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【保存版】6歳の子ども向けおすすめ本~絵本から児童書まで~

「6歳」の発見のとびら

ことばあそび・なぞなぞ・詩を楽しもう

ひらがなが読めるようになったら、さまざまなことばあそびが楽しめる本を。なぞなぞも6歳頃の子どもたちは大好きですよね。ことばの楽しさを発見できる本をご紹介します。少しずつ詩にも触れさせてあげたいですね。

【絵本】『ことばのこばこ』楽しいこどば遊びがいっぱい

ことばのこばこ

しりとり、句読点遊び、回文、かぞえうた、なぞかけなど、18種類のことばあそびを、軽妙なタッチのイラストで楽しむ大型絵本。

読者の声より

絵本のタイトルは『ことばのこばこ』ですが、読んでみると
「ことばの大箱」と感じるほど、言葉がぎっしりでした。
言葉って不思議ですよねえ。そして楽しい♪
和田さんの絵も言葉の楽しさそのまま伝えてくれるようで楽しい♪
それにしても、ただ読んでいるだけだと「楽しい」ですが、これ全部
考えるの大変だっただろうなあって思います。自分でやろうとすると
いい頭の体操になりますね。
娘は「こばこ6」「こばこ9」が特に楽しかったようで
けらけら笑っていました。小さな子どもでもイメージしやすい
部分なのかな?
あ、「こばこ5」の中の「ころんだこどもこぶがここのつ」も。
喜んでこぶを数えていました(笑)。
(ぽこさんママ さん 40代・ママ 女の子5歳)

【絵本】『いちねんせい』一年生ってどんな気持ち?

いちねんせい

みどころ

一年生になった時って、どんな気持ちだったかな。
どんなことを考えていたっけ。

この絵本は、谷川俊太郎さんの詩と和田誠さんの絵で、初めての学校生活にふみ出す新一年生の期待と不安と感動が入り交じった日常を生き生きと描き出します。

「せんせいが わたしの なまえを よびました
 せんせいは わたしの なまえを しってるんだね」

「わたしは たかしくんが すき 
 でも どうすればいいか わからない」

「ぼく このやろと いったら
 あいつ ばかやろと いった」

一つ一つの詩から聞こえてくるのは、子どもたちのささいなつぶやき。
でも、声に出して読んでみると、豊かな言葉の世界が広がっていきます。
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【絵本】『なぞなぞのみせ』絵からなぞなぞの答えが探せるところが楽しい!

なぞなぞのみせ

みどころ

子どもたちはなぞなぞが大好き。とは言え、言葉から答えを導き出すのって、意外と難しい!?
そこで「なぞなぞ絵本」っていうのが大活躍してくれるんです。だって、子どもたちは絵の中に隠れているものを探し出すのは大得意だから!!ひらめきを助けてくれます。そのうち、答えどころか問題に出てこないものまで探しだしてきちゃうかもしれませんけどね(笑)。
『なぞなぞのみせ』は、商店街にあるお店、文房具屋さん、本屋さん、ケーキ屋さんなど、女の子とおばあちゃんが次々と立ち寄るお店の中の様子が事細かに描かれていて、その中からなぞなぞの答えをさがしていきます。石津ちひろさんの軽やかな文体も楽しいなぞなぞの絵本です。
発売と同時に大人気となったこの作品。その秘密は・・・?
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【読み物・読み聞かせ】『なぞなぞのすきな女の子』お話の中に楽しいなぞなぞがいっぱい

なぞなぞのすきな女の子

みどころ

なぞなぞ遊びは好きですか? 答えるのも楽しいけれど、なぞなぞを出すのも楽しいですよね。特に答えられないような、なぞなぞが出せたら!

この本は、そんな、なぞなぞが大好きな女の子が主人公のお話です。女の子は、一緒に遊べるお友達を探しに森に出かけ、はらぺこオオカミと出会います。お母さんとなぞなぞ遊びをいつもしている女の子は、オオカミにぴったりの、何やら長いなぞなぞを出しました。オオカミは一生懸命考えるのですが、長いなぞなぞに、答えがいっぱい出て来てしまい…あらら? なぞなぞの答えは一つ、ですよね。さあ、オオカミは答えられるでしょうか? 
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知りたい! 自分の体のこと

自分の体のことどのぐらい知ってますか? 歯ってどうして抜けるの? 抜けたらどうするの? ケガした後にかさぶたができるのはどうして? 体の中のそれぞれの役割を楽しいイラストと一緒に分かりやすく教えてくれたり、あらゆる疑問について丁寧に答えてくれる本がたくさんあります。少しずつ体の仕組みを知ることで、自分の体を大切にする意識へとつながっていきます。

