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Z会の小学生向け新教養書「99%シリーズ」で思考力アップ! 10年後の未来を変えよう

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=175769

小学生のみなさん! 私は大学卒業後、就職してもう何十年も働いている大人ですが、この「99%シリーズ」を読んで、「私が小学生のときにこの本を読んでいたら、絶対に未来が変わっていたのに」と本気で思いました。なぜなら「課題解決のヒケツ」に「プログラミングの創造力」、「統計グラフのカラクリ」に「読み取るチカラ」、そして将来に備えて切実に教えてもらいたい「お金と社会のミライ」と、大人が読んでも今すぐ仕事や日常の問題解決に役立つ知識やコツが、とてもわかりやすく書いてあるからです。

 

そして、このシリーズを小学生から読むことができるみなさんを「うらやましい」と思う点が、私が失敗して、悩んで、苦労して、十数年かけてようやく自分なりに身につけたと思っていた「社会で生きていく知恵」が、身近でわかりやすい例とともに、より優れた形で紹介されていること。

 

そんな大人が本気でおすすめするZ会の「99%シリーズ」を、3回にわけて紹介します!

第1回は、思考力を養う『99%の小学生は気づいていない!? 課題解決のヒケツ』と『99%の小学生は気づいていない!? プログラミングの創造力』の2冊です。

「困った」を解決する考え方のコツをまとめた「秘伝」が登場!

人生は「課題解決」の連続!そのときより良いやり方を考える「課題解決」の方法を伝授

99%の小学生は気づいていない!? 課題解決のヒケツ

10年後のキミが変わる!人生は課題解決でいっぱい!
未来のために、いま小学生に知っておいてほしい大事な考え方を身につける学習読み物です。教科書では学べない、これから生きていくために大切な力が身につきます。
毎日の生活の中で立ちはだかる大小さまざまな課題について、その解決方法は状況に応じてさまざまですが、それを導くためのステップはいつも同じ。本書で秘訣を身につけておけば、この先ずっと役立ちます。

課題解決のための5つのステップを伝授!
問題が発生してから解決に向かうまでのやり方を物語で紹介します。日常生活のさまざまな場面で応用できる「5つのステップ」を秘訣として伝えます。

いつもの学校のいつもの教室。毎日学校に通っていると、日々いろんなコトが起きます。楽しいことならいいけれど、「忘れ物しちゃった」、「教室にハチが入ってきた!」なんてハプニングが発生することも! そんなとき、うまく解決できたらステキですよね。

実は、困ったことをうまく解決するには「コツ」があります。

『99%の小学生は気づいていない!? 課題解決のヒケツ』では、問題を上手に解決する方法を「秘伝」と名付け、小さい問題から大きな問題まで段階を踏んで、おはなしに登場する小学生のマコト、ユウリ、アユム、ヒカルと一緒に「秘伝」の使い方を学べるようになっています。

 

その秘伝がコチラ!

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この「秘伝の書」に出会う前、4人はなにか困ったことがあると、自分で考える前にお父さんを呼んで、問題を解決してもらっていました。するとお父さんがあきれたように「少しは自分で考えなさいよ」と言うのです。

 

「でも考えるっていっても、何を考えればいんだろう?」と思いますよね。そこで「秘伝の書」が役に立つのです。

おはなしを読むと「秘伝」の使い方が理解できる

本書では「困ったなぁ、どうしよう……」というおはなしが12こあります。「1キロのオレンジ」は、お父さんとスーパーに買い物に行ったマコトのおはなしです。

マコトはオレンジを1キロ分買いたいのに、売り物のオレンジの袋に重さが書いていないことに気づきました。するとお父さんが、マコトに声をかけます。

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「困ったね、何が課題か見極めよう!」

マコトがお父さんの言葉で、自分が発見したことを伝えると、今度は「その背景は?」と質問されます。「背景」がなんのことかわからないマコトに、お父さんがさらに質問を重ねます。

「オレンジの袋に重さが書いていないと困るのは、マコトに何かしたいことがあるからだろう?」

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お父さんの質問で、マコトはまた考えました。自分がしたいこと、それは、売り物のオレンジ1袋の重さが1キロあるがどうか知りたいということでした。でも、手がかりはなにもありません。するとまたお父さんが言います。

「条件を挙げよう!」

そうやってお父さんと話しながら、マコトは身近にあるものを使って課題を解決し、無事に1キロくらいのオレンジを買うことができました。そしてその夜、お父さんの言葉が何かに似ていることに気づきます。それはなんでしょうか? ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。

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「子どもの思考力を育てたい」大人の声かけのお手本にぴったり!

