思いっきりが気持ちいい! 水遊びの絵本
最初は少しだけ、そのうち夢中になって……! 水遊びはやっぱり思いきりが気持ちがいい。小さな子どもの「もっとやりたい」を絵本の中でも育ててあげてくださいね。
おもしろい、おもしろい…!『こぐまちゃんのみずあそび』
お花に水をあげるのは、こぐまちゃんの仕事です。じょうろに水がいっぱい、面白いね。きんぎょさんにも、ありさんにも。ほらほら、みんな驚いてるよ。
やってきたのは、しろくまちゃん。手に持っているのは、ホースです。これは大変、だってホースで水のかけあいっこしたら楽しいに決まってます。案の定、ふたりの遊びはどんどんエスカレート。とうとうどろんこに!
実際に目の前で起これば、大人は声をあげてしまいそうな出来事です。でも、次から次へ思いつくままに遊びが広がっていく快感は、小さい子どもたちにこそ体験させてあげたいもの。この絵本は、「もっとやりたい」「もっともっとやりたい」という気持ちを、大事に育ててくれるのです。「こぐまちゃんえほん」シリーズの中でも、子どもたちに大人気の1冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ばっしゃーん!『ぞうくんのあめふりさんぽ』
人気絵本「ぞうくんのさんぽ」の続編が出ました!今日のぞうくんはあめふりの中をさんぽです。
かばくんをさんぽに誘うと「いけの中ならいいよ。」さて、ぞうくんはどうやって池の中をさんぽするのでしょう。
そしてわにくん、かめくんと次々やってきて……。前作を読んでいたら何となく想像はつきますね。それでもおかしいのがこのおはなし。
そして解っていても最後の場面で「ばっしゃーん!」大いに盛り上がってしまいます。
ほのぼの、ほんわかおっとりしたぞうくんと一緒にのんびり散歩している気分で進んでいくのが気持いい、そして最後の躍動感あふれる場面との対比が面白い。何回読んでも喜ばれる秘密がここにありそうですね。
みんなで遊ぶのって楽しいな
ある暑い日、ぞうがみんなを水浴びに誘います。
「きみがみんなをはこんんでくれるならいってもいいよ」
と言われ、ぞうはやっとのおもいで池までみんなを運びます。
でも、ぞうが池に入ったら大津波になってしまい、池から出されてしまいます。
優しいぞうでもだんだん腹がたってきました。
腹が立ったぞうがとった行動が、思いがけず、楽しい水遊びに!
やっぱり、みんなで遊ぶのって楽しいなー、と思わせる1冊。
絵がカラフルで動物の表情もおもしろい!
3歳の息子はライオンたちの
「やなこったい」「すげー!」
など、ちょっと生意気な口調が気に入ったらしく、マネしています。
夏の暑い日に特におすすめですが、うちでは季節をとわず、読んでいます。
(メルクルさん 30代・ママ 男の子3歳、女の子0歳)
どろんこも気持ちいいよね!
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