【絵本】『歯がぬけた』歯が抜けることの多い6歳児には興味津々の1冊

歯がぬけた

みどころ

歯がぬける、歯が生え変わるということをテーマに描いた絵本。

ごはんを食べていたら歯がぬけた。前からぐらぐらしていたんだけど、ついにぬけた! 歯が抜けたところにコーンを挟んでみたり、ストローを入れてジュースを飲んだりしてみた。ところで、この歯どうしようかな? お母さんが小さい時は、歯が抜けたら下の歯は屋根の上に、上の歯はえんの下に捨ててたんだって。外国では、ぬけた歯をまくらもとに置いておくと、朝起きた時、妖精がコインにかえてくれてるんだってさ。

家庭訪問に来た先生にも抜けた歯を見せてあげた。「おもしろいコレクションだね」だって。そこで、ぼくはいいことを思いついた! 自分の歯をとっておいて、おじいさんになったとき、この歯で入れ歯をつくるっていうんだけど、どうかなぁ。このアイディア。

リズミカルな文章とデフォルメのされた絵で、歯にまつわるエピソードをユニークに描いた一冊。歯の大切さも学べます。

読者の声より

前歯3本が抜け、すきっぱ生活エンジョイ中の息子と大笑いで読みました☆

歯が抜けたことから始まる子どもらしい視点・発想がとってもユニークに描かれた絵本です。

抜けた歯の代わりにコーンを挟んでみたり、ストローを入れてみたり。
ビンに入れてコレクション? いや、お爺さんになるまで保管しておいて、この歯で入れ歯を作る!っていうのには参りました。

そして、大島妙子さんの絵がとても勢いがあって楽しく、内容により一層ユーモアを加えています。

我が家では歯が抜けた後に読みましたが、抜ける前に読んでも楽しいかもしれません。
「歯が抜けたら私はどうしようかな♪」
グラグラしてきた歯と過ごす日々が、そんなワクワク感でいっぱいになることでしょう
(カトリーヌみどりさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子3歳)

【絵本】『かさぶたくん』かさぶたは自然のバンソウコウ

かさぶたくん

出版社からの内容紹介

かさぶた、できたことがありますね。「ひざこぞうをすりむいたときに、できた」「ナイフで切って、できた」などなど。かさぶたは、血でできた傷のふたなんだよ。まるで、しぜんのバンソウコウみたい。ほら、かさぶたのしたでは、新しい皮膚がどんどん作られています。こどもに身近なかさぶたをめぐってユーモラスに展開しながら、身体の不思議をときあかしていく科学絵本です。

【絵本】『ホネホネたんけんたい』普段は見えていないものへの興味と視野がぐんと広がります

ホネホネたんけんたい

出版社からの内容紹介

背中のぐっと曲がった、大きな後ろ足は、ウサギのホネ。大きな前歯に長いしっぽは、リスのホネ。様々な動物のホネをきれいな写真と、ユーモアのある文章で見せます。後半は、博物館の舞台裏で、ホネのくわしい機能や種類を紹介。

 

楽しく学ぶ社会のしくみと科学の絵本

子どもたちの身の回りには分からないことや知りたいことがいっぱい。これまではあまり考えなかったことでも6歳ぐらいになると急に気になることも増えてくるでしょう。時間のこと、お金のこと、生き物の大きさのこと、植物のこと‥‥‥、気になるテーマから読んでみて下さいね。

【絵本】『100円たんけん』親子で楽しめる、はじめてのお金絵本

100円たんけん

みどころ

コンビニで、おかしをおねだりしたら、「100円までよ」って言われた。
100円ショップに行ったら、なんでも100円だった。

じゃあ、よそのお店では、100円で何が買えるのかな?

ぼくとお母さんは、商店街をたんけんしてみることにした。

名付けて…100円たんけん!

はかりうりしているお肉屋さんで、100円ぶんのお肉を買ってみよう。
魚屋さんに100円で買えるものはある?
1800円のケーキ、100円ぶんならどのくらい?
八百屋さんは? お寿司屋さんは? パンやさんは?

子どもたちにとって身近なねだん「100円」で買えるものをくらべてみながら、
お金のやくわりや、もののねうちについて、考えるきっかけをくれる絵本。

読めば、ふだんのおこづかいの見方がちょっと変わるかも!?
親子で楽しめる、はじめてのお金絵本です。

読者の声より

子どもにとって、お金の大切さを教える時、もしかしたら一番100円というお金が身に付きやすく、また触れる機会の多いお金かもしれません。

1000円以上の札のお金になると、親が預かり子どもが管理していないという家庭もあるでしょう。
でも100円なら自分で管理しやすい金額です。

そんな、子どもに取っても身近な100円にまつわる絵本で、とても内容も濃くて奥が深い良い絵本だと思います。

子どもにもなじみがありそうなコンビニや100円ショップでの100円。
それだけでなく、普段はお母さんが支払っている魚や、八百屋、お寿司や、ケーキ屋などなど、100円あったら何が買える?ということを学べます。

そしてなぜ、そんな差があるのかという点にもさりげなく子どもの疑問に答えてくれます。
そして最後の最後のぼくの100円の使い道・・

ここが何とも素敵で憎いですね。
きっとお母さん大喜びです。

自分でお小遣いを持ち出す低学年の子にも、お金の価値をさりげなく教える為にもわかりやすい絵本だと思います。
(Pccketさん 40代・ママ 女の子15歳、男の子11歳)

【絵本】『じかんがどんどん』1秒、1時間、1日、1週間、1ヶ月、1年・・・1世紀という時間の感覚を教えてくれる1冊!

