1歳の子と読みたい絵本ベストセレクションよりこの3冊をご紹介(4)
しっぽのあるバス停に、灰色ねずみ形でしっぽを後ろになびかせ走る「ねずみさんのバス」がきましたよ。みみのあるバス停には、大きなふたつのおみみがある「うさぎさんのバス」。子どもたちが大好きな「らいおんさんのにかいだてバス」、ぐわっと大きな口をあけて走るかくかくした形がかっこいい! 高いところにある運転席も気持ちよさそうです。
ボローニャ国際絵本原画展で入選を重ねる作者の絵は、シンプルな形とやさしい色合いが洗練され、まさに手のひらのなかのアート。海外の子どもたちに親しまれています。
『おうちへかえろ』の姉妹編。最後はいつも、子どもの心がほっとする場所へ。0~4歳くらいの子におすすめ。やさしい余韻が残る絵本です。
「しーっ、しずかにしてくださーい」と動物たちが言います。
うさぎさんが小鳥さんに、
小鳥さんがりすさんに、
りすさんがぶたさんに、
ぶたさんがぞうさんに・・・そーっと耳打ちするんです。
「なぜかっていうとね・・・」
ねむるあかちゃんを囲む、動物たちのやさしい顔といったら!
たしろちさとさんの描く線、色、ぶたさんのまあるいフォルムにハートをわしづかみされるのは私だけではないはず!?
くりかえしを楽しむ「あかちゃんといっしょ0・1・2」シリーズの1冊。
1歳半の娘をひざに抱いて読んでみると、さいしょはじーっと絵を見つめて聞いていましたが、ラストシーンでにっこり!
「もういっかい」と人指し指を立てておねだりすると、それからは「しーっ、しずかにしてくださーい」のたびに嬉しそうに「しーっ」と言って指を立てるのでした。
“単純だけど好奇心をかきたてられる、あかちゃんによりそう絵本”というシリーズコンセプトに納得。いたずらっぽい表情であかちゃんと顔を見あわせていっしょに「しーっ」・・・かわいい反応を楽しめそうです。
<手を伸ばせば、珠玉の絵本がすぐに読める環境を>
厳選された絵本・児童書を毎月お届けしている「絵本クラブ」の【1歳コース】の全配本リスト作品をセットにしました。
この年齢に読んでおきたい作品を選書しています。特別なプレゼントにぜひどうぞ。
(すでにお持ちの作品は外して買い求めいただける便利なセットです)
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |