絵本ナビスタイル トップ  >  絵本・本・よみきかせ   >   絵本ナビニュース2022   >   『おばけのアッチ あかちゃんはドドン!』「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」最新刊発売!
絵本ナビニュース2022

『おばけのアッチ あかちゃんはドドン!』「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」最新刊発売!

第45巻の本作は、角野栄子さんもお気に入りの新キャラクターが大あばれ!

http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=174440

『スパゲッティがたべたいよう』(1979年)に始まり、親から子へ、さらに次の世代へと読み継がれている幼年童話のロングセラー「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」は、角野栄子さんがひとり読みを始めた子どもたちのために、ライフワークとして取り組み続けているシリーズです。第45巻となる『おばけのアッチ あかちゃんはドドン!』が3月7日に発売になりました。
本作は、新キャラクター、あかちゃんモンスターのドドンが、ドラキュラ城で大あばれするお話です。歯がはえ始めたドドンは、お城中の食べ物を食べつくし、椅子やテーブルまで、ガリガリ、むしゃむしゃ……。「このままだと、お城がこわれちゃう! アッチのお料理でドドンのくいしんぼうを直して!」と、お姉ちゃんのマリちゃんから助けを求められ、アッチはあかちゃんがにこにこ、ごきげんになるメニューを考えます!
「ドドンというネーミングが、最高に気に入っているの!」と語る角野栄子さん。赤ちゃんモンスターに愛情をいっぱい注いで、とびきり元気なお話が生まれました。佐々木洋子さんが描く愛くるしいドドンが、お城中をハイハイする姿も見逃せません!

    おばけのアッチ あかちゃんはドドン! アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ(45)

    ★1979年のスタート以来、親から子へ、さらに次の世代へと読み継がれているロングセラー「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」は、角野栄子氏がひとり読みを始めた子どもたちのためにライフワークとして取り組む幼年童話のシリーズです。第45巻には、くいしんぼうのモンスターのあかちゃんが登場! 
    ★レストランが定休日の朝早く、ドラキュラ城からドラキュラの孫娘のドララちゃんと一人の女の子がおばけのアッチをたずねてきました。女の子は、なぞなぞモンスターの娘、マリちゃん。あかちゃんのとき、アッチのスパゲティをたべすぎてノックダウンした子です。その弟が生まれ、お城中の食べ物もテーブルも椅子もガリガリかじって、「お城がこわれそう! アッチのおいしいお料理で、おとなしくさせて!」とアッチにたのみました。くいしんぼうのモンスターのあかちゃんのためにアッチが作ったのは、なんと「おかゆ」でした!

    どんなお話?

    レストランがお休みの日の朝早く、ドラキュラ城からドラキュラの孫のドララちゃんと一人の女の子がおばけのアッチをたずねてきました。女の子は、なぞなぞモンスターの娘、マリちゃん。あかちゃんのとき、アッチのスパゲッティを食べすぎてノックダウンした子です。その弟のあかちゃんモンスター“ドドン”が、お城中の食べ物もテーブルも椅子もガリガリかじって、大あばれしているというのです。二人は「お城がこわれそう! アッチのおいしいお料理で、おとなしくさせて!」とアッチにたのみました。くいしんぼうのあかちゃんモンスターのためにアッチが作った意外な料理とは?

    「アッチ、たいへんなの!」と、ドラキュラの孫のドララちゃんと、なぞなぞモンスターの娘のマリちゃん!!

    「チュパ、チュパ、おいちゅ!」アッチの新メニューを夢中で食べているドドン。いったい何を食べているのでしょうか……?

    本を書かれたのは?

    <作家紹介>角野栄子

    東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。その後、童話を書き始め、『わたしのママはしずかさん』(偕成社)、『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞を受賞。これまでの業績に対して、2011年、巖谷小波文芸賞、2013年、東燃ゼネラル児童文化賞を受賞、2014年、旭日小綬章を受章。2018年に、国際アンデルセン賞・作家賞を受賞する。『スパゲッティがたべたいよう』に始まる「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」などロングセラーは数多く、自選童話集「角野栄子のちいさなどうわたち・全6巻」『魔女からの手紙』「リンゴちゃんシリーズ」『わたしのもう一つの国』(以上ポプラ社)『ラスト ラン』『ナーダという名の少女』『トンネルの森1945』(以上KADOKAWA)など多数の作品がある。

     

    <画家紹介>佐々木洋子

    1952年、青森県に生まれる。女子美術大学卒業。「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」「ぴょんぴょんえほん」シリーズで、角野栄子氏と長年息の合ったコンビを組んでいる。自作の絵本に、「くまくんのあかちゃんえほん」シリーズ『みみちゃんのいちにち』『まるちゃんのタオル』『おもちおばけ』(ポプラ社)など数多くの作品があり、赤ちゃんや幼児向け絵本の分野を中心に活躍している。

    「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」とは

    アッチはレストランにすんでいる食いしんぼうのおばけ、コッチはとこ屋さんにすんでいるおしゃれなおばけ、ソッチはあめ屋さんにすんでいる歌の好きなおばけ。アッチ、コッチ、ソッチのまわりでは、いつも「ドキドキ」と「ワクワク」がいっぱいです!
    1979年に『スパゲッティがたべたいよう』でスタートした「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」は、魅力的なキャラクターと自由な発想のストーリーで、子どもたちの大きな支持を集め、親から子へと世代を超えて読み継がれています。角野栄子さんのライフワークとして毎年新刊が発表され、幼年童話のロングセラー・シリーズとしてファンを増やし続けています。

    ドドンのお姉ちゃん、マリちゃんが大あばれ!?するお話もあります。

    おばけのアッチ スパゲッティ・ノックダウン!

    外国に行っていたアッチのなかよしのエッちゃんが、スパゲッティを食べにきました。すると、ドララちゃんもやってきて……!?

    掲載されている情報は公開当時のものです。
    絵本ナビ編集部
    この記事の関連キーワード
    Don`t copy text!