じかんが どんどん

出版社からの内容紹介

世界ができる前からあって、いままでずうっと続いてきて、これからもずうっと続いてゆくもの。流れ星が流れる速さもはかれて、どれくらい昔に恐竜がいたか、誕生日まであと何日あるか教えてくれるもの。“時間”について、楽しくわかりやすく説明する。

読者の声より

「ふしぎだな?知らないこといっぱい」シリーズの1冊。
シリーズでは、「シロナガスクジラより大きいものっているの」が印象に残っています。

「これから きみに はなすのは、目で みることも、耳で きくことも、手で さわることも、においを かぐこともできないものの おななし。
ただ かんじることは できて、 いつも ぼくらといっしょに居るもの・…それは じかん」
という格調高い滑り出しで始まります。
 時間の単位で、秒から具体例を示していくのですが、その例が実に分かり易いもの。
「15秒の間に、ハエは、500回も 羽根をぱたぱたさせられる」とか
「トビウオは、20秒までなら 空中にいられる」とか
興味を持って考えられる事例が満載です。

秒→分→時間→日→週→月→年→世紀と、続いていくのですが、その単位の考え方もこんな風な絵本だったら、すんなりと受け入れられるはずです。
最後には、四季とか歳をとるといったことや、過去・現在・未来の考え方を示して終わるのですが、時間という概念について、この一冊を読むと肌感覚で捉えることが出来ると思います。

私は子供の頃、「せいめいのれきし」を読んで衝撃を受けました。
それこそ、何度繰り返し読んだことか分かりません。
この「じかんがどんどん」も、そんな類いの絵本です。
小学校生のお子さんに、プレゼントされることをオススメします。
(ジュンイチさん 40代・パパ 男の子12歳、男の子6歳)

【絵本】『たまごのはなし』たまごには生き物の知恵や不思議がいっぱい

たまごのはなし

みどころ

見開きいっぱいの、大きさも色も柄も様々な丸い物体。これは一体・・・宝石の原石?
いえいえ、これは全部生き物の『たまご』なのです。赤や緑、黄色や柄模様。作者が言うところの「おしゃれ」さん達です。
そして、更に柔らかくてぷよぷよしたタマゴ、とんがった形のタマゴ、ざらざらやつるつるのたまご、ふくろのようなタマゴ・・・。
このたまごの持ち主はだれ?どんな所に産んでいるの?どんな生命が宿っているのでしょう。

これは「たまごの不思議」の話がいっぱいつまっている絵本なのだけれど、堅苦しい雰囲気は一つもありません。シンプルで少ない言葉、美しく上品な絵。眺めているだけでも神秘が伝わってきます。絵本を読んだ後、更に詳しく調べていくのか、眺める絵本として時々思い出した時にそっと開いてみるのか・・・この絵本の扱い方は人それぞれ、自由です。

日々、自分のうちの裏庭で葉っぱの裏をのぞき、木の枝を観察し、堆肥をひっくり返しては卵がないかと探している作者の好奇心が凝縮された絵本ですね。

見方が変わる、視野が広がる

モノの見方を教えてくれたり、視野をぐーんと広げてくれるのも、絵本や本を読む醍醐味のひとつ。せっかく読むなら子どもの想像力に負けないぐらいスケールの大きな作品を選んでみて下さいね。読んだ後、日常の会話が変わってくるかもしれません。

【絵本】『りんごかもしれない』「かんがえる」ことをはてしなく楽しもう

りんごかもしれない

みどころ

ある日、男の子が学校から帰ってくると、テーブルのうえにリンゴが置いてありました。
しかし、そのりんごを見て、とある疑問を抱いてしまった男の子。

「もしかしたらこれは、りんごじゃないのかもしれない」

りんごがりんごであることを疑う男の子の想像は、とどまるところを知らずにどんどん大きくなっていきます。

これはりんご型のメカかもしれない!? 機能満載、リンゴメカの解剖図!
らんご、るんご、れんご、ろんご!? 奇妙キテレツな形のりんごの兄弟たち!
ほんとはオシャレがしたかった!? いろんな髪形、りんごのファッションショー!

