お片付けっていつからできる?どうやって教える?がわかる絵本!
絵本ナビに日々寄せられてくるのは、ユーザーからのたくさんの生の声。実際に絵本を読んだ時の子どもたちの反応やエピソードからは、ストーリーを超えた魅力まで伝えてくれます。
「どんな絵本を選んだらいいのかわからない」「購入するかどうか迷ってしまう」
そんな方のために、絵本ナビユーザーがおすすめする絵本をレビューとともにご紹介します!
おもちゃ目線でアプローチ!
我が家の3歳の娘はおかたづけが苦手。
というか、全然やろうとしない。
結局毎回、
「もーアンタが散らすからいつまでたっても掃除ができない!」
とかなんだかんだ文句を言いながら親がかたづけるハメになっているのですが、
これではイカン!
と思ってこの絵本を読んだのですが、
「これではイカン!」は私の方だったようです・・・。
「おへやが片付かないから」ではなくて、
このおもちゃたちのように、
おもちゃ目線からななちゃんに問いかけてみる。
カンガルーの子供や、泣き出したメアリー。
カンガルーの子供はどこが一番いいのかな?
メアリーはどうして泣いちゃったのかな?
それが、おかたづけの原動力になり、
ひいては思いやりの心をはぐくむことにもつながっているのだと
はっと気づきました。
おかたづけができないのは、
娘だけが悪いんじゃない(娘も悪いが・・・)。
私のアプローチの方法が一番マズかったんだと、
気づかされた一冊です。
ななちゃん、ありがとうね。
そういうわけで、今回は私がとっても反省。
娘が気持ちよくおかたづけができるように、
ちょっとずつ、おもちゃ目線のアプローチ。
一緒におかたづけをしてみようと思います。
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
楽しくやろう!おかたづけ
この本を読み終わって、部屋の中を見渡しました。うーん、うちのおもちゃたちもこりゃきっと泣いてるな。
うちの息子達もおかたづけが苦手です。床に転がってたところを走り回って踏んで壊れたおもちゃもあれば、何ヶ月も行方不明になってるままのジグソーパズルのピースもあります。
きちんとおかたづけできてたらきっとこんなことにはなってないのに。
この本を読んで、おかたづけって、遊びの延長でできるんじゃないかと思いました。
2歳の次男は仲間分けが好きです。赤いものを選んでね。とか食べ物どれかな?とかよくやっています。
5歳の長男はパズルが好きです。決められた大きさの箱にいかにかさばらずにきちんと入れられるかとか、パズル感覚でおかたづけすると楽しいかもしれません。
おかたづけ=おしまいの遊びという感覚でやってみると、こどもも楽しく気分よくおかたづけができそうです。
「かたづけの積み重ねは、人生の基礎となる」
最後のコラムのこの文章には、たしかにと納得しました。かたづけするということは、お部屋がきれいにすること以上に、生きていくうえで大事な術を学ぶことなんですね。
今までは子どもはイヤイヤ、私はイライラのおかたづけでしたが、一緒にあれこれ考えながら、ワイワイ楽しくやってみようと思います。
(てつじんこさん 30代・ママ 男の子5歳、男の子2歳)
はじめてのしつけのひとつの「おかたづけ」。
おかたづけのしくみが3つのステップで紹介されているので、小さな子どもにもわかりやすく、絵本を通して楽しみながらおかたづけが身につきます。
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