子どものイタズラ大集合! 笑いで怒りも吹き飛ぶ『やるとおこられそうなこと』
子どものイタズラに手を焼いている大人のみなさん! 子どもを叱りながらも、内心ちょっと笑ってしまったり、子どものなりの理屈を聞いてなるほどと思ってしまったりするイタズラに心当たりはありませんか? 『やるとおこられそうなこと』は、そんな発想力豊かな子どものイタズラを、ユーモラスな絵で楽しませてくれる絵本です。
思わず吹き出す子どものイタズラがいっぱい!
ズボンでうさぎ、スパゲッティでタコ…子どものおもしろいたずらのオンパレード。くすっと笑えて、思わずやってみたくなるかわいいいたずらがスピード感あふれる展開で登場。めくるたびに、次はなにをするの?とつい期待してしまうユニークな絵本。
全ページためしよみ公開中!
キウイやペットでなに作る? 連想ゲームで楽しもう♪
絵本を開くと、右のページにアイテムが描かれています。さて、これを使って子どもがやることといえば…?
頭にかぶる!!
このイタズラ、お支度で忙しい時間にやられると「遊んでないで早くやりなさーい!」と言いたくなっちゃうヤツですね。
さてお次はキウイ。「食べ物で遊ばない」と普段から言っているお家も多いと思いますが…
やっぱりやった!!
そうそう、キウイの切り口って、人間の目みたいだものね。いっしょうけんめい演技している顔を見ると、ちょっと笑っちゃいますよね。
こんなふうに、「次はコレでなにをするのかな?」と想像しながら読むと、ページをめくっていくのがどんどん楽しくなってきます。
でもだんだんイタズラがエスカレートしてきて、おかあさんのワンピースで遊びはじめました。
「こんなことしていると、おかあさんに見つかっちゃうよ!」と、ドキドキしながら読み進めていくと……?
おはなしのラストは、ぜひ絵本でお楽しみください。
子どものキラキラした「ドヤ顔」で怒りも吹き飛ぶ!?
この絵本のいいところは、なんといってもイタズラを披露しているときの男の子の「ドヤ顔」! うれしさとほこらしさに輝く、満面の笑みを大人に向けるその純朴さ(おバカさ加減?)に、思わず「コラ!」と言うのを忘れちゃいそうです。
さらに絵本のあとがきには、川之上英子さん健さんご夫妻の息子さんが「やってしまった」イタズラエピソードや、健さんが小さいころのイタズラばなしが披露されていますので、最後の最後まで楽しめます。
絵本のカバーにも、クスリと笑えるネタがあるので、見つけてみてくださいね。
いかがでしたか?
実は、子どもが食べ物や身近にある物をいじって遊ぶのは、好奇心の表れだそうです。大人から見ると「イタズラ」ですが、子どもにとっては大実験! 子ども自身に危険がないようなら、子どもの好奇心の芽が伸びるように、見守ってあげるのも大人の役目なのかもしれません。
本当にやられると困るけれど、絵本の中だったらなんでもOK! 「自分だったこんなイタズラをしようかな♪」と、お子さんといっしょに想像しながら、絵本を楽しんでくださいね。
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