はたしてこれは本当にりんごなのか??
男の子が思い切って、ひとくちかじってみると……
(続きはコチラ>>>

読者の声より

「りんごがテーブルの上においてある」というひとつの事象からここまで妄想が広がりストーリーになるのかと、ヨシタケさんの想像力に終始関心しっぱなしです。
この本を読んだあと、日常の会話でも「いや、それは○○じゃないかもしれないよ」というと子どもも笑います。
この絵本を読むことによって、子どもには物事を多面的に見るという視点を持ってくれたら親としても嬉しいかな。
(あこちーさん 30代・ママ 男の子2歳) 

【絵本】『ちきゅう』ぼくたちはうちゅうをたびしている

ちきゅう

みどころ

「ちきゅう このおおきなのりものにのって、ぼくたちは うちゅうをたびしている。」

地球について、宇宙についてのしくみを描く絵本。・・・とあるけれど、最初の一文の様に宇宙を旅しているような気持ちで読むと楽しめる絵本です。ポイントは作者が「科学専門の学者」ではなくあくまで「絵本作家」であるところかもしれません。

どうして昼間は明るいのか、どうして熱い夏や寒い冬が来るのか、公転のことについても説明しながら話しかけてくれます。
わかるような、わからないような?でも地球のスケール感やダイナミックさ、太陽の光や風など地球に住んでいる事の気持ちよさが凄く伝わってくるんです。そして気持ちが大きくなるというか、開放感を感じるというか・・・抽象的だけど何だかこの丸い丸い地球に興味が湧いてくる。そんな感じ。
地球についてちゃんと勉強する前に「地球ってこんな感じ。」と伝えるのにとても良い絵本だと思いましたよ。本のつくりもちょっと大きめでダイナミック!

読者の声より

「大きくなったら宇宙飛行士になるんだ」と
豪語している息子は、よく天体の本を読んでいます。
図鑑だったり、大人が読む専門書だったり。
でもやはり難しく、なかなか理解しきれないところがあったようですが、
この本はそれをすっきり整理させてくれたようです。
自転に公転、地軸に引力なども上手に図解してあり、それは感心するほど
です。この絵を使えばよりつっこんだ説明を付け加えるときにも便利だと
思います。
「ちきゅう。このおおきなのりものにのって、
          ぼくたちはうちゅうをたびしている。」
出だしのこのフレーズは、冒険好きの子供たちの心をぐっとつかんでしまうのではないでしょうか。
(ぽめらにーさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子3歳)

【読み物・ひとり読みに慣れてきたら】『ぼく、ちきゅうかんさつたい』世界は宝物の発見でいっぱい

ぼく、ちきゅうかんさつたい

出版社からの内容紹介

トモヤは、病気のためにベッドですごすおじいちゃんと「ちきゅうかんさつたいごっこ」をしている。まわりのものをしっかりかんさつして、発見したことを隊長のおじいちゃんに報告するのがトモヤのしごと。土手にたんぽぽが咲いたこと、にがてなクラスメートのことなど、小さな発見をわかちあうよろこびは、ふたりの心をあたたかくつなぎ、トモヤの成長をみちびいていく。

「6歳」の物語のとびら

出会わせたい名作の数々

物語の世界に心も体もまるごと入りこんで楽しめるのが、6歳。名作にもどんどん出会わせたいですね。こちらで紹介する本は、何十年もの間読み継がれ、長く子どもたちに親しまれてきたお話です。大人の方も思わず「懐かしい」とつぶやいてしまうようなロングセラー作品が登場しますよ。

【絵本】『手ぶくろを買いに』いつまでも心に残る名作

手ぶくろを買いに

みどころ

狐の親子の住んでいる森に冬がやってきました。母ぎつねは冷たくなった子ぎつねの手にあう毛糸の手袋を買ってやろうと思います。
でも昔、町へ出かけたときの怖い出来事を思い出して足が進まなくなった母ぎつねは、しかたなく、子ぎつねをひとりで町へ行かすことに。
人間に悟られないように、子ぎつねの片手を人間の子供の手に変え、お店に行ったら必ず人間の手のほうを差し出して、この手にちょうどいい手袋ちょうだいと言うように言い聞かせますが、こんばんは、と戸を開いた帽子屋の光がまばゆくて、きつねは反対の手――きつねの手を出してしまいます。


人間は恐い、と思いながらも子ぎつねを町へ送り出した母ぎつねの気持ち、ドキドキしながら買い物をする子ぎつねの気持ち、おやおやきつねだな、と思いながらもちゃんと対応してあげる帽子屋さんの気持ち、それぞれの心情がよく伝わってきます。
美しい日本語と柔らかなイラストがあいまって、素敵な温かさを感じることができます。

新美南吉の文章は声に出して読んで心地よく、黒井健のイラストは美しく幻想的です。日本の誇る、名作中の名作。
ふと気持ちが寒くなってしまった冬の日に、心を暖めてくれる、本棚に揃えておきたい一冊です。

