ママが好きなのはチョコの「ち」。-『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』
絵本ナビに日々寄せられてくるのは、ユーザーからのたくさんの生の声。実際に絵本を読んだ時の子どもたちの反応やエピソードからは、ストーリーを超えた魅力まで伝えてくれます。絵本ナビユーザーがおすすめする絵本をレビューとともにご紹介します。
美味しいものが美味しく描かれている絵本といえばこれ!
絵本ナビでもたくさんのレビューが寄せられている人気作品ですよね。
ママが好きなのはチョコの「ち」
娘が3歳の誕生日プレゼントに購入、ひらがなを無理なく覚えるのに、とっても役にたちました。
絵がとっても、愛らしくいつもお店で見ているパッケージやなつかしのお菓子も登場します。(駄菓子やに行きたくなることも)
出てくることばは、食べ物ばっかりで興味しんしんでくいついていました。「あ」のアイスクリームからはじまり、「ち」のチョコ、なんと濁点シリーズまでも「が」のガム、「ず」のチーズなどなど。ちなみに、アイスのページでは、ピ○のアイスが転んで、中身が出ちゃったり、「せ」せんべいのページでは、おせんべいかけちゃって泣いてたり、
食べ物達がキャラクターとなり、それを見ているだけでもたのしいです。
うちはそうなのですが、お子さんが濁点の名前のお子さんでも、簡単におぼえられます。
今は、4歳になった娘は、お友達に手紙を書くとき、この本を隣に置き
むずかしいひらがなを辞書がわりにして、書いています。
普通の絵本より少しだけお値段がプラスですが、すてきな本でした。
(レーズンさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
うたって、あそべて、たのしめる、愉快な「たべものあいうえお」。「あ」から「ん」まで、濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場。名前の頭文字で「ことばあそび」もできます。
肌身離さず持ち歩く絵本
上の娘が大好きだった絵本ですが、今、3歳になりたての息子が夢中。
寝る前は枕元に起き、必ず読まされ、朝起きると読まされ、朝ご飯になるとテーブルに持っていって置き、3歳児健診にも持って行き。
ここまで肌身離さず持ち歩く絵本、初めてです。
「いちごじゃむ」のページでは食パンが「あーったすけてーっしてるね!」(ギュッと目をつむっているの、ジャムがつめたいのでしょうか)
「おにぎりふたつ」ではお弁当にチョウチョがとまっていて、タンポポにてんとう虫がとまっているのが何度見ても気になる様子。
「ころっけあちち」は何度開いても「ちがうこれコロッケじゃないよ、おにくでしょ」とか「シュークリーム」を「たこやき」、「グリンピース」は「おまめ!」、「てまきずし」が踊っているのはバレエでなくフラダンスだとか、本人の譲れない点があったり。
「なっとう」がつぎつぎ滑ってくるようにみえるのとか、「にくまんじゅう」がちぎれて走っていくとこ、「せんべい」が割れて泣いてるところなど、お気に入りも盛りだくさん。
だんだん「これはなに?」「これは?」と一字ずつ字を指差して聞いてくるようにもなりました。
こんなにあらゆるたべものがある絵本ですが、実は息子、食わず嫌いの大変な偏食で、この中に書かれている、これだけポピュラーな美味しそうなものでも、実際口にするのはホンのひと握り。
この絵本をきっかけに、たくさん食べ物に興味を示して食べてくれるようにならないかな、というのが今の切実な願いです。
ジャムパンもエビフライも、コロッケも目玉焼きもゆでたまごも、ぎょうざもだんごもピザも食べてくれたこと、ないのですから。
(ポピンズさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子3歳)
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