【保存版】6歳の子ども向けおすすめ本~絵本から児童書まで~
6歳は環境が大きく切り替わる大切な時期。読書のおすすめはそれぞれの成長に合わせて
園の年長さんと小学1年生をまたぐ6歳。年長さんでは、園の1番のお兄さん、お姉さんとして、頼もしい姿を見せてくれるでしょうし、絵本もどんどん長いお話を聞けるようになっていることでしょう。一方で、ワクワク期待に胸をふくらませながらも、不安もいっぱいの小学校入学。子どもたちにとっても見守る親御さんにとっても、大きな節目ですね。小学校に上がると、生活リズムがガラリと変わったり、時間割に則した勉強が始まったり、一緒に過ごすお友達の数もぐんと増えたり、それはそれは大きな変化がやってきます。環境の変化に伴って、心も体も大きく成長していくことでしょう。そんな変化の真っ只中にいる6歳の子どもたちにはどんな本がおすすめなのか、周りの大人はどんな風に本を手渡していけば良いのか、さまざま考えてみました。
目次
- 1. 6歳は環境が大きく切り替わる大切な時期。読書のおすすめはそれぞれの成長に合わせて
- 2. 絵本ナビ児童書担当セレクト! 6歳におすすめの本
- 2.1. 6歳への本の手渡し方
- 3. 新しい世界へのとびら
- 3.1. 元気いっぱいの毎日を応援!
- 3.2. 早く小学校に行ってみたいな
- 3.3. 小学校ってどんなところ?
- 3.4. 学校に行く不安がやわらぐ絵本
- 4. 「6歳」の出会いのとびら
- 4.1. 「自分」と出会う、いろいろな気持ちと出会う
- 4.2. 「友達」と出会う
- 4.3. 「先生」と出会う・「家族」について考える
- 4.4. 「本」と出会う・「図書館」と出会う
- 5. 「6歳」の発見のとびら
- 5.1. ことばあそび・なぞなぞ・詩を楽しもう
- 5.2. 知りたい! 自分の体のこと
- 5.3. 楽しく学ぶ社会のしくみと科学の絵本
- 5.4. 見方が変わる、視野が広がる
- 6. 「6歳」の物語のとびら
- 6.1. 出会わせたい名作の数々
- 6.2. 思いっきり冒険!
- 6.3. たくさん笑おう
- 6.4. シリーズ作品を楽しもう
絵本ナビ児童書担当セレクト! 6歳におすすめの本
小学校ってどんなところ? 友達たくさんできるかな? 大きな変化に伴って、不安も多い過渡期の6歳。けれども新しいことを知りたいパワーも人一倍でやる気満々です。そんな6歳の強い好奇心を満たし、心配事を和らげ、新しい毎日をより楽しく感じられるような本をおすすめします。読書の段階としては、「絵本から読み物への橋渡し」ということが大きなテーマとなってきます。読み物のスタートは、まずは親御さんの温かい声で読んでもらい、頭の中で想像を広げる体験を重ねていくところから。小学生になっても、ぜひたくさん読んであげて下さいね。
6歳への本の手渡し方
- ポイント① 読みたい意欲を大切に育てたい時期です。
6歳の子どもたちはお話が大好き。本が苦手という意識が出ている子もほとんどいないはず。本に苦手意識が出てしまうのは、難しい、よく分からない、自分には読めないという体験が繰り返されてしまうから。そうならないよう、それぞれの子どもたちの読みの段階に合った本を手渡していくことが重要です。
- ポイント② 文字が読めても、その文字が頭の中でしっかり文章として繋がり、お話を理解するのは、なかなか難しいことです。
文字が読める=お話を理解できる、ではないということを手渡す大人が把握していることが大切です。読み聞かせを通して、言葉や文の意味を咀嚼できている大人が、意味を伝えながらお話を読んで聞かせる繰り返しが、子どもたちの読む力を育てていきます。
絵本から読み物への移行期におすすめの本には、物語だけでもさまざまなタイプの本があります。内容は理解できても自分で読むのは難しいという本も多いため、こちらの記事で紹介していく本には、目安として下記の表示をつけさせていただきました。こちらを参考に、子どもたちの様子をみながら手渡してみてほしいと思います。
<6歳の本の難しさにおける目安表示>
【絵本】
【読み物・読み聞かせ】【読み物・ひとり読みのはじめに】【読み物・ひとり読みに慣れてきたら】
それでは、絵本から読み物まで6歳におすすめの本をテーマ別にご紹介します。
たくさんのとびらを開こう
新しい世界へのとびら
元気いっぱいの毎日を応援!