読者の声より

厳しい寒さのなかでのお話ですが、狐の親子の会話や身体の丸み、雪の質感、夜の灯りなどなどからぬくもりの伝わってくる絵です。ほっとやさしい気持ちになります。

 母狐は街が近づくと動けなくなってしまって、子狐を一匹で行かせます。体が動かなくなるほどこわい場所に大切な子どもを一人で行かせるなんて・・・。戻ってこないことも覚悟していたのかもしれない、と考えると子狐が戻ってきたときの母狐の喜びと「人間ってほんとにいいものかしら」と何度も自分に問うその姿にまた共感します。

新美南吉の美しい日本語はぜひぜひ子どもたちに伝えたいものです。
(小人ペペさん 20代・先生)

【読み物・読み聞かせ】『いやいやえん』入学前の5、6歳に出会わせたいお話

いやいやえん

みどころ

7編からなる童話集です。「ぐりとぐら」の作者、中川李枝子さんと大村(山脇)百合子さん姉妹のデビュー作品で、1962年の出版以来、長きに渡って親しまれています。
リアルで身近な保育園の世界からなにげなくあっという間にファンタジーの世界へ飛び、また戻ってくるという不思議なお話ですが、全体を通してほのぼのとした空気が流れ、安心して楽しむことができます。
挿絵には色がなく、絵本ではなく字の本です。お話の面白さがわかるようになってから読んであげるのがよいと思います。

  

思いっきり冒険!

さあ、冒険に出かけよう。ワクワクした気持ちとちょっとした好奇心があれば、どんなところへだってひとっ飛び! 森へ、山へ、海へ、異世界へ、今日はどこへ行こうか? お話の中でも一番想像が大きく広がっていくのが冒険のお話。ぜひたくさん出会って下さいね。

 

【読み物・ひとり読みのはじめに】『たんけんクラブ シークレット・スリー』秘密の暗号、解けるかな?

たんけんクラブ シークレット・スリー

ビリーとマークは、砂浜でビンに入った手紙を見つけました。
手紙には暗号のようなものが書かれています!
なんとか読み解くと、離れ島に住むトムという男の子からで、「たんけんクラブをつくろう」ということでした。
うれしくなった二人は、別の暗号をつくって手紙を書き、ビンに入れて海におくりかえしました。
さぁ、ワクワクのたんけんがはじまります!

読者の声より

こちらの児童書、小学校低学年の一人読み初級段階の子供にぴったりだと思いました。
題名の「たんけんクラブ シークレットスリー」というのもとてもいい!
何だかワクワクしてきますね!
主人公は男の子3人なので、特に男の子にはより共感できるのではないでしょうか。
(まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子6歳)

【読み物・読み聞かせ】『たんたのたんけん』誕生日にやってきた特別な冒険!

たんたのたんけん

出版社からの内容紹介

八月二十九日はたんのたんたの誕生日です。と、どこからかふしぎな地図がまいこみました。矢印や△じるしの書いてある、たんけん地図のようです。さっそく、たんたはたんけんに出発です。すると、どこからか、へんなひょうの子があらわれて……。

読者の声より

『ぐりとぐら』の中川・山脇姉妹の作品です。
冒険はこれくらい長くなくっちゃ。
5歳のたんたには、満足のいく冒険だったでしょう。
誕生日に不思議な手紙に書かれた地図で、冒険に出発するたんたくん。
帽子屋さんで、一緒になった子ひょうのバリバリ・バリヒと、たんたのする事が同じっていうところに笑います。
見返しの地図をたびたび見ながら、冒険を一緒に楽しみました。
当時5歳の息子に一番うけたのが、望遠鏡を離した途端、たんたとバリヒの目がぶつかって、
「おい、おまえは おれの なかまか。」のたんたの言葉に、
「なかまだ。」とバリヒが答え、
「おい、おまえは おれの なかまか。」とバリヒが聞き返し、
「なかまだ。」とたんたが答えるページです。
ジャングル探検のページが、グレー地になっていて、本当に暗いところを 歩いている感じがします。
蔓草で覆われたおうちの中に入ってからも、お話しの楽しさが続き息子を飽きさせませんでした。
何日かに分けて読もうと考えていましたが、一気に読まされました。
(アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子11歳)

【読み物・読み聞かせ】『エルマーのぼうけん』はじめての本格的な冒険物語の出会いに

エルマーのぼうけん

動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます……。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。

9歳の男の子エルマーは、親しくなった野良ネコから、“どうぶつ島”で野蛮な動物たちのとりこになっている、かわいそうなりゅうの子どもの話を聞いて、助けにいくことにしました。家を抜け出して船に忍び込み、“どうぶつ島”についたエルマーは、トラやサイやライオンなど獰猛な動物たちにつかまりそうになりますが、そのたびに機転を利かせて危機を切り抜け、ついにりゅうの子を助け出しました。

