シリーズ全3冊同時重版!読書感想文にぴったりの「消えた」シリーズ、作者の西村友里が語る次回作のヒントは…!?
小学校中学年向け!学校にあるものが次々と消えていく謎にせまる!?
Gakkenが、2023年8月1日(火)に児童読み物ジュニア文学館『消えた時間割』『消えた落とし物箱』『消えた図書室』を重版しました。
「消えた」シリーズは、2018年にシリーズ第1作『消えた時間割』、2020年に第2作『消えた落とし物箱』、2022年に第3作『消えた図書室』が刊行されました。子どもたちが力を合わせて、小学校にまつわるさまざまな謎を解きながら成長していくお話で、『消えた時間割』は第52回夏休みの本(緑陰図書)に選ばれました。ミステリー要素も交えながら、カラーイラストの数も多く、小学校中学年男女が読みすすめやすい構成となっています。
第1作で消えたのは「時間」、第2作で消えたのは「もの」、第3作で消えたのは「場所」と、各巻で登場する謎は、どれも不思議で、個性豊かなものばかり。この謎を解いた先に見えてくるのは、クラスメイトとの友情だったり、おじいちゃんやおばあちゃんの大切な思い出だったり。人のぬくもりが伝わる感動的なエピソードが読者を待ち受けています。
この夏の読書感想文の題材にもぴったりな「消えた」シリーズ3冊について、作者の西村友里さんから、それぞれの魅力やおすすめシーンなどについてメッセージをいただきました。さらに、「消えた」シリーズにおける次回作のヒントについても明かしてくれました。「消えた」シリーズの今後に、ぜひご注目ください。
作・西村友里さんからのメッセージ
消えたシリーズを読んでくれているみなさん、ありがとうございます!
ドキドキわくわくの「消えた」シリーズ。
どのシーンも大切ですが、特に気に入っているのは――。
『消えた時間割』では、ひと月分の時間割全部が消え、クラスになぞが襲いかかるところ。ここで、みなさんが一番ドキっとしてくれるんじゃないかな。
『消えた落とし物箱』に登場するおじいちゃんの思い出は、書きながらジーンとするものがありました。みなさんにも何か伝わると嬉しいです。
『消えた図書室』では、隠されていた地下室のドアが、ギシッと音をたててゆっくり開く瞬間……。書いている私もドキドキしていました。
みなさんに、なぞを追いかけ、わくわくドキドキしてほしいと思いながら書きました。あなたはどの場面を気に入ってくれるかな。
さて、次は皆さんが知っているあの人が、消えるかもしれませんよ。
著者プロフィール
作:西村友里
京都府出身。小学校に35年間勤務。そのかたわら創作活動をつづけ、作家に。『たっくんのあさがお』で第25回ひろすけ童話賞受賞。『オムレツ屋へようこそ!』は第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。『消えた時間割』は第52回夏休みの本(緑陰図書)。
『消えた時間割』あらすじ
『消えた落とし物箱』あらすじ
『消えた図書室』あらすじ
「消えた」シリーズに寄せられた読者のみなさんの声
・子どもみんながよろこぶ本だと思います。(小4女子)
・なぞがいっぱいで話がおもしろい。(小3男子)
・最後にどうなるかドキドキした。(小4女子)
・ぼくだったら、なにを消そうかな♪(小3男子)
・いっきに全部読みました。(小3女子)
書籍紹介
(1)ジュニア文学館『消えた時間割』
発売日:2018年4月26日
ISBN:9784052046797
(2)ジュニア文学館『消えた落とし物箱』
発売日:2020年7月16日
ISBN:9784052052033
(3)ジュニア文学館『消えた図書室』
発売日:2022年7月14日
ISBN:9784052054976
(1)(2)(3)ともに
作:西村友里 編:大庭賢哉
定価:1,430円 (税込)
判型:A5判/128ページ
電子版:あり
発行所:株式会社 Gakken
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