新しい世界へ飛び出す6歳の子どもたちは、好奇心いっぱいで毎日が新しい発見と出会いの連続でしょう。元気がみなぎる子どもたちのワクワク感を高め、新しい挑戦を応援する本をご紹介します。
読者の声より
インパクトのある表紙に惹かれて手に取りました。普通の絵本より少し大きなサイズで、生きものの迫力ある姿が印象的。そしてとても味わいのある絵です。2歳、5歳、8歳の子どもたちみな、息をのんで絵に見入っていました。
はじめはひ弱でびくびく暮らしていたバッタが、勇気を出して前進し、自分の本来の力を知って、大きくなっていく。自信を持ってとびたつバッタの姿は、本当にかっこいいです。
子どもに読み聞かせながら、自分が感動して勇気をもらいました。自信がなかったり、前に進むことをためらいそうになったとき、この絵本を思い出し「とべわたし!」と心の中で叫びたいと思います。
(クッチーナママさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子5歳)
【絵本】『ちび竜』新しい始まりに贈る、いのちの賛歌
みどころ
誰もが心の中で憧れを抱いているかもしれない、竜。
想像するのは、あの壮大な姿。
ところが、その竜が生まれてきたのは……雨つぶの中!
小さな小さなちび竜が最初に出会うのは、水たまりで出会ったボウフラ。
一緒にぴんぴんしながら、彼らは言うのです。
「みんなで ちび竜 うまれるのを たのしみに まっていた。」
そして、教えてくれます。ちび竜はここを飛び出して、どんどんでか竜になる、と。
その言葉通り、たんぽぽの綿毛で飛び立つと、とんぼに飛び方を教えてもらい、フナからは「うろこ通信」のやり方を、もぐらからは「土」の色んなことを。うさぎと飛びくらべをし、こうまとかけっこをし、杉の木と背くらべ。さらに、入道雲から…海から…山や森と…。そうやってあらゆる自然界の友だちと遊びながら、仲良くしながら、やがて神通力も身につけて。
みえないほどのチビチビだったちび竜は、今や……
光る青い地球を抱いている!
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読者の声より
「好き」という言葉の魅力を改めて感じました。
いろんな「好き」で充たされて、何事も肯定的に感じられることって、幸せを見つけられるひけつかもしれません。
どのページを開いても、「すき」の言葉の向こうに、素敵な物語が描かれていました。
余談ですが、タイトルページに消えていく猫のしっぽが気になって、絵本の中で猫探しもしていました。
(ヒラP21さん 60代・パパ)
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早く小学校に行ってみたいな
小学校への入学準備といえば、なんといってもランドセルの準備。ランドセルを手にした子どもたちのワクワク嬉しい気持ちがたっぷり詰まった本を中心に、入学への期待を高めてくれる本をご紹介します。
【絵本】『ランドセルがやってきた』初めて手にする自分だけの「ランドセル」
みどころ
ある日、うみひこくんが、ようちえんから帰ってくると、大きな箱が届いています。
「あ、おじいちゃんから」
開けてみると、入っていたのは…ランドセル!
「やったー!ランドセル!うゎおー!あお!」
かっこいい。おじいちゃんは、ぼくの好きな色を覚えていたんだ。
早速、背中にしょってみると、なんだか大きい。
「だって 6ねんせいに なるまで つかうのよ。」
とお母さん。そうか、6ねんせいかぁ。
うみひこくんが、中に色々入れて、外へ出かけてみると、近所の人たちが声をかけてくれます。「りっぱだねぇ」「かっこいいね」ちょっぴり、おにいさんになった気分です。
「あ、そうだ! 」
うみひこくんは、大事なことを忘れていましたよ……。
(続きはコチラ>>>)
読者の声より
もうすぐ 一年生の5才児の子どもたちに読んであげたいと思います
ランドセル
私も嬉しかったなあ~ 赤いランドセルを背負って 学校へ
何だか懐かしくて・・・
うみひこくんは 青いランドセルをおじいちゃんからプレゼントしてもらって
嬉しくて うれしくてランドセルせおって近所へ
おばあさんに褒められて おじぎしたら 本がこぼれ出て、なんだかほのぼのとしてきます
なんて 可愛いんでしょう!
