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『飛ぶ教室73号』人気絵本作家ヨシタケシンスケの表紙・巻頭大特集でお届け!

児童文学総合誌『飛ぶ教室73号』 表紙・巻頭大特集はヨシタケシンスケさん

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=220628

光村図書出版から児童文学総合誌『飛ぶ教室73号』が、2023年4月25日に発売されました。

今号は、大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケさんの特集号です。本誌の人気連載『日々臆測』が昨年12月に単行本化されたのを記念したヨシタケさんへのロングインタビューをはじめ、書店員さんによる「ヨシタケシンスケ、推します」座談会や、ヨシタケさんによる「臆測お悩み相談室」など、表紙と巻頭36ページの大特集でヨシタケさんの“今”に迫ります。

飛ぶ教室 第73号(2023年 春)

飛ぶ教室 第73号(2023年 春)

■特集■
ヨシタケシンスケと気になるものたち

本誌で連載していたヨシタケシンスケの「日々臆測」が単行本になった。
ユニークな臆測もさることながら、臆測のきっかけになったもの、つまり「ヨシタケシンスケが気になったもの」にツボをつかれる。
なぜヨシタケシンスケはこんなに面白いのか――。
ヨシタケシンスケが気になる物たちやヨシタケシンスケのことが気になる者たちを切り口に、ヨシタケシンスケの“今”に迫ります。

〔『日々臆測』刊行記念インタビュー〕
「日々、臆測ばかりしています」ヨシタケシンスケ
『日々臆測』の制作秘話や「臆測」についての思いなど、たっぷりお聞きします。

〔書店員座談会〕
「ヨシタケシンスケ、推します!」
ヨシタケさんの本の推しどころについて話したり、次に出る絵本の内容を臆測したり。4名の書店員による、書店員ならではの視点も光る座談会。


〔ヨシタケ的相談室〕
「ヨシタケシンスケの臆測お悩み相談室」
子どもから大人まで尽きない悩み。さまざまな年代のいろいろなお悩みに、ヨシタケさんがイラストとともに答えます。

〔ヨシタケ的目線〕
「ヨシタケシンスケの気になるあれこれ」
ツイッターで広く募集した「私が臆測する、ヨシタケさんが興味のありそうなもの・こと」。その中から、ヨシタケさんが「これは!」と興味をそそられた投稿について、臆測満載にあれこれ語ります。

■読み切り
「耳鳴りの王さま」長谷川まりる/神保賢志 絵
「後ろの席の菊池さん」名取佐和子/たけもとあかる 絵

■連載
対談「本屋さん探訪(9)」URESICA/探訪者:聞かせ屋。けいたろう
偏愛映画コラム「子どもたちによろしく+(7)」長崎訓子
小論「言葉のちから――十歳の君へ、八通の手紙(6)」若松英輔
短編「今日も誰かの誕生日(新連載)」二宮敦人/中田いくみ 絵
短編「ココロノナカノノノ(最終回)」戸森しるこ/カシワイ 絵
マンガ「さんぱつやきょうこさん(72)」長谷川義史

■BOOKS
〈絵本〉松田素子/〈児童書〉加藤純子/〈YA〉岡田貴久子/〈大人の本〉穂村弘

■公募
第62回 作品募集結果発表 選者 石井睦美/川島誠

■前号を読む
花田菜々子

■表紙
ヨシタケシンスケ

特集紹介

●『日々臆測』刊行記念インタビュー「日々臆測ばかりしています」

 5年半にわたり綴られた「臆測」90話の裏側をヨシタケさんがたっぷり語ります。

● 書店員座談会「ヨシタケシンスケ、推します!」

 4名の書店員さんが語るヨシタケシンスケさんと、その作品の魅力!

● ヨシタケ的相談室「ヨシタケシンスケの臆測お悩み相談室」

 ヨシタケさんが、“臆測”も交えて答える「臆測お悩み相談室」。3歳から50代までの39の尽きない「悩み」に、イラスト付きで回答します。

Pick Up!

  • かぶとむしとくわがたは、どうしてけんかをするんですか?(4歳)

  • ブランコが大好きですが、大人になるにつれ、乗りづらくなってきました。子どもに交じって堂々と乗る方法を教えてください。(20代)

  • 鼻毛が出てる人にどのように言えばショックを与えずに切ってもらえるでしょうか。(40代)

「ヨシタケシンスケの臆測お悩み相談室」(P.20-21)

● ヨシタケ的目線「ヨシタケシンスケの気になるあれこれ」

『飛ぶ教室』のTwitterアカウントで募集したヨシタケさんが気になりそうなものや興味がありそうなことについて、ヨシタケさんが臆測たっぷりのヨシタケ目線であれこれ語ります。

Pick Up!

  • かに道楽の蟹のスイッチは何処にあるんやろ。

  • 同時に使い始めたのに先になくなるトリートメント(コンディショナー)とまだまだ残ってるシャンプーの気持ち。

  • 天国で神様に、次は○○になりなさい!と言われた時、どうしてもなりたくないものだった時の断り方。

担当編集者より

ヨシタケさんの言葉の中には、たとえば「渋滞につかまっている人たちの写真集があったらなあ」というような、ひとつのテーマでくくられた写真集への期待がよく出てきます。「そういう独特な視点や状況の写真集って、そんなにたくさん出版されているもの?」と、ずっと気になっていました。そして、今号のインタビュー中、ふいにそのことをたずねると、ヨシタケさんは「これと、これと、これもですね!」と目を輝かせながら、何冊も写真集を取りだして見せてくださいました。旧ソ連のバス停だけを集めた写真集、アジアの過積載のバイクだらけの写真集、日本の通勤電車に揉まれる人たち満載の写真集……。それこそ「気になる」ものばかり!

 

さて、今特集は「気になるもの」がテーマですが、最後に「じゃあ逆に、ヨシタケは何が気にならないの?」も綴られています。この原稿が来たとき、ヨシタケさんの作品が多くの人に愛されている理由を、あらためて実感しました。(編集部・濵野かずな)

書籍紹介

児童文学の冒険「飛ぶ教室」第73号(2023年 春)

定 価:1,100円(税込)

発 行:光村図書出版

発売日:2023年4月25日

ISBN:978-4-8138-0415-4

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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