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友だち関係で悩む中高生に絶対読んでほしい本発売!

『友だちってなんだろう?ーひとりになる勇気、人とつながる力』新刊発売

誠文堂新光社から、2020年8月12日(水)に『友だちってなんだろう?ーひとりになる勇気、人とつながる力』が発売されました。コロナ禍の夏、子どもたちを不安から救うため、友だち関係で悩む中高生に絶対読んでほしい本です。

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=149195

一生使える無敵の「人間関係術」を伝授!

「9月1日」を、そして「不安定な10代」を生き延びるために。

今年の「9月1日」は例年と違います
毎年この時期には、テレビなどで子どもたちを自殺から救おうと様々な特集番組が組まれます。しかし今年は夏休みを短縮する学校も多く、地域によって、学年によってバラバラに夏休み明けがおとずれるため、不安を持つ子ども同士の連帯感が醸成されにくい。孤独な子たちがますます孤立に陥っていく可能性があります。
マスク越しの会話、静粛を求められる休み時間。長いコロナ休校明けの学校生活に馴染めなかった子どもは、この夏休みが終わることを恐れているのです。

友だち関係で悩む中高生に、著者齋藤孝先生はこう呼びかけます。
「誇り高き単独者になろう!」――そして、次の3つの力を提唱します。

(1)「気の合う友だちをつくる」力
(2)「気の合わない相手ともうまくつきあう」力

(3)「ひとりを楽しめる」力

だれとでも友だちであろうとしなくていい。楽しくて、笑顔になれる「気の合う人」とだけ友だちになればいい。ただし、「気の合わない人」ともいがみ合わず、傷つけあわずに共存していけるよう、人づきあいのスキルをみがこう。
そして、このふたつの対人関係力だけではダメで、大切なのは自分の世界をもち、「ひとりを楽しめる」力をもつこと。「ひとりを楽しむ力」をもつことで、人に頼りきらない関係を築けるようになるのです。

「雑談力」「偏愛マップ」などのコミュニケーション術を提唱してきた齋藤孝先生が、大人になってからも役立つ、10代のうちに身につけておきたい「本当の人づきあい」を伝授します。

10代のうちに身につけておきたい「本当の人づきあい」を伝授する本

友だちってなんだろう?ーひとりになる勇気、人とつながる力

【本書の内容の一部】
・自分の課題、他人の課題を区別する
・「みんな友だち」「みんな仲よく」でなくていい
・友だちの「多さ」は意味がない
・いまがすべてじゃない、友だちとは流動的なもの
・好きなものをあいだに置く「三角形の関係」
・友だちよりも、仲間をつくろうよ 
・学校の外に目を向けてみる
・「能動的ひとりぼっち」状態を手に入れる
・きみは「ひとりになる勇気」がある? 
・「犀(さい)の角のようにただ独り歩め」
・「友だちだから言うけど」は鋭い刃
・失礼なことを言われたときに、「かわす」技術があるか
・「ノー!」と言わなきゃいけない関係もある
・人をいじめてしまう危険性を、みんな潜在的にもっている
・後悔も、自分の背中を押して次に進むパワーにできる 
・「心の距離」を縮めるための7つの作法 

書籍紹介

書 名:友だちってなんだろう? ーひとりになる勇気、人とつながる力
著 者:齋藤 孝
仕 様:B6変判、224ページ
定 価:本体1,300円+税
発売日:2020年8月12日(水)
ISBN:978-4-416-52092-5

著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう・たかし)
1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)などベストセラーも多数。著書発行部数は1000万部を超える。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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