読者の声より

6歳の誕生日にプレゼントし、夜寝る前に、1章だけ読み聞かせてあげました。そして本棚に並べ、あとは知らんぷりと決めました。
寝る前の読書が親子の習慣です。
この頃息子のお気に入りはもっぱら「図鑑」の類。物語には興味を示さないかな、とも思っていたのですが、何日か後に、黙々と「エルマーのぼうけん」を読んでいる息子の姿が。
そして数日後、「おもしろかったー!」と満足しきった笑顔で読み終えていました。
「ママ、エルマーがね」
と、まるで「今日保育所で誰々くんがね」と教えてくれるのと同じような調子で、本の主人公がしたこと、言ったことを教えてくれます。
今の息子にとって、自分に近く、友達のような存在に感じられたのでしょう。
6歳の男の子って、自分だってすぐにもすごい冒険に出発できると信じているようなところがありますね。
一度読み終えた後も、時々本棚から取りだしては、気に入ったところを読み返しているようです。
絵本から、文章が主体の本への移行期に出会う本は、子供にとって大きな意味をもつような気がします。
本っておもしろい、と心から思えるような経験を積んでほしい。そんな思いにこたえてくれる、すばらしい作品です。
(ころぼっちさん 30代・ママ 男の子6歳)

たくさん笑おう

本を読んだ後に「あー、面白かった」と思う体験。それはきっと、「本って面白いなあ」という発見や、「次は何を読もうかな」という本を読む意欲へと繋がっていくはず。そのスタートはやっぱり笑えるお話が1番。本ってなんだか難しそう? 読むのが面倒? なんていう先入観があっても、あっという間に吹き飛ばしてくれます。面白いお話と出会って、たくさん笑ってくださいね。

【読み物・ひとり読みのはじめに】『みどりいろのたね』土にまいたメロンあめ。さてどうなった?

みどりいろのたね

まあちゃんたちのクラスでは、畑に種をまくことになりました。ところがまあちゃんは、種といっしょにメロンあめを一粒一緒にうめてしまいました。土の中では種とあめが大げんか!

読者の声より

女の子がみどりいろのたねをうえますよ。
植えたあとから。。。滑り台のように話が流れていきます。
たねが5つ出てきて、あと、みどりいろののなにかが出てきて・・・
土の中での たね5つと、みどりいろのの何かの会話が
とてもおもしろい。
絵本感覚でよめる本。
ぼくも今度、みどりいろのたね、そだてようかな!
おもしろいこと、おこるかもv
と、年長さんの息子。
大人も子供もたのしんでよめる本です。
どうなるの?なにがおこるの?とわくわくしました。
(ほんもふさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子6歳、男の子3歳)

【読み物・読み聞かせ】『番ねずみのヤカちゃん』

番ねずみのヤカちゃん

みどころ

ドドさん夫婦の家の壁と壁のすき間に住む、おかあさんねずみと、四ひきの子ねずみ。そのうち四ひき目は、「やかましやのヤカちゃん」とよばれていました。
どうしてこんな名前がついたかって?

それはね…このヤカちゃん、とてつもなく声が大きかったからなんです。

たとえばこんな風。おかあさんねずみが、ドドさん夫婦に存在を気づかれないよう「けっして音をたててはいけない」と注意している時も「うん、わかったよ、おかあさん」と答える声のなんと大きいこと!他にもおかあさんねずみの注意に対して、全部うんと大きな声で答えるヤカちゃんのお返事の繰り返しが何とも愉快でたまりません。でもお返事のしかたから、ヤカちゃんがとっても素直でまっすぐで良い子だということが伝わってきて、どんどんヤカちゃんを応援したくなってしまいます。けれどもやっぱりその大きな声のせいで、ドドさん夫婦の家にねずみがいることがばれてしまって…。ここからドドさん夫婦のねずみ退治作戦が始まります。ドドさん夫婦とヤカちゃんの対決の結末やいかに…?
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読者の声より

番犬ならぬ、番ねずみのヤカちゃん。
これは低学年の子が自分で読むのにちょうどよい文字の大きさで、長さもグッド!
ですが、他の方のレビューでもあるように、読み聞かせをおススメします!
ちょこっと読み方を工夫することで面白さが倍になるはず^^
我が家もそれに成功しました。
一緒に読みながらケタケタ笑い始めたおにい。
番ねずみがなぜ、番ねずみになったのか、そしてねずみの名前、「ヤカちゃん」。
これもどうして「ヤカちゃん」なのか、気になった方はぜひお子さんと声に出して読んでみてください!
ちょっとドキドキ、ときにゲラゲラ笑える、とっても楽しいお話です。
我が家のお気に入りの1冊の仲間入り^^
(elmerさん 30代・ママ  8歳、4歳)