「秘伝の書」は、小学生だけでなく大人でも使えるワザであることはわかっていただけたと思いますが、ほかにも大人に役立つことがもう1つあります。それは、日々の生活の中で子どもたちが「秘伝の書」を使った「課題解決」ができるようにサポートする「声かけの方法」です。

「1キロのオレンジ」で、お父さんはマコトに直接解決方法を教えるのではなく、「困っていることはなに?」とか「周りになにがあるのかな?」など、マコトが自分で考えて答えを出せるようなヒントを口にしています。

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子どもに「どうしよう」と言われると、つい「○○すればいいよ」と一発で答えを教えてしまいがちですが、それでは「××の場合は○○すればいい」という条件と解決法だけをごく少ない例から学習するだけで、なぜ「○○すれば」問題が解決するのか、他に方法はなかったのかなど、問題を考えて導き出す過程がすっ飛ばされてしまうのです。

 

それでも、ある程度の問題は解決できるでしょう。でも、もっと大きくて複雑な問題になったときに、「こんな問題は経験したことがない」から「どこから手をつけたらよいのかわからない」という事態になるかもしれません。人生で起きる問題は、それこそ人それぞれ。親子でまったく一緒の問題に当たるわけではありませんし、大人でも世の中で起きるすべての問題を経験することはできません。だからこそ「考える力」が必要なのです。そして「考える力」は、日々の生活の中で鍛えることが可能です。本書のおはなしを参考にいつもの会話をちょっと変えてみると、10年後の子どもの未来も変わるかもしれません。

 

とはいえ、なかなかマコトのお父さんのような「的確な返し」は難しいですよね! そんなときは「どうしよう」と聞かれたら、「どうしたらいいと思う?」と質問を返す、オウム返し作戦がおすすめです。きっと子どもなりに一生懸命考えて答えを聞かせてくれはずなので、大人も一生懸命耳を傾けてあげたいですね。

目標はロボットと鬼ごっこで遊ぶこと!物語を楽しみながら思考方法の極意を学ぼう

ロボット・プログラミング学習キットKOOV®などを提供しているソニー・グローバルエデュケーションが監修

99%の小学生は気づいていない!? プログラミングの創造力

ロボットと鬼ごっこをするには?
「ロボットに鬼ごっこをさせるにはどうプログラミングしたらいいか?」を考える中で、プログラミング的思考のエッセンスや創造性を学ぶことができます。

10年後のキミが変わる!
未来のために、いま小学生に知っておいてほしい大事な考え方を身につける学習読み物です。教科書では学べない、これから生きていくために大切な力が身につきます。

”プログラミングの極意”でプログラミングのやり方がわかる!
プログラミングの基本となる考え方や、新しいものを生み出すプログラミングの創造力を、小学生にもわかりやすく伝えます。巻末には、ビジュアルプログラミングが体験できる、ソニー・グローバルエデュケーション監修のKOOVの体験サイトを紹介しています。

まずはどんなおはなしか、あらすじを紹介しましょう。

 

小学5年生のタスクは、思いっきり走り回る鬼ごっこが大好き! でも小学1年生の妹マイと2人で鬼ごっこするのは、ちょっと無理そうです。そんなときに出会ったのが「ろじかる仙人」でした。

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仙人は、大切な金色のひょうたんを拾ってくれたお礼に、2人と一緒に鬼ごっこをしてくれるロボットの“ボット”を出してくれました。ところが、“ボット”は鬼ごっこがどんな遊びかも知らないし、やったこともないのです。

「それじゃあ鬼こっご、できないじゃん!」

がっかりした2人に、仙人が“あること”をすればできるようになると言います。その“あること”が、「プログラミング」でした。でも「プログラミング」ってなんだろう? タスクもマイも、頭に「?」が浮かびます。

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そこで仙人は、身近でわかりやすい例を挙げて、簡単なところから順番に「プログラミング」について2人に教えてくれるのです。

ストーリー仕立てだからすいすい読める! プログラミングの入門書にぴったり

ボットになにかして欲しいことは、マイクで話しかけるだけ。音声で入力するプログラミングもあるという情報も、ちゃんと本にかいてあります。マイクをつけたら、さっそく鬼ごっこ開始! ボットが鬼で、タスクとマイは子の役です。ところが、タスクとマイが逃げてもボットが動きません。そこでタスクはボットに一生懸命話しかけるのですが、この会話が大きなヒントになっているのです。

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ボットは、人間と同じように自分で考えて動くことができません。だからどんな動きをしたらよいか、動きの順番や動き方、動く範囲まで、全部正確に指示をする必要があるのです。この会話、タスクは真剣ですが、コントみたいなおかしさがあるので、1回目はニヤニヤしながら読めてしまいます。

 

例えば、誰をつかまえてよいかわからないというボットに「誰でもいい」と言うと、誰でもとは誰だと言う。そこで「つかまえやすそうな子だよ」と教えると、今度はつかまえやすそうな子はどんな子か聞き返されて。友だちだったら「鬼は子を捕まえればいいんだよ」と基本的なルールを教えてあげればすぐに遊べるのに、ロボットってなんだか不便ですよね。そこで仙人が、ボットに動きを教えるためのヒントを出してくれました。

 

ボットは一度にたくさんのことができないので、まずは1つ小さな目標を立てます。目標は「タスクをつかまえること」。さっきの「誰か」とか「捕まえやすそうな子」という目標に比べて、ズバリ、捕まえる人の名前になりました。これはわかりやすい!

