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岩崎書店 イチオシ新刊 PICK UP

知っているおはなしから英語に親しむ! 名作絵本がCDつきの英語版で登場「英語版 いわさき名作えほん CDつき」シリーズ全5巻

2020年4月から、小学校3年生以上の英語教育カリキュラムが本格的に始まりますが、みなさんはなにか準備をしていますか?
「子どもが英語に触れるのは初めて」、「なにか良いものがあったら試してみたい」と思っている方におすすめなのが、日本語の絵本と同じように、手軽に楽しめる「
英語版 いわさき名作えほん CDつき」シリーズです。
この絵本シリーズは、子どもたちに人気のおはなし5作品を英語に訳したもの。子どもたちが楽しく英語に親しむことができる工夫がこらされた、英語学習の導入にぴったりの絵本です。

楽しみながら英語に親しめる3つの工夫

「習うより慣れろ」ということわざがありますが、英語に親しむ第一歩としておすすめなのが、英語をたくさん聞いてみること、つまり「英語の耳慣れ」です。
でも「英語ならなんでもOK」というわけではありません。
「なんだろう?」と子どもの興味を引き、「聞いてみよう」という気持ちにさせる英語を選んであげるのが、ポイントなのです。絵本といっしょに、そのポイントを解説しましょう。

知っているおはなしだから、頭に英語がスッと入ってくる!

英語版のシリーズに選ばれた5冊は、どれも日本語版で人気のある絵本ばかりです。

読みやすい順で紹介! 「英語版 いわさき名作えほん CDつき」シリーズ作品

Flower Trail はなのみち

光村図書の国語教科書(小1・上)掲載のロングセラー「はなのみち」が英語になった!
易しい英単語と文法、短文テキストで英語学習の導入に最適。

Go to Sleep はやくねてよ

寝てほしいときは英語でなんと言う?
数を数えたり、気分の変化のちょっとした言い回しも学べ、易しい英単語と文法、テキストで英語学習導入に最適。

One Apple りんごがひとつ

ロングセラー絵本「りんごがひとつ」が英語になった!
動物の名前やうなり声など、いきいきとしたリズムの英語で読み進められます。

Green Pepper Man with the Green Cape グリーンマントのピーマンマン

子どものたちのきらわれもののピーマンが、正義の味方になって大活躍!
得意技やセリフもリズミカルな英語で音読しやすく、英語学習を楽しく進められます。

The Ever-Growing Leg あしにょきにょき

ユーモアあふれるナンセンス絵本の決定版が英語に!
少し英語に慣れてきた頃に最適な文章量で、英語学習の意欲をさらに高めます。

全ページためしよみ公開中!

英語版と日本語版を見比べてみると、文字が違うだけであとはそのまま! 表紙を見ただけで「あっこれ知っている!」と、反応してくれる子もいるでしょう。
例えば、幼稚園や保育園のおゆうぎ会で親しまれている、『グリーンマントのピーマンマン』。「オペレッタ」といって、歌を歌いながらおはなしを楽しむ絵本なので、歌を聴いたことや、自分も小さいころ踊ったという親御さんもいるのでは?

『グリーンマントのピーマンマン』より。のどいたバイキンをピーマンマンがやっつけるぞ!
『Green Pepper Man with The Green cape』より。英語の必殺技だと、ピーマンマンもアメリカンヒーローみたい!

あらかじめ知っているおはなしなら、今どんなことが起きているのか、絵本の中のキャラクターたちがなにをしゃべっているのかも、子どもたちはちゃんとわかっています。その分、聞こえてくる英語に耳を傾ける余裕が生まれます。

 

おはなしの盛り上がりで飛び出すピーマンマンの必殺技「ピーマン ピカピカこうせん」が、「Green Pepper Leser Beam」と、普段でもよく耳にする言葉が入っているのもポイント。「レーザービーム」のように日本語としてなじみのある言葉でも、英語で聞いたときのイントネーションの違いを口に出しておもしろがってみたり、『ピカピカこうせんってレーザーのことなの?』と、日本語と比べだしたりしたら、子どもの心をつかんだも同然! 繰り返しCDを聞いて楽しむうちに、丸ごと暗記できちゃうかもしれません。

 

正確な意味がわからないまま、文章を丸ごと暗記してもだいじょうぶ。後で文法を習ったときに「そうだったのか!」と腑に落ちたときに初めて、小さいころに触れた英語が活きてきます。ずいぶん先の長い話かもしれませんが、子どもが小さいうちは楽しむことがいちばん! 『Green Pepper Man with The Green cape』で、歌を英語でいっしょに歌いながらピーマンマンごっこをして、大人もいっしょに遊んじゃいましょう♪もちろんCDは、ピーマンマンごっこが盛り上がるオペレッタになっています!