子どもたちは 夢いっぱい!
いいな~ こんなときめき 子どもたちの目がキラキラして
子どもって こんなに キラキラ
うみひこくん おじいちゃんに電話して 「ありがとう」
おじいちゃんも 本当にうれしい瞬間ですね
おまけの 中川ひろたかさんと村上やすなりさんのランドセル姿なんて可愛いんでしょう
最高ですね!
今度の読んであげるのが楽しみで~す!
(にぎりすしさん 60代・その他の方)
【読み物・読み聞かせ】『みてよ ぴかぴかランドセル』ランドセルを買ったら、みんなに見せたくなっちゃいますよね
みどころ
買ってもらったばかりの赤いランドセル、すてきすてき。
かこちゃんは嬉しくて、誰かに見せたくなります。
もうすぐ1年生になる“わくわく”と、ぴかぴかのランドセルをしょっている“うきうき”で、よっぽどかこちゃんは輝いていたんでしょうね。よもぎのはらのお友達も思わず「いいなあ」とため息。そこでかこちゃんは“うきうき”のおすそわけをしてあげますが・・・?
もし家族の中に、同じく1年生になるのを待ちわびている子がいたら、こんなお話を読みながらみんなで幸せ気分になって応援してあげる事が一番のお祝いかもしれませんね。入学おめでとう!春らしい素敵な絵本の登場です。
【絵本】『一年生になるんだもん』入学式までどんな準備があるのかな?
出版社からの内容紹介
一年生になる準備は前の年の秋ごろから始まります。健康診断に行ったり、ランドセルを買ったり、手さげ袋を作ったり……。入学式までの、楽しい準備の様子を描きます。
読者の声より
一年生になるドキドキワクワクの雰囲気が、ページいっぱいに広がっている絵本でした。
細かなかわいいイラストや、子どもたちの様々な表情が素敵です。
小学校からお手紙が届いたり、健康診断にいったり、持ち物に全部名前を書いたりという入学前のやりとりから、入学式当日の新入生の様子も、「そうそう。こうだったこうだった」と、長女が入学した時のことを
思い出しました。
2年生になった長女も、自分が入学するときのいろいろな気持ちを思い出したようでとても嬉しそうでした。
新しく入ってくる1年生にもやさしくしようと思えたようです。
もうすぐ1年生になる子はもちろん、もう上級生になった子も楽しめる絵本かなと思いました。
(クッチーナママさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳、男の子2歳)
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小学校ってどんなところ?
小学校ってどんなところ? 何をするの? 学校の中はどうなってるの?
こちらではより具体的に小学校の生活について知ることができる本をご紹介します。小学校のことを知れば知るほど、入学への不安は減るのでは? 入学前に、そして入学後にも長くご活用下さいね。
【絵本】『しょうがっこうがだいすき』小学二年生のせんぱいから、新一年生へのとってもためになるアドバイス
出版社からの内容紹介
小学2年生のせんぱいから、これから小学生になるみんなへ。「さけばないようにれんしゅうしよう」など小学校生活を楽しく送るための16のアドバイスを、ういさんが自分の力で書き上げました。不安と楽しみがいっぱいの入学を控えたお子さんに送る一冊。
読者の声より
今、正に小学校1年生の孫に読んであげたい絵本だなあと
思いました。小学校2年のういさんが書いた本なので、1年生の
心構えがしっかりと書いてあるので、とても役に立つ絵本だと思い
ました。小学校が大好きになるために、小学生になるまでに、や
るといいことが記載されてました。今、年中になった孫は、ようやく
ひらがなに興味が出来ているので早速読んであげようと思いまし
た。大人が書いた絵本でないのですが、ういさんに感心してしま
いました。
(押し寿司さん 70代以上・じいじ・ばあば)
【絵本】『1ねん1くみの1にち』小学校の生活が、写真と吹き出しの言葉でみるみる分かる!
出版社からの内容紹介
登校、朝の会、国語、算数、休み時間…と、小学校1年生のクラスの1日を追った画期的な絵本!
