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絵本ナビニュース2021

第2回親子で読んでほしい絵本大賞「この本読んで!」受賞作品発表

第2回親子で読んでほしい絵本大賞発表

JPIC読書アドバイザークラブ(略称 JRAC ジャラック)は、「第2回 親子で読んでほしい絵本大賞」の受賞作を発表しました。
この賞は、司書、読みきかせボランティアなど、子どもに絵本を手渡す経験が豊富なJRAC会員が、「この本読んで!」で紹介した過去1年間の新刊絵本400冊の中から、「親子で読んでほしい絵本」を投票で選考し、表彰するものです。また、今回は「この本読んで!読者賞」も新設されました。

 

絵本『あるヘラジカの物語』が大賞を受賞、『ちちゃこいやつ』が、読者賞1位を獲得しました。

【1位(大賞)】第2回「親子で読んでほしい絵本大賞」

あるヘラジカの物語

写真家・星野道夫は、ある日、アラスカの川でふしぎな頭蓋骨を見つけました。2頭の大きなヘラジカの角が、からみあったまま骨になっています。角ははずそうとしてもはずれません。多くの野生動物の姿を写真におさめた星野道夫は、1996年、不幸な事故によって世を去りました。同じ動物好きとして星野道夫と親交のあった鈴木まもるは、ある夜、突然このふしぎな写真を夢に見ます。彼は思い立ち、アラスカに飛びました。そしてできあがったのがこの絵本です。1枚の写真が語る、大自然のドラマと生命のつながりの物語。

【2位】第2回「親子で読んでほしい絵本大賞」

とんでいった ふうせんは

おじいちゃんは、思い出というふうせんをたくさん持っている。ぼくは、そんなおじいちゃんのふうせんの話を聞くのが大好きだった。でもある日、ふうせんが手をはなれてとんでいったのに、おじいちゃんはまったく気がつかない。ついに、ぼくとの思い出のふうせんも…。著者が祖父のアルツハイマー病発症をきっかけに、人生に試練はあるけれど希望に満ちていることを子どもたちに伝えたいと書いた物語。

【3位】第2回「親子で読んでほしい絵本大賞」

おれ、よびだしになる

ぼくはちいさいころから相撲がすきで、いつもテレビで相撲を見てた。一番好きなのは、「おすもうさん」ではなく「よびだし」さん。誕生日に連れて行ってもらった大相撲で、よびだしさんに朝稽古に誘われて…大相撲の世界にとびこんだ少年の成長を描いた絵本。

第2回「この本読んで! 読者賞」

【1位】「この本読んで! 読者賞」

ちちゃこいやつ

おなかをすかせたおおかみが、ほら穴のなかの“ちちゃこい"いきものを
おびき出そうと、あの手この手でがんばります。
はたしておおかみの作戦は、成功するのでしょうか…?

【2位】「この本読んで! 読者賞」

あるヘラジカの物語

写真家・星野道夫は、ある日、アラスカの川でふしぎな頭蓋骨を見つけました。2頭の大きなヘラジカの角が、からみあったまま骨になっています。角ははずそうとしてもはずれません。多くの野生動物の姿を写真におさめた星野道夫は、1996年、不幸な事故によって世を去りました。同じ動物好きとして星野道夫と親交のあった鈴木まもるは、ある夜、突然このふしぎな写真を夢に見ます。彼は思い立ち、アラスカに飛びました。そしてできあがったのがこの絵本です。1枚の写真が語る、大自然のドラマと生命のつながりの物語。

【3位】「この本読んで! 読者賞」

山はしっている

日が昇り、日が沈み、ひとつの命が消えて、ひとつの命が生まれる。雄大な山々は生きるものたちのいとなみをずっと見守り続けてきた。静かな心に沁み通る文章と、息をのむほど美しいイラストで綴る至高のネイチャー絵本。

入賞の12作品詳細は、公式サイトにてご確認頂けます。

春休みの絵本選びのご参考にしてみてくださいね。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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