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さて目標が定まったら、次は捕まえるまでの動きを整理します。そうしたら、なんと命令しなくてはいけない言葉が4つにもなりました。図にすると、実際にボットにどんな風に動いて欲しいのか、よくわかります。鬼が子を捕まえるだけの動きに、こんな順番で考える必要があったなんて新発見!

 

ところが、ちゃんと動きの指示を入れたのに新たな問題が発生しました! ボットがタスクばかり追いかけてくるので、タスクはもうへとへとです。「どうしたらいいんだろう?」。

こうしてプログラミングしては実行して、うまくいかなかったら問題がなにかを見つけて、その問題を解決する方法を探し、解決できたらまた実行するを繰り返して……。果たしてタスクは、ボットと楽しく鬼ごっこで遊べるようになるのでしょうか? 結果は本でお楽しみください。

プログラミングに挑戦できる! VIRTUAL KOOVの体験つき

巻末には、本書を監修したソニー・グローバルエデュケーションのVIRTUAL KOOVを体験できるアドレスが掲載されています。本を読んで、実際にプログラミングに挑戦してみたいと思ったら、すぐにお試しできるのが便利!

2冊の本に共通する「論理的な思考方法」のコツ

『99%の小学生は気づいていない!? 課題解決のヒケツ』には、困ったことを解決するための考え方のヒントが詰まっています。まずは「ゲームがイイところなのに、宅急便が来ちゃった!」とか「すごく眠いけど、宿題をしなくちゃいけない」なんて、身近で簡単に解決できそうなところから「秘伝の書」を参考に考えてみてください。そして日々困ったことが起きる度に、同じ方法で考えるようにしていくと、そのうち考え方の癖がついてきます。それを10年間続けたら、いつ・どこで・どんなことが起きても、自分の力で解決の糸口を見つけることができる大人に成長していると思います。

 

そして最初に書いた通り、本書は中学生以上から大人のみなさんにもおすすめです! 特に「秘伝の書」の「其の二 背景を分析せよ。」と「其の三 条件を挙げよ。」は、これまでなんとなくしかできていなかったので、とっても役に立ちました。だからこそ重ねて言います。「私が小学生のときに、そして子どもが小学生のときにこの本があったら良かったのに!」と。

 

本書は「絵本ナビ 絵本アプリ」でためしよみもできますので、こちらもご活用ください。

「99%シリーズ専用読書メモ」で差がつく読書感想文を書こう!

もうすぐ夏休み! 気兼ねなく思いっきり遊びためにも、宿題は早く終わらせてしまいたいですよね。特に絵本ナビの記事を読みにきてくれる小・中学生のみなさんの一番の関心が、読書感想文。

 

実は高い評価を受けたり、賞を獲ったりしている読書感想文には、ある法則があります。それは、「自分自身の体験」を、作品のテーマや内容にからめて書いていること。読書感想文を書くことが苦手な場合、「物語よりも説明文を選ぶと良い」と指導することもあるので、おはなしと説明文の両方の要素が入っていて、身近な出来事を扱っている「99%シリーズ」は、感想文を書くことが苦手な人にも得意な人にもおすすめです。

 

さらに今なら、Z会「99%シリーズ」のHPで「99%シリーズ専用読書メモ」のダウンロードができます! 「99%シリーズ」を読みながらや読んだ後、読書メモに自分が感じたことや考えたことを書きこんでいくだけで、感想文に書く内容が整理できる優れもの! ぜひ活用してみてくださいね。

https://www.zkai.co.jp/books/99series/ 「99%シリーズ専用読書メモ」のDLはこちらから! Z会「99%シリーズ」特設サイト
https://style.ehonnavi.net/ehon/pub_pr/2022/07/14_135.html 【連載】Z会の小学生向け新教養書「99%シリーズ」で10年後の未来を変えよう!【連載第2回目はこちら】

『99%の小学生は気づいていない!? プログラミングの創造力』は、私たちの生活を支えているコンピュータを、さらに便利に使えるようになるためには、どんな工夫が必要なのかを考える手助けになります。

私たちの日常を、さまざまなモノで支えてくれるコンピュータですが、日本のIT技術者は人材不足で、アメリカやインドに比べて半分の人数だそうです。「このアプリ、もっとこんな機能があったらいいのに!」とか「こんなアプリがあったらすごく便利なのに」と思ったら、プログラミングの始めどき。誰かが作ってくれるのを待つよりも自分で作った方が早いし、技術を身につけることができたら、あなた自身の世界が広がるはずです。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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