小学3年生の子に手渡したい児童書ベストセレクションよりこの3冊をご紹介(3)
出会いで読書が好きになる
この頃から童話の世界も多様に広がっていきます。心に残る物語に出会えれば、読書量が増えていく
きっかけになるはずです。
子どもが自分で選んできた本の中に、長く読み続けられている名作をそっと忍ばせておくのはどうでしょう?
まこちゃんが、そっと目をちかづけてみると、
なんとまあ、小さい小さいうちゅう人が、あわてて顔をひっこめたのです。(「遠い星から」より)
ファンタジー文学の第一人者、佐藤さとるが
自ら編んだ、初めての幼年童話集。
読みがな付きの、大きな活字なので、小学初級から楽しめます。読み聞かせにもおすすめ!
収録作品
・あっちゃんのよんだ雨(挿絵 田中清代) ・タツオの島(挿絵 岡本 順)
・さんぽにいこうよ(挿絵 かわかみたかこ) ・くるみたろう(挿絵 田中清代)
・だれが金魚をたすけたか(挿絵 しんしょうけん) ・遠い星から(挿絵 田中清代)
・りゅうぐうの水がめ(挿絵 かわかみたかこ) ・タケオくんの電信柱(挿絵 岡本 順)
・つくえの上のうんどう会(挿絵 かわかみたかこ)
しゅくだいをわすれたゆうすけ。しどろもどろに口からでまかせのウソでいいわけをしていると、えりこ先生が「だめだなあ、ウソをつくならもっと上手につかなくちゃ」「え?」「すぐばれるようなのはだめよ。それから、聞いた相手が楽しくなるようなのじゃなくちゃ」「楽しくなる?」「そう。聞いた人がウソとわかっても、はははってわらっちゃうようなのじゃなきゃ」「じゃあ、上手にウソがつけたら、しゅくだいやってなくてもしかられないってこと?」「そうねえ。だって、だまされちゃったらしかたないし」といって、えりこ先生はにやっとわらった。…次の日から子どもたちはしゅくだいができなかったわけを考えてきて発表することに…。
<手を伸ばせば、珠玉の絵本がすぐに読める環境を>
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