【今週の今日の1冊】ハロウィンの本特集第1弾!小学生におすすめのハロウィンの読み物
10月19日~10月25日までの絵本「今日の1冊」をご紹介
日本でも盛り上がりを見せているハロウィンの行事。行事で盛り上がるのは、やっぱり仮装!? 「今週の今日の1冊」では、今月末にやってくるハロウィンに向けて、2週にわたり、ハロウィンの本を特集します。まず今週は、小学生向けのハロウィンのお話のご紹介です。ハロウィンの日には普段と違うドキドキの出来事がいろいろ起きているようですよ。じっくりお楽しみ下さい。
10月19日 ハロウィンにはどんなお菓子をつくる?
月曜日は『ルルとララのおかしやさん(23)ルルとララのハロウィン』
出版社からの内容紹介
まちにまったハロウィンにはどんなお菓子を作るのでしょうか? シュガーおばさんからヒントをもらったルルとララもいろいろなお菓子にチャレンジします。
読者の声より
今回ルルとララのお店を訪れたのは、まさかのおばけ!しかもおばけを怖がっている森の動物たちと仲良くなりたくて、パーティーのケーキをルルとララに依頼してきました。おばけはとてもいい子だったのに、怖がる森の動物たちにパーティーを断られるシーンは切なかったです。かわいそうなおばけのために、一肌脱ぐルルとララ。二人の活躍は毎度応援したくなります。ハロウィンパーティーを通して、無事に仲良くなったおばけと動物たちの姿にほっとしました。見た目で判断していけないと改めて自分も教えられた気持ちです。今回登場したお菓子のロリポップも作ってみたくなるくらい可愛かったです。
(花ズッキーニさん 30代・ママ)
10月20日 はずかしがりやのジョージはみんなの人気者!
火曜日は『おばけのジョージーのハロウィーン』
出版社からの内容紹介
きょうはハロウィーン。おばけや魔女の格好をするコンテストに、本物のおばけジョージーが出れば一等賞まちがいなし。でも、ジョージーははずかしがりやで、人前に出られません。すると、仲よしの動物たちがはげましてくれて…。ジョージーはコンテストに出られるでしょうか? 読んでもらっても、自分で読んでも楽しいと好評のシリーズの三冊目。
読者の声より
おばけのジョージーは とてもはずかしがりやさん。
今日はハロウィン。コンテストもあります。
おばけのジョージーが参加したら「本物」なんだから一等賞間違いなし。
なのに・・・恥ずかしくてなかなか広場にも行けません。
さて ジョージーはコンテストに出れるのかしら???
息子もとても恥ずかしがりやさん。
ジョージーの様子が息子とダブリました。
ジョージーに少しずつ勇気をくれる「ねことふくろう」
息子にもこんな友達がいるのかしら・・・なんて思いながら読みました。
息子は おばけのジョージーと友達になりたいそうです。
そして 手をついないでコンテストに参加するそうです。
かわいらしい感想です。
(はるのひよりさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子2歳)
読者の声より(子どもレビュー)
おばけのジョージーの話がすきです。
おばけだけど、こわくなくてかわいいから、いっしょにあそんだらたのしそうとおもいました。
ハロウィーンは、かそうしかしたことがないけと、たのしそうとおもいました。
ぼくもやってみたいです。
ほんとうにおばけがいたらいいなあっておもいました。
ぼくのうちでも、みしっておとがしてジョージーがきたらいいなあっておもいます。
ほかの話もよんでみたいです。
(はなびや2号さん 10代以下・その他の方)
10月21日 ハロウィンの夜に消えた猫はいったいどこに?
水曜日は『ぼくはめいたんてい(13) ハロウィンにきえたねこ』
みどころ
9歳の男の子ネートが身のまわりで起きる事件のナゾをといて活躍する「ぼくはめいたんてい」シリーズの最新刊が、このたび30年ぶりに日本で翻訳発売されることになりました!「ぼくはめいたんてい」シリーズといえば、1巻目の「きえた犬のえ」が1982年の発売以来、ロングセラーとして人気を博しているシリーズ。そんな待ちに待った、めいたんていネートの新たなお話。今回の事件の依頼者は、ちょっと変わった女の子ロザモンド。ハロウィンの夜にいなくなった飼い猫の「小さいヘックス」を探してほしいというのです。ネートは、あいぼう犬のスラッジを連れて、古くて暗いおばけやしきへと探しに行くのですが・・・。
(続きはコチラ>>>)
読者の声より
ネート大好き7歳の息子と読みました。
過去数冊から、スラッジが必ず手がかりを見つけると学んだ息子。
今回ものっけから、スラッジの行動に注目です。
しかしハロウィンだのクリスマスだの、
行事になると必ず事件に巻きこまれるネート。
今回も自分がハロウィンを楽しむ暇もなく、
ちょっとお気の毒。
見事事件が解決して、
巻末の「ハロウィン仮装人気ランキング」に釘付けの息子。
1位はやっぱりスパイダーマン!
