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『世界の国からいただきます!』発売!『マップス』作者が、食べものを切り口に世界26か国を紹介

食べものを切り口に世界26か国を紹介!

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=183105 『世界の国からいただきます!』A&D・ミジェリンスキ

徳間書店から、ベストセラー『マップス 新・世界図絵』の作者が「食べもの」を切り口に、世界26か国を紹介する新作大判絵本『世界の国からいただきます!』が、2023年3月1日(水)に発売されました。

世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!

『マップス』の著者による
世界の食べものの本、待望の刊行!


どんなものを食べていて、
背景にはどんな歴史がある?
世界26か国の食文化を
詳しく紹介する
大判絵本。


各国2見開きを使って、
国の歴史と、食文化の特徴を
わかりやすく説明。
代表的な食材や料理など、
さまざまな食の話題をとりあげる。

インドのスパイス、
ドイツのソーセージなど、
日本でもなじみのある食材のほか、
ノルウェーの
トルフィスク(干しダラ)、
ブラジルのガラナ、
エチオピアの主食インジェラなど、
日本ではなかなか口にすることのない
食べものの情報も満載。
ユダヤ教の祭日に食べる
イスラエルのお菓子ハマンタッシェンの
由来や、
アルゼンチンのガウチョの
食生活のひみつといった、
宗教や文化に関わる
トピックもたっぷり。
各国2つ以上レシピも掲載。
日本語版監修は
「世界の台所探検家」岡根谷実里。

掲載国:
トルコ、イラン、イスラエル、
中国、日本、インド、ベトナム、
インドネシア、
アメリカ合衆国、メキシコ、
ペルー、ブラジル、アルゼンチン、
ノルウェー、ドイツ、ポーランド、
ロシア、ハンガリー、スペイン、
フランス、イタリア、ギリシャ、
モロッコ、エジプト、
ナイジェリア、エチオピア

食べものを知ると、歴史も文化も見えてくる!

世界の国々ではどんなものを食べていて、背景にはどんな歴史があるの?
その国でよく食べられている代表的な食材や料理は?
行事のときにはどんなものを食べる?
など、さまざまなことがわかる「食」にまつわる話題が満載です。実際に作って楽しめる、料理やお菓子のレシピも多数掲載

トルコ 東西の味が出合う場所

とりあげた国は26か国。各国2見開きを使って、それぞれの国の歴史と食文化の特徴を詳しく紹介します。

 

日本ではなかなか口にすることのない食べものの情報も満載。眺めるだけでもこれはなんだろう、と探求心がむくむく起こるミジェリンスキ夫妻の絵も魅力的です。内容は夫妻の学生時代の友人で料理研究家のナタリア・バラノフスカさんとともに制作されました。
日本語版監修を務めたのは「世界の台所探検家」岡根谷実里さん。まさに「食べもの図鑑」といえる1冊。
宗教や文化に関わるトピックもたっぷり紹介しているので、ダイバーシティ教育SDGs調べ学習自由研究食育にも最適です。

こんなことがのっています!

【国の歴史】

食文化は歴史とつながっている!
それぞれの国のなりたちをわかりやすく解説します。

ブラジル 熱帯雨林のめぐみを食べる

【食材】

その国のよく食べられている食材は?
特徴や歴史を紹介します。
例:カシューナッツ(ブラジル)、ザクロ(イラン)、トウモロコシ(ペルー)

ブラジル カシューナットノキ

【加工品や料理】

その国ならではの加工品や料理も、たくさん登場!
いつごろ、どのようにして作られるようになったのかも説明します。
例:干しダラ(ノルウェー)、ニョクマム(ベトナム)、ソーセージ(ドイツ)

ノルウェー 乾燥させた保存食

【文化・宗教】

文化や宗教にまつわる話題も!
例:イスラム教の断食(イラン)、ガウチョ(牛追い)の食生活(アルゼンチン)、ユダヤ教徒の食事の規則(イスラエル)

イラン イスラム教の断食

【レシピ】

実際に作ってみよう! 料理やお菓子の56のレシピを掲載。
例:クロック・ムッシュ(フランス)、ポン・デ・ケージョ(ブラジル)、ジンジャーブレッド(ポーランド)

フランス クロック・ムッシュ 

■食べものの歴史年表収録

この本でとりあげている国は26か国

アジア:中国、日本、インド、ベトナム、インドネシア
中東:トルコ、イラン、イスラエル
南北アメリカ:アメリカ合衆国、メキシコ、ペルー、ブラジル、アルゼンチン
ヨーロッパ:ノルウェー、ドイツ、ポーランド、ロシア、ハンガリー、スペイン、フランス、イタリア、ギリシャ
アフリカ:モロッコ、エジプト、ナイジェリア、エチオピア

作者にききました!どうして食べものの本を作ろうと思ったの?

ずいぶん前から、食べものの本を作りたいと思っていたんだ。『マップス』を作る前には、子ども向けのレシピ本を考えていたんだけど、うまくまとまらなくてね。でも、『マップス』を作るためにいろんな国の料理や食べものを調べていくと、すごくおもしろかったんだ。そうだ、これを本にしよう! と思って、国ごとに食べものを紹介する本を作ることにしたんだよ。

書籍紹介

世界の国からいただきます!』
著者:アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ  文・絵
ナタリア・バラノフスカ 文
日本語版監修:岡根谷実里
訳:徳間書店児童書編集部 
定価:4180円(税込)
発売日:2023年3月1日(水)
仕様:A3判変型 112P
ISBN:978-4-19-865583-9
発売:徳間書店

著者プロフィール

アレクサンドラ・ミジェリンスカ(右)ダニエル・ミジェリンスキ(左)
ポーランドの絵本作家夫妻。ともに1982年生まれ。ワルシャワ美術アカデミー卒。子ども向けのノンフィクション絵本をはじめ、書籍デザイン、フォント制作、ウェブデザインなどの分野でも活躍。『マップス 新・世界図絵』は、40以上の言語に訳され、世界300万部突破のベストセラーとなっている。その他の作品に『国立公園へ行こう! イエローストーンからコモドまで』『アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵』『ややっ、ひらめいた! 奇想天外発明百科』『地球から宇宙をめざせ!』(以上、徳間書店)などがある。本書の制作は、学生時代からの友人で料理研究家のナタリア・バラノフスカとともにとりくんだ。

世界300万部突破のベストセラー『マップス』

マップス 新・世界図絵

ポーランドで人気の絵本作家夫妻が、世界の国々をすみからすみまで調べあげ、まる3年かけて、地図とイラストをかきました。食べ物、歴史的な建物、偉大な人物、動物、植物…すべてのページに、数えきれないほどのイラストが、ぎっしりつまっています。地理、人類学、植物学、動物学、歴史、民俗学――あらゆる分野を網羅した、現代版「世界図絵」。世界42か国のすべてが、ひと目でわかります。世界198か国の国旗と正式名称を巻末に収録。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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