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『おばけのアッチ ドラキュラのママのあじ』「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」最新刊発売!

角野栄子さんのライフワーク「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」最新刊

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=240837 @eiko.kadono 角野栄子さん公式インスタグラムより

『スパゲッティがたべたいよう』(1979年)に始まり、 親から子へ、 さらに次の世代へと読み継がれている幼年童話のロングセラー「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」は、 角野栄子さんがひとり読みを始めた子どもたちのために、 ライフワークとして取り組み続けているシリーズです。 第47巻となる『おばけのアッチ ドラキュラのママのあじ』が2023年10月6日に発売されました。

 

本作は、 病気になったドラキュラのおじいちゃんが食べたがる、「ママリーガ」という料理をめぐるお話です。「ママリーガ」って、いったいどんな料理なんでしょう? アッチとドララちゃんが作り方をさがします!

今年11月に「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)のオープンをひかえるなか、ロングセラーのシリーズに、とびきりわくわくするお話が生まれました。ドララちゃんとアッチがドラキュラおじいちゃんのために大活躍します。楽しさと感動がいっぱいの新作をぜひお楽しみください!

おばけのアッチ ドラキュラのママのあじ アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ(47)

おばけのアッチ ドラキュラのママのあじ アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ(47)

ドラキュラのおじいちゃんが高い熱を出して、ダウン! 子どものころ、お母さんに作ってもらったママリーガを食べたくて、お城の台所をふらふら、うろうろ……。でも、だれも作りかたを知りません。アッチとドララちゃんたちは、むかしお城で働いていた「ガミばあさん」をさがして、ママリーガの作りかたを教えてもらおうとしますが……。
ひとり読みを始めた子どもたちのために、角野栄子氏がワイフワークとして取り組み続ける「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」第47巻。1979年に『スパゲッティがたべたいよう』でシリーズスタート以来、世代をこえて愛され読み継がれています。

書籍紹介

『おばけのアッチ ドラキュラのママのあじ 』
作:角野栄子

絵:佐々木洋子
定価:1,210円(10%税込) 

発売年月:2023年10月

サイズ:216mm x 153mm

ページ数:79ページ

ポプラ社刊

あらすじ

ドラキュラのおじいちゃんが高い熱を出して、ダウン! 子どものころ、お母さんに作ってもらったママリーガを食べたくて、お城の台所をふらふら、うろうろ……。でも、だれも作りかたを知りません。アッチとドララちゃんたちは、むかしお城で働いていた「ガミばあさん」をさがして、ママリーガの作りかたを教えてもらおうとしますが……。

高い熱を出したおじいちゃん。台所でふらふらしながら叫びます。「ママ、ママ、ママリーガ!」

ドラキュラのおじいちゃんのママは、ドララちゃんのひいおばあちゃん。料理が得意で「おいしいラドドさま」ってよばれていたんだって。!

ラドドさまの助手だった「ガミばあさん」に、ドララちゃんとアッチは「ママリーガ」の作り方を教わろうとしますが、一筋縄ではいかない様子!

著者プロフィール

著:角野栄子(かどの・えいこ)

東京生まれ。 早稲田大学教育学部英語英文科卒業。 ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。  その後、 童話を書き始め、 『わたしのママはしずかさん』(偕成社)、 『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、 『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞、『イコ トラベリング 1948ー』(KADOKAWA)で紫式部文学賞を受賞。  これまでの業績に対して、 2011年、 巖谷小波文芸賞、 2013年、  東燃ゼネラル児童文化賞を受賞、 2014年、 旭日小綬章を受章。  2018年に、 国際アンデルセン賞・作家賞を受賞する。 『スパゲッティがたべたいよう』に始まる「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」などロングセラーは数多く、  自選童話集「角野栄子のちいさなどうわたち・全6巻」『魔女からの手紙』「リンゴちゃんシリーズ」『わたしのもう一つの国』(以上ポプラ社)『ラスト  ラン』『ナーダという名の少女』『トンネルの森1945』(以上KADOKAWA)など多数の作品がある。

公式インスタグラム>>https://www.instagram.com/eiko.kadono/

 

絵:佐々木洋子(ささき・ようこ)

1952年、 青森県に生まれる。 女子美術大学卒業。 「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」「ぴょんぴょんえほん」シリーズで、  角野栄子氏と長年息の合ったコンビを組んでいる。 自作の絵本に、 「くまくんのあかちゃんえほん」シリーズ『みみちゃんのいちにち』『まるちゃんのタオル』『おもちおばけ』(ポプラ社)など数多くの作品があり、  赤ちゃんや幼児向け絵本の分野を中心に活躍している。

「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」とは

アッチはレストランにすんでいる食いしんぼうのおばけ、 コッチはとこ屋さんにすんでいるおしゃれなおばけ、  ソッチはあめ屋さんにすんでいる歌の好きなおばけ。 アッチ、 コッチ、 ソッチのまわりでは、 いつも「ドキドキ」と「ワクワク」がいっぱいです!
 1979年に『スパゲッティがたべたいよう』でスタートした「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」は、 魅力的なキャラクターと自由な発想のストーリーで、  子どもたちの大きな支持を集め、 親から子へと世代を超えて読み継がれています。 角野栄子さんのライフワークとして毎年新刊が発表され、 幼年童話のロングセラー・シリーズとしてファンを増やし続けています。

「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」第一作 スパゲッティがたべたいよう

スパゲッティがたべたいよう

おばけのアッチは、とてもくいしんぼ。ある日、夕やけの空をとんでいると、下のほうからとてもいいにおいがしてきました。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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