スパイダーマン好きの息子にはとっても嬉しかったようです。
それにしても、ハロウィンってすっかり日本に浸透したなぁ。
もし私が子供のころにこの本を読んだら、
「ハロウィンってなに?」
「なんでみんなお菓子もらいにくるの?」
「なんで仮装してるの?」
と、????だったに違いありません。
それが、何の疑問ももたず、ごく当たり前のように
ハロウィンの知識を持ち合わせている息子。
時代の流れを感じました。
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子7歳、女の子3歳)
10月22日 親友のガイコツくんが、パーティーを開きます!
木曜日は『モンスタータウンへようこそモン太くんのハロウィーン』
出版社からの内容紹介
モンスターと人間がなかよくくらすモンスタータウンに、ハロウィーンの季節がやってきた。モン太くんの親友のガイコツくんが、パーティーをひらくことになったので、モン太くん一家もお手伝い。お母さんはうでをふるってゲテモノ料理を作り、モン太くんはダンス音楽のDJをすることに! パーティーがもりあがると、死人もおはかから起きあがってきて…?
読者の声より
小学校低学年くらいのお子さんの読書にぴったりな1冊に思います。
人間とモンスターが仲良く暮らすモンスタータウンのお話で、本の醍醐味といった不思議で楽しい環境です。
ハロウィーンシーズンにまさにぴったりな児童書に思います。
(まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
10月23日 「おばけやしき」で起こった不思議な出来事とは?
金曜日は『ヤナギ通りのおばけやしき』
出版社からの内容紹介
一年のうちのある一晩だけ、ヤナギ通りに住んでいる子どもたちが、おとなたちに許されていることがありました。それは、変な服を着たり、怖いお面をかぶったり、顔に色を塗ったりして人を驚かせることです。
そんなことができる夜が「ハロウィン」です。
ヤナギ通りの中だけであれば、子ども達はいくら人を驚かせても良いことになっていましたが、ただ一軒のお家だけは別でした。
その家のことをこどもたちは「ヤナギ通りのおばけやしき」とよんでいました。
トリック オア トリート!
ハロウィンの夜、ヤナギ通りの「おばけやしき」でおきたこと。
読んだ人の心に暖かい何かが残るすてきな物語。
読者の声より
「ハロウィン」、日本でもイベントとして近年身近なものになりつつありますね。
ハロウィンシーズンにぴったりな児童書です。
小学2~4年生向けでしょうか。
小宮由さんの翻訳も読みやすく、ルイスすロボドキンさんのイラストもとても素敵な本です。
(まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
10月24日 ようこそ、きら星亭のハロウィン・パーティーへ
土曜日は『パンダのポンポン(10)魔法のハロウィン・パイ』
出版社からの内容紹介
パンダのポンポンはコックさん。きら星亭はハロウィン・パーティで大にぎわい。あれ?いつのまにか魔法がかかってる? こっそりカップケーキを食べたのはだれ? 雪がつもった日にみんなで食べたアツアツのごちそうは? 幸福感いっぱいの3つのお話、ついに第10弾!
10月25日 家族の大切な時間に笑って涙する、温かな絵童話
日曜日は『アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)』
みどころ
「Trick or treat!(トリック・オア・トリート!)」
「お菓子をくれないと、いたずらするぞ!」
日本でも、あちこちで仮装イベントが行われたり、通りを仮装で歩く子どもたちを見かけたり、年々賑やかになるハロウィーンの行事。本書は、ハロウィーンと家族がテーマの絵童話でありながら、日本が輸入したハロウィーン文化の本場、アメリカでのハロウィーンの楽しまれ方が描かれ、ハロウィーンの由来やきまりごと、衣装の作り方まで、ハロウィーンという行事について深く知ることができます。
どうしてハロウィーンでは、子どもたちが「お菓子をくれないといたずらするぞ!」と言ってお菓子をもらうことになったのか。
ハロウィーンの日、仮装を当てるのはあいさつのようなもので、当てるのが礼儀ということ。
仮装の衣装は、家にある材料で作る手作りの衣装が一番おすすめだということ。
衣装の材料の中でも、最高に便利なのは針金ハンガー!……等々。
さらに、ハロウィーンが家族にとっていかに大事なイベントであるかが語られていきます。
(続きはコチラ>>>)
読者の声より
小沢健二と 日米恐怖学会。
表紙の絵、タイトルだけを見ると
すぐに興味を持つことはなかったのですが、
大人の私が読むには
児童書は すぐに読めるので
軽い気持ちで読んでみました。
ハロウィンという行事も私にとっては
最近 日本でも急に盛り上がり始めたものという
印象でした。
でも この本を読んでみて
子供の気持ちと ハロウィンについてのことが
書かれていて 想像以上に
読んでみてよかったと実感しました。
流行だから というのではなく
ハロウィンについて知ることが出来て
よかったです。
(koyokaさん 50代・じいじ・ばあば)
秋山朋恵(絵本ナビ 編集部)
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