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未来の今日の一冊 ~今週はどんな1週間?~

【今週の今日の一冊】今気になる新刊はどの作品? 2025年秋の注目作特集!

「こんな本、出てたんだ!」
新刊をチェックしていると、そんな嬉しい発見がよくあります。今週は、9月と10月に発売になった新刊の中から、美しいしかけ絵本やユニークな図鑑、また気になる作家さんの新刊まで、今見逃せない注目作をバラエティ豊かにご紹介します。これからくるギフトシーズンに向けて、贈り物の参考にもしてみてくださいね。

2025年10月20日から10月26日までの絵本「今日の一冊」をご紹介

10月20日 ムーミンファン必見!春夏秋冬の暮らしを愛でる一冊

月曜日は『ムーミンハウスの春夏秋冬 A Year in the MOOMINHOUSE』

ムーミンハウスの春夏秋冬 A Year in the MOOMINHOUSE

花盛りの春、にぎやかな夏、木の葉が色づく秋、極寒の冬まで、ムーミン谷の一年を通してムーミンハウスの6つの場面をめぐります。ページをめくると出会えるムーミンの仲間たち。大きく開いてリボンで結べばメリーゴーラウンド型に360度展開するしかけ絵本です。

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=277338 大きく開いてリボンで結べばメリーゴーラウンド型に
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=277338 ムーミンハウスの春
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=277338 ムーミンハウスの夏

10月21日 アーノルド・ローベルの人生と仕事が分かる一冊!

火曜日は『アーノルド・ローベルものがたり がまくんとかえるくんとぼく』

アーノルド・ローベルものがたり がまくんとかえるくんとぼく

アーノルド・ローベルは物語を、心で感じたように、目で見たとおりに書きました。代表作の「がまくんとかえるくん」シリーズはローベル自身の物語でもあります。時代が変わってもいつも愛され読まれている、子どもの本の作家、アーノルド・ローベルの人生と仕事を描いています。

合わせておすすめ♪

がまくんとかえるくん ぬいぐるみ&ベストセレクト4冊セット(ギフトラッピング込み)

がまくんとかえるくん ぬいぐるみ&ベストセレクト4冊セット(ギフトラッピング込み)

アーノルド・ローベルの幼年童話「がまくんとかえるくん」シリーズより、「【ギフトBOX】(特製A5版クリアファイル付き)アーノルド・ローベル ベストセレクト4冊セット」と、がまくんとかえるくんのぬいぐるみのセットです。

アーノルド・ローベルの幼年童話「がまくんとかえるくん」シリーズより、「【ギフトBOX】(特製A5版クリアファイル付き)アーノルド・ローベル ベストセレクト4冊セット」と、がまくんとかえるくんのぬいぐるみのセットです。

10月22日 とびきりのイラストと仕掛けで感じる生命の神秘

水曜日は『めくれる!しかけ図鑑絵本 にんげんのからだ』

めくれる!しかけ図鑑絵本 にんげんのからだ

めくるしかけが盛りだくさんの人体図鑑の絵本です。直接は見られない不思議な世界をイラストレーションで紹介! 開くと60センチ以上の人体図など、めくって、ひらいて、眺めて、読んで、生命の神秘を感じられます。

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=287540
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=287540
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=287540

10月23日 ハン・ガンが子どものために書いた、唯一の絵本。

木曜日は『かみなりせんにょと いなづませんにょ』

かみなりせんにょと いなづませんにょ

空の国で、雲をつくってくらす仙女たち。わた雲や巻雲、雨雲のような、たくさんの種類の雲をつくっています。でも、そんな毎日を退屈に思ったふたりのおちび仙女がいました。ふたりは、こっそりぬけだして、世界を見物しにいこうとします。でも、大人の仙女に見つかり、つれもどされてしまいます。おばあちゃん仙女に、「もっとおもしろいしごとを したいです」と、気持ちを伝えるふたり。そんなふたりに、おばあちゃん仙女がかけたことば、そして、旅にでることになった出発の日、おばあちゃん仙女がふたりに渡してくれた箱に入っていたものとは…。
韓国初のノーベル賞作家、ハン・ガンが子どものために書いた、唯一の絵本。雷や稲妻をこわがる子どもたちを安心させてくれ、こわがらない子どもたちにも、新しい世界をみせてくれる一冊。

10月24日 お気に入りの名作がアドベントカレンダーに!

金曜日は『ディズニー 名作ストーリーブック・アドベント&イベントカレンダー』

ディズニー 名作ストーリーブック・アドベント&イベントカレンダー

90年以上にわたって読み継がれてきた
ディズニーの名作が、アドベントカレンダーに!

●24のディズニー作品と共に進む、クリスマスのカウントダウン

●『ダンボ』等のクラシック作品から、『トイ・ストーリー』等のピクサー作品、『ウィッシュ』等の新しい作品まで。バラエティー豊かな名作アドベントカレンダー

●ミニ絵本24冊は、持ち運びにも便利でクリスマス後もずっとそばに

●世界で300万部超のベストセラー!(アメリカ・フィンランド・フランス・デンマークなど)

●サンタさんへのお手紙が書けるレターセット付き!

10月25日 色彩豊かで個性的な超チョウたちが次々と登場!