教室を定点で追う中で、忘れ物したり、いたずらしたり、と楽しいストーリーが展開。学校の1日が分かり、自分の学校とくらべてみても楽しめます
読者の声より
1年1組の教室の1日を追った写真絵本です。これから小学校入学を控えたお子さんとそのお父さんお母さんにプレゼントしてあげると、とても喜ばれると思います。
教室にはいろいろなものがあって、子どもたちの声は吹き出しで紹介されています。生徒たちの持ち物を見せてくれるページがあったり、1ヶ月の給食ぜーんぶが紹介されていたりと、親の方が「へー」と感心したり、ニヤニヤしたりと楽しんでしまいました。小学校の様子というのは、小学生の子どもがいても、意外と分からないことも多いので、覗き見できたような不思議な気分にもなります。
長女が小学校入学前に一度読んだのですが、2年経ってまた読み直すと、また新しい発見があったようです。実際に学校に通い出すと、自分の教室との違いなどを発見したようで、娘もまた違う楽しみ方ができて楽しかったようです。
(クッチーナママさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳、男の子2歳)
【絵本】『いちねんせいのがっこうたんけん』絵本で学校探検に出かけよう!
出版社からの内容紹介
小学校って、どんなところ? 何があるの? みんなで学校探検に出かけよう! 楽器がたくさんある音楽室、大きな鍋が並ぶ給食室。理科室にあるコワーイものって……?! 学校の楽しさを伝える大型ガイド絵本。
【読み物・読み聞かせ】『おはなし きょうしつ』教室で使うものたちの楽しいおしゃべり
みどころ
学校に通う子どもたちが教室でふだん目にしている、たくさんの道具やものたち。
ページを開くと、なにやら楽しそうなひそひそ声が聞こえてきますよ。
ちょっと聞いてみましょう。
「ふでばこ」―ふでばこがしたじきに、もんだいを出しています。
「さて、もんだいです。きょう、ぼく ふでばこの なかには、なにが はいっているでしょうか?」
したじきはすぐに こたえます。「えんぴつと けしごむと ものさし、それから、あかえんぴつも はいってる」
「せいかいです。でも、まだ、なにか はいっています」…。
(さて何がはいっていたのでしょうか?)
「うわぐつ」―うわぐつの かたほうが いいました。「あした、おやすみだよね」「うん、そうだよ」もうかたほうが答えると、
「もうすぐだね。もうすぐしたら、いえに かえって きれいに あらって もらえるんだね」「たのしみだね」…。
(うわぐつたちは、このあと無事に洗ってもらえたのでしょうか?)
教室で使われているものたちがどんなことを考えているのか、それぞれの特徴がよく表れていて、なるほど!と思ったり、くすっと笑ってしまったり。他にも、リコーダーとピアニカ、あかしろぼう、ランドセル、給食のパン、黒板消し、通知表など、教室でおなじみのものがつぎつぎに登場してきては、楽しいお話を繰り広げていきます。
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学校に行く不安がやわらぐ絵本
小学校に入学するのは楽しみな反面、大きな変化に伴って不安も大きいですよね。入学した後にもなんだか不安だな、学校に行くのが嫌だな、と感じてしまうこともたびたびあるかもしれません。そんな時には、子どもたちの不安な気持ちに寄り添うこんな本を読みながら、ゆっくり不安を手放していけると良いですね。
【絵本】『がっこうだって どきどきしてる』学校の気持ちを想像したら勇気が出てくるかも!?
みどころ
はじめてのクラス、はじめての学校、みんなどきどきするものだけど……学校だってどきどきしてるって知っていた?
学校がちょっぴり怖い子、苦手な子、いやだなあと思う子たちへ――こんな学校だったら、ちょっと面白いんじゃない?
