『おおじしん さがして、はしって、まもるんだ-子どもの身をまもるための本』「自分をまもる力」を身につける!
揺れはじめの8秒が、生死を分ける!! 今、絶対に読んであげたい絵本
岩崎書店から、『おおじしん さがして、はしって、まもるんだ-子どもの身をまもるための本』(文・監修:清永奈穂/絵:石塚ワカメ)が、2023年4月13日に発売されました。
世界で発生しているマグニチュード6以上の地震の約2割が、日本周辺で発生しているそうです。
2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震などは、大きな被害をもたらした大地震として記憶に新しいところですが、近い将来、発生が予測される大地震の中でも専門家や多くのメディアが伝えているのが、駿河湾から宮崎県日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域とする「南海トラフ地震」で、想定される被害は、死者・行方不明者数が約32万人、資産等の被害が約169.5兆円(南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループが算出)に上ると言われています。
地震大国と呼ばれている日本。地震への備えは、そのリスクと背中合わせに生きる日本人には欠かせないものだといえます。大地震は今すぐ起こってもふしぎではありません。親が子どもと一緒にいない時に起こる可能性も想定しておくことが大事で、地震が起きたときに、親も子もそれぞれが自分の命を自分で守らなくてはなりません。
この絵本は、大地震が起きたとき、「子どもが、自分で自分を守る」ための方法を伝えています。クイズなどもあり、親子で楽しみながら学べるように工夫されています。
今年(2023年)は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災から、ちょうど100年になります。この機会に、この絵本で、親子で楽しく地震対策をしておきましょう!
おおじしん、さがして、はしって、まもるんだ 子どもの身をまもるための本
大地震発生直後の8秒が生死を分ける、と言われています。
子どもが一人の時、この8秒間にどうやって自分の身を守れば良いのでしょうか?
合言葉は「さがして(うさぎ)、はしって(ねずみ)、まもるんだ(かめ)」。
このフレーズと一緒に逃げる場所を確保し、次の揺れに備えることが初期動作として大切です。
また、安全と危険な場所の判断ができ、体のどこを守ればいいかもわかります。
巻末3ページで親向けのページを設け、8秒間で3つの動物になって避難場所を探すための練習方法や日ごろ、親子でやっておきたいことなどをまとめました。
内容紹介
大地震発生直後の8秒が生死を分ける、と言われています。
子どもが一人だったら、この8秒間にどうやって自分の身を守れば良いのでしょうか?
合言葉は「(うさぎのように)さがして、(ねずみのように)はしって、(かめのように)まもるんだ」。
このフレーズと一緒に逃げる場所をさがして、安全を確保し、次の揺れに備えることが初期動作として大切です。
また、安全と危険な場所の判断ができ、体のどこを守ればいいかもわかります。
巻末3ページで親向けのページを設け、8秒間で3つの動物になって避難場所を探すための練習方法や日ごろ、親子でやっておきたいことなどがまとめられています。
紹介動画
書籍紹介
『おおじしん、さがして、はしって、まもるんだ-子どもの身をまもるための本』
文・監修:清永奈穂
絵:石塚ワカメ
出版社:株式会社岩崎書店
ISBN:978-4-265-83111-1
体裁:A4変型判
定価:1430円(本体1300円+税)
発売日:2023年4月13日
著者プロフィール
文:清永奈穂
NPO法人体験型安全教育支援機構代表理事、株式会社ステップ総合研究所所長、博士(教育学)。
犯罪、いじめ、災害などから命を守るための研究に取り組み、大学などの研究員や政府、自治体等の委員会委員なども務める。各地の自治体や幼稚園・保育園、小学校などで独自の安全教育を行っている。
2021年に刊行した『いやです、だめです、いきません 親が教える 子どもを守る安全教室』、絵本『あぶないときは いやです、だめです、いきません』(岩崎書店)が好評発売中。
著者に『犯罪から園を守る・子どもと守る』(メイト)、『危険から身を守る学校・通学路・遊び場・家』(監修/一部 岩崎書店)など。
絵:石塚ワカメ
桑沢デザイン研究所卒業。イラストレーター。2011年にブログをもとにした「妊娠さらし絵日記」(飛鳥新社)を2015年に育児編「毎日が育ジーザス!!」(主婦の友社)を出版。
既刊情報
あぶないときは いやです、だめです、いきません 子どもの身をまもるための本
「あぶない人」「あぶない場所」って、どんなこと? もし、あぶないめにあったらどうしたらいい?
子どもが自分で自分の身を守るために学ぶ安全教育の絵本。
巻末の親向け解説では、逃げたり、さけんだりする練習方法も紹介。
就学前から小学1年生の1人で歩く機会の増える子どもに。
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