
いつもクリスマスの雰囲気を盛り上げてくれているツリーが主役になることだって……あるんです!
2019年に発売されたばかりのクリスマス絵本の中から「クリスマスツリー」が主役になっている絵本をご紹介します。
物語の主役は…クリスマスツリー!最新クリスマス絵本3冊
なんて自由! なんて素敵! こんなの思いつかなかった…『いろいろクリスマスツリー』
いろいろクリスマスツリー
もうすぐクリスマス。 みんな飾りつけの真っ最中。
色々なところで、色々なツリーが飾られているみたいですよ。
例えば……、
森の中ではリスたちがどんぐりをいっぱい飾り付けて。
こおりのくにでは、ペンギンたちがシューシューすべるツリー・スライダー。
海の底では、海藻と真珠。海辺では、砂と貝殻とヒトデで。
なんて自由! なんて素敵!
こんなの思いつかなかった、ツリーの数々。
ほかにも小さなミニミニツリーから、縦にながーいツリー。
さらにさらに美味しそうなツリーまで……!?
クリスマスツリーの絵本はたくさんあるけれど、
こんなに「いろいろなツリー」は見たことない?
なんだかこのまま、お部屋に飾るツリーの参考になりそうです。
子どもたちが夢中で眺める姿が思い浮かぶこの絵本。作者のおおでゆかこさんは、絵本作家としてはもちろん、イラストレーターとして手がけられている可愛い雑貨も大人気。豊富なアイデアにも納得なのです。
「メリークリスマス!」
さて、今年はどんなツリーを飾りましょうか。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
もう、ぼくはひとりぼっちじゃない。『もりのおくのクリスマスツリー』
もりのおくのクリスマスツリー
森のおくにそだつ、1本のもみの木。りっぱなほかの木とちがって、せがのびなくて、ぐらぐらしてて……森がゆきでまっしろになったころ、ほかの木たちはクリスマスツリーとしてもらわれていき、1本だけのこされました。ひとりぼっちになったもみの木でしたが……。森のいきものたちの声がきこえてくる、あたたかなクリスマスのお話。
ルーちゃんは、サンタさんへのお願いをツリーに託して…『ルーちゃんとクリスマスツリー』
ルーちゃんとクリスマスツリー
シロクマの女の子ルーちゃんは、お父さんお母さんお姉ちゃんの四人暮らし。しっかり者のお姉ちゃんが羨ましいルーちゃんは「早く大きくなりたいです」と、サンタさんに手紙を書いてツリーにつるします。そしてイブの日。急に熱を出したお姉ちゃんを看病するお母さんを助けようとルーちゃんはひとりでおつかいに行くことに。その道中、ルーちゃんはカフェでサンタさんを目撃します。ルーちゃんの願いはサンタさんに伝わるかな?
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