CDを聴きながら絵を見て、おはなしが想像できる!

絵本には、ネイティブスピーカーであり、英語教室「リトル・アメリカ」で30年余英語教育に携わってきたアメリカ人Helene Uchidaさんの朗読を収めたCDがついています。おはなしが始まる前に音楽が入っていて、「これからおはなしを読みますよ」という雰囲気が高まります♪

朗読に合わせてページをめくってみると、文字が読めなくても、絵の雰囲気からなんとなくおはなしが想像できます。

日本語の絵本と同じく、文字を追わずに絵を楽しんでみましょう。英語の響きがBGMのように、リズミカルに流れます。

おはなしが終わると、最初に聞いた音楽がまた流れます。始まりとおしまいの音楽は、楽しい時間が始まる合図。「この音楽が聞こえたら、本を読んでもらえる!」と、子どもたちにもすぐに覚えてもらえそうです。

 

英語は、子どもにとって「聞いたことがないこと」、「自分がわからないこと」。英語の音に触れることは、「これなに?」という子どもの好奇心をくすぐり、興味を持つきっかけにピッタリなのです。
最初はまったく聞いていなさそうな様子でも、繰り返し音を聞いているうちに、「これ、よく聞くけれど、なんだろう?」と興味を持つ瞬間がやってきます。すると、今度は「もっとちゃんと聞いてみよう」と、集中して耳を傾けるようになるでしょう。そうなったらめっけものです!

 

『Flowers Trail』の朗読時間は、わずか1分半ほどです。これなら、小さな子でも集中して楽しむことができそうですね。

学校や図書館の読み聞かせにも使える付属CD

CDには「ナレーションのみ」と「ナレーション+ページをめくるタイミングでベル音あり」の2種類の音源が収録されています。その内容を詳しく説明します。


・「ナレーションのみ」

再生すると、始まりの音楽→英語の朗読→終わりの音楽が流れます。ページごとに違う音楽が流れる作品もあります。BGMがあると、読む側も聞く側も気分が盛り上がりそうですね♪

 

・「ナレーション+ページをめくるタイミングでベル音あり」

始まりの音楽→英語の朗読→終わり音楽の順番で再生されるのは同じですが、ページをめくるタイミングで「チン」というベル音がなります。絵を見る時間が含まれているので、「ナレーションのみ」よりも少し長めの再生時間になっていて、大人がひとりでも手軽に読み聞かせができます。ボランティアの読み聞かせや学校の授業、図書館での催し物など、いろんな場面で活躍しそうですね。

日本語と見比べて英単語を覚えられる!

絵本の巻末には日本語の文章が収録されているので、「英語でなにを言っているのか、意味がわからなくて大変そう」という心配は無用です。知っているものや、意味がわかる英単語を拾っていくだけでも、英単語を覚えるきっかけになります。

 

英語がまったくしゃべれなくても問題ありません! 発音は全部CDにお任せでOK。だれでもすぐに、子どもといっしょに、英語で絵本が楽しめます。

絵本をきっかけにして「英語が好き!」になる子に

絵本とCDで、子どもが英語に親しむ第一歩を踏み出すことができたら、次は「覚えた英語を使えるようになる」環境づくりに挑戦してみませんか? 絵本を活用して、いつもの生活に英語を取り入れる、ちょっとした工夫を紹介します。

(1)TV番組のまねをして同じ時間帯に繰り返しCDを流す

まずは普段の生活の中で、子どもが英語を耳にする時間を増やしてみましょう。繰り返し耳にしているうちに、英語が「知らない言語」から「なんとなく知っている言語」に自然となっていきます。