はじめて新しいクラスに入るとき、新しい学校に行くとき、子どもはみんなどきどきして、ちょっぴり不安を感じるものですが、じつは、学校のほうも不安で心配でしかたなかったとしたら!? 生まれたての学校が、子どもたちといっしょに少しずつ「学校って、もちろん楽しいことばかりじゃないけど、でもやっぱり楽しいかも」と思えるようになるまでを、不安な心によりそって描きました。学校といっしょに、どきどきして、切なくなって、げらげら笑える、唯一無二の学校絵本です。
読者の声より
新築の学校が主人公のお話です。
学校嫌いっていう子に、読んでみてほしいです。学校だってどきどきしてるのかと思うと、ちょっとほっとするかも。みんな、初めは学校に慣れずにしんどかったりしますよね。うちの娘もそうです。見守る親もしんどいときもあります。私はもこの本を読んで、他の子もそうなんだとちょっとほっとしました。
(じっこさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子3歳)
【絵本】『だいじょうぶ だいじょうぶ』優しく心強いおまじないのことば
出版社からの内容紹介
子どもから大人まで広く愛されてきたロングセラーが大型版に!
これが本屋のイチオシ!
小さかったころの ぼくを いつも たすけてくれたのは
おじいちゃんの ことばだった。
心配しなくても「だいじょうぶ」。無理しなくても「だいじょうぶ」。
それは、おじいちゃんのやさしいおまじない。
子どもたちのしなやかな強さを育むのはもちろん、すこし疲れた大人にも前を向く力を与えてくれる絵本です。
読者の声より
優しい言葉で少しづつ子供の成長が描かれている、とてもいい絵本だと思います。
『だいじょうぶ』、なんて響きのいい言葉でしょう。
たとえ大丈夫じゃなかったとしても、この言葉を聞けば多くの子供が安心するのではないでしょうか。
逆に心配ばかりだと、子供もたいしたことでなくても、不安ばかり増殖してしまいそうな気がしまいます。
ですからうちではつとめて『だいじょうぶ』と言って聞かせます。
でも、それをもしおじいちゃんやおばあちゃんのように人生経験豊かな方に日常茶飯事的に言ってもらえたら、どんなにいいことでしょう。
人生を重ねた方の『だいじょうぶ』には、色々な安心のスパイスがつまった重みがあるように感じます。
そうした環境でそだった子供は心強い子に育つんじゃないかな?
そう思うとうちのじいじに読ませてあげたい絵本です。
(アマアマ47さん 40代・ママ)
【絵本】『トイレにいっていいですか』トイレに行きたい!ってちゃんと言えるかな?
出版社からの内容紹介
人もくるのであとまわしにされ、休み時間にいけません。とうとうがまんできなくなって…。寺村輝夫の名作を和歌山静子が新たに描き下ろした改訂新版。
読者の声より
子供が小学校に入学すると、気になるのがトイレ問題。子供は、授業中に恥ずかしくて「トイレにいっていいですか」と言えなかったり、休み時間にトイレに行って、順番に並んでいても、上級生に割り込みをされたりと・・・。そんな経験を今でも多くの子供達がします。長男も授業中に「トイレにいっていいですか」の一言が言えるまで時間がかかりました。それを絵本にしたのがこの絵本なんです。主人公のオムくんが、「トイレにいっていいですか」と先生に言ってトイレに行くんですが・・・。授業中の廊下は、静かで少し怖いですよね。ちょと緊張したりしますよね。あのちょと怖い気持が、動物がトイレまで一緒に行ってくれるので楽しさに変わります。3年生になる息子も「僕が1年生の時にこの本があったら良かったのに」と一言。入学する前から読んであげると、入学してからのトイレ問題も、すぐクリア出来ると思いますよ。
(ぷちどりーむさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
【読み物・ひとり読みのはじめに】『しんぱいなことがありすぎます』
ももっち、ヤドカリ みたいだな!
かずまくん、なんで そんなに かるそうなの?
ももは忘れ物をしたくなくて、教科書やノートを全部ランドセルに入れました。翌朝、ももは両手に荷物を持ち、ヤドカリみたいと、かずま君に言われます。かずま君は全部学校に置いてあるんだって。そんなのずるいよ!
読者の声より
タイトルに惹かれ、手に取りました。
心配性のももちゃん。毎日しんぱいしすぎて、教科書やノートもありったけ持って登校することになるのです。だから表紙のイラストように、すごい荷物になってしまいます。
対照的なのがかずまくん。楽天的なかずまくんとのやりとりを経て、ももちゃんも少しずつ成長していくようです。
大人になった今も「しんぱいなことがありすぎる」私。このお話を読んでクスッと笑えて元気になった気がします。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)