土曜日は『超チョウ図鑑』

超チョウ図鑑

近年、これまでの常識をくつがえすチョウが発見され、大きな話題となっています。
そう、チョウを超えたチョウ「超チョウ」です。
羽をひらくたびに、ゆかいな表情の模様にかわる「オモシロチョウ」、
水辺に生息し、魚などを切ってしまう「デバボウチョウ」、
“カイシャ”の最高経営責任チョウである「シャチョウ」など、全84種が勢揃い。
本自体もチョウの形をした、超ユニークな図鑑の登場です!
ページをめくるたびに、色彩豊かで個性的な生態をもつ超チョウたちが次々と登場し、その世界に魅了されます。

10月26日 絵本を愛するあなたへ…「いい気分」を贈るずかん

日曜日は『絵本ずかん 大人も子どもも幸せになる名作絵本200選』

絵本ずかん 大人も子どもも幸せになる名作絵本200選

こんな絵本ガイドが欲しかった!
会員数100万人超え、年間利用者数2000万人を誇るWEBサイト「絵本ナビ」から全国のパパやママの声を集めて作りました。
絵本名作200冊のあらすじ・中面ページ&生の声を一挙掲載!

●こんな方におすすめ
・小さな子どもを持つママパパ
・読み聞かせの絵本を探している人
・ママパパになった人へプレゼンを探している人
・絵本好きの子ども・大人
・小さな子どもと関わる仕事をしている人

●目次
第1章 大切な人がいる幸せを教えてくれる絵本
第2章 いろんな気持ちになれる絵本
第3章 心がじわ~と満たされていく絵本
第4章 子どもに読んであげたくなる絵本
第5章 大切なことを教えてくれる絵本

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はじめに   
あなたにとって、「いい気分」はどんなときですか?

家事や育児の合間に淹れたコーヒーを、温かいうちに最後まで飲めたとき。
読みたかった本や雑誌に偶然出会い、夢中になってページをめくるとき。
近所の花壇や庭で、季節の花が咲き始めているのに気づいたとき。
友人との他愛のないおしゃべりで、なんだか笑いが止まらなくなるとき。

そんな、日常の中でふいに訪れる“いい気分”。
忙しい日々の合間に、心がやわらかくほどけて、ほんの少し満たされるあの感覚。

この本は、あなたにとってそんな“いい気分”をもたらしてくれる存在になりたいと願って生まれました。

ページをめくれば、懐かしい絵本に再会して、思い出が鮮やかによみがえるかもしれません。
読んだことのない傑作絵本との出会いに、心躍るかもしれません。
子どもと一緒に読む時間、大人同士で語り合う時間、そしてひとり静かに味わう時間──そのすべてに、この本がそっと寄り添えたらうれしく思います。

この本は、絵本紹介サイト「絵本ナビ」に掲載された、全国のママ、パパ、せんせい、ばあば、じいじ、司書さん、書店員さん他の皆さんの「生の声」から生まれました。
 わたしたちは、絵本というモノが欲しいのではありません。絵本を通じて得られる「幸せな時間」が欲しいのです。この本は、まさにその「幸せ」に主眼を置いて書かれています。
 その絵本を通じて、どんな幸せな時間を過ごすことができるのか、どんな発見があるのか、実際に幸せな時間を過ごした皆さんの「生の声」がぎっしり詰まっています。

 

また、すべての紹介作品について、素晴らしいシーンをカラーの見開き画像で、かなり大胆な大きさで掲載しています。絵本の最大の魅力である「絵の美しさ」を味わってください。

どうぞ本書を片手に、あなただけの“いい気分”の絵本時間を見つけてください。

金柿秀幸

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=284557
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=284557
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=284557

読者の声より

私は専業主婦をしながら子育てをしていた時間が12年間あります。

その12年間中、一人息子にずっと読み聞かせをしてきました。そして息子が5歳頃から絵本ナビに投稿を始めました。そのレビュー数は5000件以上です。

『幸せの絵本』シリーズ2冊は、既に出版されていて、私もいつか本に自分のレビューが掲載されることを夢見ていました。『幸せの絵本~家族の絆編』には、何件かのレビューを掲載していただきました。

そして、『絵本ずかん』が出版されると聞き、現在ほとんど投稿していない私のレビューはないだろうと思っていましたが、載っていました。

息子に読み聞かせをしながら書いていたそのレビューを読むと、自分が大切にしてきたことがわかりました。

「家族、子ども、絆、志、友情、日常生活での小さな気づきや喜び」などです。自分のレビューを読み返しているうちに、私の人としての輪郭に触れることができました。

私は、現在、絵本や読書に関する仕事をしています。子育て中は仕事をせずに子育てだけをしていたように思っていたのですが、レビューを書くことはその時の私の仕事だったのだと思います。

思いがけず、自分のレビューを読み返すという時間をくれた『絵本ずかん』に感謝しています。幸せな時間を持つことができる絵本をこれからも伝え続けていきたい、そんな思いを持ちました。絵本ナビさん、ありがとうございます。
(はなびやさん 60代・ママ 男の子24歳)

いかがでしたか。

ここからは、クリスマスの新刊もぞくぞく発売となる楽しいシーズン。今年はどんな新刊が出るのかな? と気になったら、絵本ナビの新刊情報コーナーでチェックしてみてくださいね。

選書・文:秋山朋恵(絵本ナビ副編集長)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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