おすすめは、CDを流しながら絵本を読み聞かせする、TV番組のまね。おやつの前や夕食の前など、だいたい同じ時間帯にすると、「毎日のお楽しみ」にもなります。


ポイントは、同じ絵本を繰り返し使うこと。何週間か続けてみて、「飽きていないかしら?」と心配になったら、絵本を読んでいるときのお子さんの表情や態度を、よーく観察してみましょう。絵をじっと見つめたり、いっしょうけんめい聞こうとしたりといった様子が見られたら、だいじょうぶです。お子さんによっては、遊んでいて聞いていないように見えても、実はちゃんと聞いている場合もあるようなので、TV番組の流し見のように、「しっかり見たり聞いていたりしていなくてもいいかな」くらいの気持ちで、気楽にトライするとよいかもしれません。

(2)絵本に出てきた英語を周囲で見つけよう!

「英語なんてあまり縁がない」と思っていませんか? よーく周囲を見回してみると、実はいろんなところに「英語」が使われています。おもちゃや商品の表示、テレビから流れてくる音声にカタカナ言葉。今や、英語を一言も耳にしない状況の方が、珍しいくらいです。

 

違う絵本を読んだとき、TV番組を見ているとき、外にお散歩に出たり、お買い物をしたりするときなど、いろんな場面で英語を探しっこしてみましょう。そして、絵本に出てきたものや、知っている英単語を見つけたら、「こんなの見つけたよ」と子どもとおしゃべりを楽しんでみてください。

耳で聞いたことや絵本で読んだものと同じものが、実際に自分の周りにあることを発見すると、子どもの脳の中で知識と体験が結びついて、新しいことを知ることがますます楽しみになります。そこに大人の「すごいね! よく知っているね!」というほめ言葉が加われば、自分を認めてもらえたといううれしさで、子どもの目がますます輝くかも!

 

日本語版の絵本は5作品とも、3歳~小学校低学年が対象年齢となっています。

英語版のシリーズ5作品を読みやすい順番にすると、次のような目安になります。

 

『Flowers Trail』・・・くま、りす、バッグなどのやさしい英単語と、短文テキストで英語学習の導入にぴったり。

『Go to Sleep』・・・数、気分の変化が英語でわかる。

『One Apple』・・・動物の名前や、うなり声の擬音が登場。

『Green Pepper Man with The Green cape』 ・・・オペレッタで歌を歌いながら、楽しく英語に親しめる。

『The Ever-Growing Leg』・・・少し英語に慣れてきた時期にぴったり。

 

どの本から読むか迷ったら、子ども自身に選んでもらってもいいですね。

(1)と(2)を繰り返して英語を定着させる

あとは折に触れて、絵本を読むことと、現実の世界で使うことを繰り返していくだけです。「英語を定着させる」というと特別なことをするように聞こえますが、実は、言葉を知らない赤ちゃんに日本語で語りかけるやり方と、まったく同じなのです。

お子さんが、言葉を覚え始めたときを思い出してみてください。意味や正確な音がわからなくても、なんとなく通じていて、しばらくすると意味がわかっていたり、いつの間にかちゃんと話せるようになっていたりしますよね。

 

ではなぜ、日本語はペラペラになるのに、英語はそうならないのでしょう?

それは、日常で使う言葉の量の差です。母国語に比べて、外国語を使う量に差があるのは当然です。できる範囲でちょっぴり英語多めの生活にしてみるなど、みんなで楽しむのがおすすめです。


いかがでしたか?

 

この記事を書いているとき、もう15歳になったわが子が『グリーンマントのピーマンマン』の日本語のオペレッタを耳にして「なにこれ。変だけどおもしろい」と真似をして歌い始めました。数回聞いたあとに、改めて文として読むとスッと頭に入るらしく、「学校の英語もこれくらい楽しかったらよかったのに」とポツリ。「楽しんで学ぶ」大切さは、子どもにとってすごく意味があることなんだと、教えられた気がしました。

 

ぜひ『英語版 いわさき名作えほん CDつき』をきっかけに、英語を学ぶ楽しさに触れてみてください。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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