ハロウィンの仮装で真似したくなるのは? 「魔女の絵本」
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ハロウィーンの時期になると読みたくなるのが魔女の絵本。絵本の中にはどんな魔女がいるのでしょう?仮装で真似したくなるような魅力的な魔女はいるかな?
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ピンクの屋根の大きな塔のある建物に、みならい魔女の小さな女の子達が暮らしている…
そんな設定だけでワクワクしてしまいますね。どんな魔法の世界が待っているのでしょう?
主人公の魔女デイジーもやっぱり魔法の練習真っ最中。
でも例え乗っていたほうきから落ちたとしても、吹いている風の気持ち良さについ歌い出してしまう
天真爛漫で魅力的な少女です。
その小さく可憐な姿に見とれていると、対照的に不機嫌で一匹狼でまっくろなはねをもつ
鳥ズズーと出会います。一見かみ合っていない二人のやり取りですが、やがて思わぬ瞬間が訪れて…。
それはとってもさりげなく小さな出来事、でも確かに存在しているのです。
二人の世界を大きく動かした優しくて素敵な魔法が!
最後のページを見ていると、読んでいるこちらの方の心まで満たされていくようです。
登場人物の心情を表わしているような美しい白を基調とした透明感、清潔感溢れる色彩と、
小さなものや風景の繊細な描写がとっても印象的ですが、本作品では主人公デイジーの様な
優しく温かみのある雰囲気も増して、より小さな子にも寄り添う様な内容となっています。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
魔女になるための11のレッスン
魔女って、とってもおしゃれなの。魔女のファッションから空とぶほうきのつくり方。それに、お料理好きの魔女のケーキの作り方まで詳しく紹介。これさえ読めば、あなたも魔女になれるかも…?
マジョンナさんは魔女だけどキュート!
隣りに越してきた魔女との楽しいつきあいを通し、ありのままの人間のすばらしさをユーモアたっぷりに描いた、日米合作の愉快な絵本。
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マジョンナさん、憧れてしまいます。
魔女の本ですが、怖くありません。
マジョンナさんにかかると、
魔女や黒い家、黒い服、蝙蝠との散歩など、不気味で怖くなりそうなものが、
みんなキュートで楽しそうに見えてきて、ワクワクと読み進めました。
長野ヒデコさんの描く茶目っ気のある絵がお話にぴったりです。
(マジョンナさんの髪型も素敵。5本目のみつあみ、気づきましたか?)
お話の最後にやってくるのは
「まじょがいるなんてめいわく」「でていって!」という失礼なご近所さん。
マジョンナさん自身を良く知りもしないで、「魔女」というだけで差別するなんて、
マジョンナさんの怒りは正当です。
でも、マジョンナさんがかけた魔法は思いがけないものでした。
この展開だけでも、満足していたのに
最後の最後に待っていた、マジョンナさんの言葉が最高!
作者が楽しいお話に滑り込ませた、愛する息子さんへのメッセージでもあるのでしょう。
読み終えて、心は晴れ晴れ。
マジョンナさんに本気で憧れてしまいます。
「こどもたちと まじょのような すてきなあなたに 画家」
「日本じゅうの こどもたちと マジョンナさんに 訳者」
という言葉そのままに、沢山の方におすすめしたい作品です。
(ランタナさん 40代・ママ 男の子8歳、男の子6歳、)
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