ヨシタケシンスケ最新作『そういうゲーム』2024年11月20日刊行決定!
初の全編モノクロ、テーマは「生き方のヒント」
KADOKAWAから、 ヨシタケシンスケさんによる絵本『そういうゲーム』が2024年11月20日に刊行されます。
作品概要
あなたのゲームは、どういうゲーム?
本書は『メメンとモリ』に続く、ヨシタケシンスケ氏の「生きる」をテーマにした絵本第2弾。
いろいろ考えすぎてつらくなってしまう人が、「自分だけじゃない」と感じ、人生をゲームに見立てることで日々をやり過ごすきっかけを見つける、ヨシタケ流「生きるためのベンリな考え方」ヒント集です。
また、いつものカラフルでユーモアあふれる作風とは異なり、著者初の全編モノクロ作品です。
著者のヨシタケシンスケ氏は自殺対策支援センター「ライフリンク」へのデザイン協力や、自身の「微うつ」体験の公開など、メンタルヘルスをテーマにした活動を広げています。
「閉塞感」「やりきれなさ」と向き合う、ちょっとむきだしのヨシタケシンスケ作品にご期待ください。
中面を先行公開 ※画像は制作中のものです
著者初の長編絵本『メメンとモリ』好評発売中
メメンとモリ
キノベス!キッズ2024 第1位!
MOE絵本屋さん大賞2023 第2位!
静岡書店大賞 児童書新作部門 第2位!
発売たちまち18万部突破
「王様のブランチ」(TBS)、「新・美の巨人たち」にて紹介、反響続々!!
身もふたもない言葉の中にだけ、
希望を見出せるときもある。
ヨシタケシンスケが描く
「人は何のために生きてるの?」の3つのお話。
『メメンとモリとちいさいおさら』
メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。
「世界にひとつしかないお皿なのに…」といつまでもクヨクヨしているモリに、
メメンは「大丈夫よ、また作ればいいんだから」と励まします。
『メメンとモリときたないゆきだるま』
夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。
でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがってゆきだるまは想像していたものと違いました。
複雑な顔をしてゆきだるまを見つめるメメンとモリ。
でもゆきだるまは、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。
『メメンとモリとつまんないえいが』
つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、
モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。
そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが…。
「生きる意味」や「生きる目的」って必要ですか?
身も蓋もない言葉の中にだけ、希望を見出せるときもある。
ヨシタケシンスケが描く「人は何のために生きてるの?」の話。
あらすじ
第1話:『メメンとモリと ちいさいおさら』
「わたしたちだって いつかはおとなになって、おとしよりになって、そしていつかは 天国にいく。」
メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。「世界にひとつしかないお皿なのに...」といつまでもクヨクヨしているモリに、メメンは「だいじょうぶよ、またつくればいいんだから」と励まします。
第2話:『メメンとモリと きたないゆきだるま』
「みんながボクを見て ガッカリしてる。わかるよ。こんなはずじゃなかった、って思うよね。」
夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがったゆきだるまは想像していたものと違いました。複雑な顔をしてゆきだるまをみつめるメメンとモリ。でもゆきだるまには意識があり、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。
第3話:『メメンとモリと つまんないえいが』
「なんだか不安になってきちゃったよ。この先も、つまんないことばっかりだったらどうしよう。」
つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが...
書籍紹介
『そういうゲーム』
著者:ヨシタケシンスケ
予価:1,400円+税
発売日:2024年11月20日予定
判型:B5判変型(ヨコ:182×タテ:152)
頁数:64ページ
ISBN:9784041155288
『メメンとモリ』
著者:ヨシタケシンスケ
定価: 1,760円 (本体1,600円+税)
発売日:2023年05月31日
判型:A5判
頁数:136
ISBN:9784041133958
著者プロフィール
著:ヨシタケシンスケ
1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版。『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で、2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。ほか、MOE絵本屋さん大賞、キノベス・キッズ! など受賞多数。
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