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絵本ナビニュース2017 

【news】大人気!日本美術の魅力を、ココロに響く直感キーワードで鑑賞。子どものための美術入門画集

(カバー表の作品:川瀬巴水『芝 増上寺』/1925年)

土偶、絵巻、浮世絵、戯画--。世界に誇るニッポンの美術をもっと身近に楽しもう!

東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)、葛飾北斎(かつしかほくさい)、歌川広重(うたがわひろしげ)、尾形光琳(おがたこうりん)など、すばらしい日本の絵師たちの作品が、つぎつぎと日本における展覧会で公開され、話題を集めています。京都国立博物館の国宝展も大きな話題を呼び、いま、まさに日本美術が一大ブームです。

本書は、アートディレクターでもある結城昌子さんが、西洋美術を紹介した『直感こども美術館 見てごらん!名画だよ』のシリーズ続編としてつくった日本編です。

なんとも不思議な姿の土偶、平安貴族のみやびを伝える「源氏物語絵巻」、ユーモラスな「鳥獣人物戯画」、北斎や歌麿の浮世絵、個性的な若冲や蕭白の作品、絢爛豪華な襖絵--。日本が世界に誇るすばらしい美術作品の数々に、本書では、ユニークなキーワードを付し、読者と対話するような親しみやすい語り口で、名品の見どころをわかりやすく紹介していきます。

「大きなおしり!」の縄文時代の土偶、「はっけよい のこった のこった」の場面の鳥獣戯画、「お江戸のアイドル」である歌麿の三美人、そして、源氏物語からは「千年前の夫婦げんか」など、なにそれ?どんな絵なの?と思わず興味をひかれるユーモラスなキーワードに導かれながら、美術を通して、日本のスゴイ!を実感できる、子どものための、そして大人も楽しめる画集です。

この機会に、親子で日本の美術を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(『源氏物語絵巻』〈夕霧部分〉/平安時代【国宝】)
(葛飾北斎『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』/1830年代はじめ)
『直感こども美術館 すごいぞ!ニッポン』
直感こども美術館 すごいぞ! ニッポン美術

土偶、絵巻、浮世絵、戯画…。ニッポンのすばらしい美術を、
ユニークなキーワードとともに楽しく親しみやすく紹介!
千年前の夫婦げんかからお江戸のアイドルまで。
なんとも不思議な姿の土偶、平安貴族のみやびを伝える「源氏物語絵巻」、
ユーモラスな「鳥獣人物戯画」、北斎や歌麿の浮世絵、
個性的な若冲や蕭白の作品、絢爛豪華な襖絵などなど。
本書は、そうした作品とともに、細やかで美しいニッポン独自のココロを伝える、
子どものための、そして大人も楽しめる画集です。
☆話題の国宝も多数掲載!

【作品例】
・[縄文時代] 縄文のヴィーナス【国宝】
・[平安時代] 普賢菩薩像【国宝】
・[鎌倉時代] 鳥獣人物戯画【国宝】
・[安土桃山時代] 桜図(長谷川久蔵)【国宝】
・[江戸時代] 風神雷神図屏風(俵屋宗達)【国宝】
・[江戸時代] 見返り美人(菱川師宣)
・[江戸時代] 池辺群虫図(伊藤若冲)
・[江戸時代] 龍図(長澤芦雪)
・[大正時代] 炎舞(速水御舟)
・[大正時代] 群青富士(横山大観)
などなど!

「直感こどもびじゅつ館」シリーズ
直感こどもびじゅつ館 見てごらん!名画だよ

名画は友だち!15世紀から現代アートまで巨匠45人の名画を独自の視点で紹介する美術絵本。名画の中には秘密や謎がいっぱい。名画に出会う旅にでかけよう。


直感こどもびじゅつ館 プリミティブ・アートってなぁに?

キュートでポップな世界の精霊が大集合!人々の祈りがこめられた仮面や道具などのアート作品を詳しく解説。世界の文化を楽しく学ぶことができます。


掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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