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「のびのび読み」におすすめ!赤ちゃんが笑う魔法の絵本、『ぱかっ』の作者 森あさ子さんインタビュー

赤ちゃんへの絵本の読み聞かせには、『のびのび読み』がオススメ!

「出産祝いにもらった赤ちゃん絵本に反応してくれなくて・・」「寝る前に読み聞かせしてもぜんぜんじっとしていてくれない!」そんなことが続いて、「本好きになってほしいのに、うちの子絵本好きじゃないみたい」とあきらめた経験がある方も多いですよね。

 

そんな悩みをもつ小さなお子さんのママ・パパには「のびのび読み」がおすすめです。ポプラ社が提案する「のびのび読み」は、もっともっと、親子で自由に絵本を楽しんでもらう考え方です。監修の赤ちゃん学博士こと小西行郎先生からも、「絵本は親子のコミュニケーションの「道具」。絵本が子どもと話すきっかけになれば、それで十分だと思います。お行儀がわるくても、絵本をトンネルにしてあそんでいてもへいきです! 親子を笑顔にする読み方、それが『のびのび読み」なのです」とメッセージがよせられています。(のびのび読みパンフレットより抜粋)

『のびのび読み』実践のための3か条

「のびのび読み」3か条にはこうあります。

  • 【その1】いっしょに読むことがたのしい!
  • 【その2】お行儀よく読まなくてもへいき!
  • 【その3】好きなときでOK! 

なんだか楽しそうですね!これなら実践できそうです。最近では「のびのび読み」特設ホームページができたり、書店でフェアが企画されたりと、少しずつこの考え方が広がってきています。

「のびのび読み」にぴったり!赤ちゃんが笑う魔法の絵本『ぱかっ』

2017年7月には、「のびのび読み」にぴったりの赤ちゃん絵本『ぱかっ』が発売になりました。『ぱかっ』の表紙シールには「赤ちゃんがにっこり!笑います。ママたち公認 魔法の絵本」の気になる文字が…。実は、何度も何度も赤ちゃんたちの反応を確かめながら作られたのだそう。『ぱかっ』ができるまでについて、著者の森あさ子さんにお話を伺いました。

『ぱかっ』を読んでいるママと赤ちゃん。ご機嫌です♪

『ぱかっ』ってどんな絵本なの?

本をひらくと、ころんとしたたまごの絵。

「たまごさん たまごさん」と呼びかけてページをめくると…

「ぱかっ」! たまごの中からかわいいヒヨコがとびだしました。

今度はわにに向かって「わにさん わにさん」!

すると… 大きな口が「ぱかっ」とあきます。

 

なんてシンプル! でもこれがクセになっちゃうんです。

「ぱかっ」という言葉の響きのよさと、何かがひらく爽快感。そしてその後に絵が変わる驚きが、赤ちゃんの心を掴んではなしません。その証拠に、読めば思わずニッコリ笑顔。

ぱかっ

つぎからつぎへといろいろなものが、ぱかっ!と登場。言葉の繰り返しと、カラフルで楽しい絵変わりがくせになる1冊です。

赤ちゃん絵本『ぱかっ』には事前アンケートでこんなコメントが寄せられました。

「ぱかっ」というと、うちの子が「にこっ」となるので私までうれしくて「にこっ」となっちゃいました!

(ママ・男の子10ヶ月)

今回は赤ちゃんもママもにっこり笑顔にする1冊、『ぱかっ』の制作秘話を作者の森あさ子さんにうかがいます!

『ぱかっ』の作者 森あさ子さんインタビュー

作者の森あさ子さん

----すごくいいアイディアですよね! 思いついたきっかけはなんですか?

 

森さん---音の響きが面白いものでなにか描きたいと考えていたのですが、ある時ふと眺めていた木に実がなっていたんですね。この実が落ちてぱかっと割れたら…と思ったのがきっかけでした。果物がぱかっと割れるイメージからスタートしたので、初期のラフではりんごがぱかっとひらくところから始まっています。でももっといろんなものがひらいていっても面白いかなと。どんなものがひらいていったらおもしろいか、イメージをふくらませながら作りました。

 

----この本では、たまごやワニの他に、ちょっと意外なものも「ぱかっ」となるのが面白いですね! この内容はすぐに決まったのですか? 

 

森さん---そこにはかなり時間をかけました。編集者の方々といろんな「ぱかっ」をかんがえました。いまの3倍~4倍の量だと思います。

 

---そんなにたくさん! たとえばどのようなものがありますか?

 

森さん---最初の段階では、マトリョーシカも登場する予定だったんです。しばらくマトリョーシカで進めていたのですが、言葉の響きがこの本にはしっくりはまらなくて…。子どもたちにとってあまり身近ではないのではという声もあったので、よりなじみがあるダルマにしました。

 

こうして選りすぐりの「ぱかっ」を集めた後は、一般のママに協力を要請! ラフを赤ちゃんに読み聞かせしてもらい、その感想をアンケートに記入してもらったのだとか。

 

----赤ちゃんにきちんと届くものにするための一工夫があったのですね。その結果はいかがでしたか?

 

編集---高評価だったのですが、1箇所だけ、どの赤ちゃんに読んでもきょとんとしてしまうページが見つかりました。本描きになる前でしたので、森さんにご相談して別のものに変えていただきました。赤ちゃんに向けて絵本を作る難しさを痛感しました。

 

---- 森さんは1才の娘さんをお持ちだとか。赤ちゃん絵本はよく読まれるのでしょうか? 

 

森さん----はい。一緒に絵本を読んでいて、食べ物がでてくると自分もその絵をつまんで食べているフリをします。登場人物がお散歩していたり歩いているシーンを読んでいると「バイバーイ」と手をふったりしますね。

森さんと娘さん。とっても仲良し♪

----今回の『ぱかっ』の娘さんの反応はいかがでしたか?

 

森さん---「ぱかっ」のタイミングで、こちらを見ながら口を大きく開けていました。娘なりに楽しんでいるみたいです(笑)

 

----この作品は、森さんと同じように子育て真っ最中の親御さんと、その子どもたちに向けた作品かと思います。最後に、『ぱかっ』をこれから読もうかなと思っている方に向けて、メッセージをお願いします!

 

森さん---対象年齢は0・1・2才ではあるんですが、年齢を問わずいろんな方に読んでもらえたらうれしいです。感覚的に楽しめる絵本だと思うので、赤ちゃんとママのコミュニケーションツールになってくれたら、それがいちばんですよね! 親子で一緒に楽しんでほしいです!

 

----森さん、ありがとうございました!

【プロフィール】

森あさ子 (モリアサコ)

1975年生まれ。女子美術大学卒業。

映像美術デザイナーを経て2005年よりイラストレーター・グラフィックデザイナーとして活動。ほかの作品に『あなのなか』(岩崎書店)がある。子ども向けワークショップなども開催している。一児の母。

https://www.poplar.co.jp/company/nobinobiyomi/
掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部

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