【読み物・ひとり読みのはじめに】『おでんおんせんにいく』言葉遊びにも注目です

おでん おんせんにいく

みどころ

「こんどのれんきゅう、おんせんランドでもいこうか」
登場したのは、さつまあげのおとうさん、たまごのおかあさん、むすこのばくだんくん、とおなじみのおでんの種。えっ、おでんがおんせんに?その設定だけですでにワクワクしてしまうこちらのお話。

さあ、おでんだけに、予約の「おでんわ」をかけて「おでんしゃ」に乗って出かけますよ。
「おでんしゃ」には、他にもがんもどきの家族や、ちくわの家族が乗っていて。着いた「おんせんランド」もたくさんのお客たちでにぎわっています。

おでん親子も「ねりのま」でゆかたに着替えたら、早速おふろに。さてはじめはどこから?「なんでもけいけんだ」というさつまあげのおとうさんに連れられて入るのは、おしるこのゆ!まっくろでどろどろで甘いにおいのするお湯なんて大丈夫なんでしょうか?これははじめからすごい挑戦です。この他にも、クリームシチューのゆ、ゆどうふのゆ、よせなべのゆ、ちゃんこのゆ、チーズフォンデュのゆ、おぞうにのゆ、ラーメンのゆ、おでんのゆ…と「おんせんランド」には楽しくて美味しそうなおふろが満載です。でもやっぱりおでん親子が長居してしまったのは…?
(続きはコチラ>>>

シリーズ作品を楽しもう

絵本から読み物への大事な移行期となる時期に大切なのは、まず、お気に入りの1冊に出会うこと。お気に入りのお話や大好きな主人公を見つけることができたら、そのまま同じシリーズの本を読み続けてみましょう。続けて夢中で読んでいるうちにいつの間にか読む力がついてくる、読書の味方となるシリーズをご紹介します。

【読み物・ひとり読みのはじめに】『スパゲッティがたべたいよう』楽しいおばけのアッチシリーズ、最初のお話

スパゲッティがたべたいよう

出版社からの内容紹介

おばけのアッチは、とてもくいしんぼ。ある日、夕やけの空をとんでいると、下のほうからとてもいいにおいがしてきました。

読者の声より

このシリーズは私が小学校の一年生の頃、大好きだったシリーズです。
文字も大き目で、時折カラーのイラストのページがあるのが好きでした。
その中でも一番好きだったのがこのスパゲッティが食べたいようでした。
美味しいものがたくさん登場するうえに、とっても愛嬌溢れるおばけちゃん。
アッチがとにかくかわいいのです。こんなかわいいおばけなら友だちになりたいなと幼いながらに思ったのを思い出します。
絵本が自分で読めるようになったお子さんが、次にどんなシリーズが良いかなと迷ったときには、おすすめしたいシリーズです。
(Pocketさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)

【読み物・ひとり読みに慣れてきたら】『ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)』ネートと一緒にナゾを解こう!

ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)

みどころ

9歳のネートは探偵です。
今日もネートの元に1本の電話が入りました。
仲良しの女の子アニーから、なくなった絵を探してほしいとの依頼です。

すぐにアニーのところへ駆けつけるネート。
まず、アニーの話をじっくり聞き、部屋の中をくまなく調べます。
次に、その絵を見た他の人たちー仲良しのロザモンド、弟のハリー、犬のファングについて丁寧に調査していきます。
はたしてネートは、アニーのなくなった絵を発見することができたのでしょうか。

一見、すぐに解けそうと思わせておきながら、意外になかなか解けないナゾの面白さと、ネートのツボを押さえた探偵ぶりに子どもも(大人も!)たちまち心を掴まれてしまいます。
また9歳という年齢でありながら、どんなナゾが来ても常に落ち着き、周りから頼りにされているネート。子どもたちは、自分と同じぐらいの年齢の子の活躍とカッコよさにたちまち憧れてしまうのではないでしょうか。一方でパンケーキが大好物で、気が付けばいつもパンケーキを食べているところには親しみを感じてしまいますね。

こちらは、1982年の発売以来、たくさんの子どもたちに愛され、読み継がれてきた「ぼくはめいたんてい」シリーズの第1巻目。マージョリー・W・シャーマットさんによる全17巻となるこちらのシリーズは、5歳ぐらいから小学校低学年の子どもたちにちょうど良いハラハラさで、子どもたちがはじめて物語の楽しさに出会えるシリーズでもあります。つぎつぎにネートに降りかかるナゾ解きの面白さはもちろんのこと、巻ごとに増えていく個性的な登場人物、ネートからママへの置き手紙の内容など、読めば読むほど多くの楽しみをも発見できるでしょう。

すべての漢字にふりがながついているので、はじめての読み物としてもぴったり。ひとり読みに移る前に、まずは読んであげながら親子で一緒にナゾ解きを楽しんでみるのもいいですね。シーモントさんの温かくユーモアたっぷりの挿絵と、訳者の小宮由さんの柔らかな語り口も、子どもたちの読書をやさしく応援してくれます。お話の最後には「めいたんていのこころえ」もついていて、もし周りでなにかナゾが起きた時の役に立つかも!? さあ、ネートとどんどんナゾを解いて、一緒に名探偵になろう!

【読み物・ひとり読みに慣れてきたら】『チュウチュウ通りのゆかいななかまたち 1番地 ゴインキョとチーズどろぼう』

チュウチュウ通りのゆかいななかまたち 1番地 ゴインキョとチーズどろぼう

みどころ

絵本の次の段階に何を読んだら良いか迷ったら、まずこちらの「チュウチュウ通りのなかまたち」シリーズ(全10巻)をおすすめします。

舞台は、ネコイラン町のチュウチュウ通り。1番地から10番地まで、それぞれ個性的なハツカネズミが住んでいます。1巻目は1番地に住むおじいさんネズミ:ゴインキョのお話、2巻目は2番地に住む古道具屋さん:クツカタッポのお話……10巻目は10番地に住む郵便屋さん:スタンプのお話と、10匹のハツカネズミを主人公にした楽しい事件のお話が10続きます。

1巻目のゴインキョは、お宝をどっさり持っているおじいさんネズミ。ネズミのお宝といったら……?!そう、それは金色にかがやくチーズ!ゴインキョは、そのチーズを眺めたり、においをかいだりするのが大好きで、でもひとりじめせずに友だちにごちそうすることも好きで、ゴインキョ家のチーズ・パーティは、チュウチュウ通りで有名でした。
しかしある日、ゴインキョの元に「きんきゅう」と書かれた、どろぼうへの警告の手紙が舞い込みます。宝物のチーズがあぶない?そしてゴインキョの身にも危険が!?ハラハラドキドキの展開に最後まで目が離せません。お話の中には他の巻に出てくるハツカネズミたちも登場しますのでこちらにも注目して下さいね。

作者は、オーストラリアで最優秀児童図書賞をたびたび受賞されているエミリー・ロッダさん。日本でも子どもたちに大人気の「デルトラ・クエスト」シリーズや、「フェアリー・レルム」シリーズ、「リンの谷のローワン」シリーズなどを手がけられている人気作家さんです。その楽しいお話に丁寧で温かみのある絵を描かれているのは、かわいらしい動物たちの絵に定評のあるたしろちさとさん。絵がたっぷり入っているので、文字の多い読み物にまだ慣れていない子どもたちでも無理なく読むことができますよ。
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6歳の子におすすめしたい本をさまざまご紹介してきましたが、実際に絵本ナビではどんな本が売れているのでしょう。「【6歳向け絵本・読み物】絵本ナビ売上ランキング ベスト10」をご紹介します。本選びのご参考にしてみてくださいね。

最後に……小学生時代は読書における個人差が大きい時期です

小学校生活がはじまる6歳から卒業する12歳までは、読書の好みも、どのぐらい読めるかということも個人差がとても大きい時期です。こちらで紹介する本は、あくまでもひとつの目安としてご参考にしていただけたらと思います。紹介本を見て、まだまだとても難しいと思われる方もいらっしゃるでしょうし、うちの子には簡単すぎると思われる方もいらっしゃるでしょう。判断材料としましては、文字の大きさや、ページ数、ルビ表記・漢字の使用状況、書かれている中身の難易度などから、年齢にふさわしいと思われる作品をじっくり検討しております。

 

けれども、本を選ぶ時に大切なのは、まずは目の前のお子さんの状況です。お子さんが、どのぐらい本に親しんでいるのか、どのぐらいの長さや文字量のものなら難しくなく読めるのか、どんなことに興味関心があるのか、ということを探りながら、無理なく楽しめそうな本を手渡していただけたらと思います。

 

下記の記事では、小学1、2年生の読書に必要な大人のサポートについてまとめています。こちらも合わせてご活用ください。

https://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents.asp?id=1732

記事で使用する「絵本」と「読み物」の違いについて

絵本ナビでは、絵と文が対等な配分でお話(物語)が進んでいくものを「絵本」、文章が主体となってお話(物語)が進んでいくものを「読み物」と呼ばせていただきます。また、対象年齢が小学生以上である作品(大人向けの本は対象外)について、絵本ナビではジャンル分けを「児童書」とさせていただいておりますが、そのうち物語の本について「読み物」と呼んでおります。

秋山朋恵(あきやま ともえ) 

絵本ナビ 副編集長・児童書主担当

書店の本部児童書仕入れ担当を経て、私立和光小学校の図書室で8年間勤務。現在は絵本ナビ児童書主担当として、ロングセラーから新刊までさまざまな切り口で児童書を紹介。子どもたちが本に苦手意識を持たずに、まず本って楽しい!と感じられるように、子どもたち目線で本を選ぶことを1番大切にしている。著書に「つぎ、なにをよむ?」シリーズ(全3冊)(偕成社)がある。

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絵本ナビ編集部
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